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広辞苑の検索結果 (5)
ぜん‐たい【全体】🔗⭐🔉
ぜん‐たい【全体】
①身体の全部。全身。
②一まとまりのもののすべて。総体。「クラス―を見渡す」
③(副詞的に)
㋐もともと。元来。狂言、隠狸「―身どもに隠すと見えた」。「―君が悪いのだ」
㋑疑問の意を強める。いったい。「―何が気にいらないのだ」
⇒ぜんたい‐しゅうごう【全体集合】
⇒ぜんたい‐しゅぎ【全体主義】
⇒ぜんたいしゅぎ‐こっか【全体主義国家】
⇒ぜんたい‐ろん【全体論】
ぜんたい‐しゅうごう【全体集合】‥シフガフ🔗⭐🔉
ぜんたい‐しゅうごう【全体集合】‥シフガフ
〔数〕ある集合の要素、部分集合のみに注目したときの、もとの集合をいう。↔部分集合。
⇒ぜん‐たい【全体】
ぜんたい‐しゅぎ【全体主義】🔗⭐🔉
ぜんたい‐しゅぎ【全体主義】
(totalitarianism)個人に対する全体(国家・民族)の絶対的優位の主張のもとに諸集団を一元的に組み替え、諸個人を全体の目標に総動員する思想および体制。
⇒ぜん‐たい【全体】
ぜんたいしゅぎ‐こっか【全体主義国家】‥コク‥🔗⭐🔉
ぜんたいしゅぎ‐こっか【全体主義国家】‥コク‥
全体主義を原理とする国家。多くは一国一党制をとる。代表的なものはナチス‐ドイツ・ファシスト‐イタリア。スターリン時代のソ連を含めることもある。全体国家。
⇒ぜん‐たい【全体】
ぜんたい‐ろん【全体論】🔗⭐🔉
ぜんたい‐ろん【全体論】
〔哲〕全体は部分の総和としては認識できず、全体それ自身としての原理的考察が必要であるとする考え方。↔原子論
⇒ぜん‐たい【全体】
大辞林の検索結果 (6)
ぜん-たい【全体】🔗⭐🔉
ぜん-たい 【全体】
■一■ [0] (名)
(1)物・事柄の全部。すべての部分を含む一まとまりの総称。
⇔一部
「会社―の意見」「―的に見る」「―をつかむ」
(2)からだの全部。全身。「―ヲ泥ノウチニナゲテ/天草本伊曾保」[節用集(文明本)]
■二■ [1] (副)
(1)もともと。元来。「―こんなことを言い出した君が悪い」「―お前,気が小さ過ぎらあ/夜行巡査(鏡花)」
(2)(疑問の意を強く表す)いったい。いったいぜんたい。「―今ごろ何をしていたのか」「江藤さんとは―誰の事ぢや/富岡先生(独歩)」
ぜんたい-しゅうごう【全体集合】🔗⭐🔉
ぜんたい-しゅうごう ―シフガフ [5] 【全体集合】
〔数〕 ある集合について,その部分集合だけを考えるときの,もとの集合。例えば,有理数の集合だけを考える場合には,有理数全体の集合が全体集合である。
⇔部分集合
ぜんたい-しゅぎ【全体主義】🔗⭐🔉
ぜんたい-しゅぎ [5] 【全体主義】
〔totalitarianism〕
個人は全体を構成する部分であるとし,個人の一切の活動は,全体の成長・発展のために行われなければならないという思想または体制。そこでは,国家・民族が優先し,個人の自由・権利が無視される。
→個人主義
ぜんたい-しゅぎ-こっか【全体主義国家】🔗⭐🔉
ぜんたい-しゅぎ-こっか ―コクカ [7] 【全体主義国家】
全体主義の政治体制をとる国家。ナチス-ドイツ・ファシスト-イタリアがその典型。
ぜんたい-ろん【全体論】🔗⭐🔉
ぜんたい-ろん [3] 【全体論】
心理学・社会学・生物学などで,対象を単なる要素の総和ではない独自の一まとまりをなす存在としてとらえようとする立場。一定の要素・性質に還元する考え(原子論・機械論など)に対していう。ホリズム。
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