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広辞苑の検索結果 (5)

ぶん‐せき【分析】🔗🔉

ぶん‐せき分析】 (analysis) ①ある物事を分解して、それを成立させている成分・要素・側面を明らかにすること。「情勢を―する」 ②〔化〕物質の検出・特定、また化学的組成を定性的・定量的に識別すること。 ③〔論〕 ㋐概念の内容を構成する諸徴表を要素に分けて明らかにすること。 ㋑証明すべき命題から、それを成立させる条件へつぎつぎに遡ってゆく証明の仕方。 ↔総合。 ⇒ぶんせき‐かがく【分析化学】 ⇒ぶんせきてき‐ていぎ【分析的定義】 ⇒ぶんせき‐てつがく【分析哲学】 ⇒ぶんせき‐はんだん【分析判断】

ぶんせき‐かがく【分析化学】‥クワ‥🔗🔉

ぶんせき‐かがく分析化学‥クワ‥ (analytical chemistry)物質の分析を行う基礎となる理論および技術について研究する化学の一分野。 ⇒ぶん‐せき【分析】

ぶんせきてき‐ていぎ【分析的定義】🔗🔉

ぶんせきてき‐ていぎ分析的定義】 〔論〕総合的定義に対して、概念内容の分析によってその本質的規定をなすもの。→発生的定義⇒ぶん‐せき【分析】

ぶんせき‐てつがく【分析哲学】🔗🔉

ぶんせき‐てつがく分析哲学】 (analytic philosophy)フレーゲとラッセルの論理学的研究に起源をもち、論理実証主義の受容と批判を通じて形成されてきた哲学の総称。言語分析を中心的な方法とする。特に英米圏の哲学の主流がこれに属する。初期には、論理学・数学基礎論・科学哲学が中心であったが、現在では哲学のほぼすべての分野にわたる。 ⇒ぶん‐せき【分析】

ぶんせき‐はんだん【分析判断】🔗🔉

ぶんせき‐はんだん分析判断】 〔論〕カントの用語。主語概念のうちに述語概念が含まれており、主語を分析すれば成立する判断。この場合の知識は少しも新しい進展をみない。解明的判断。↔総合判断 ⇒ぶん‐せき【分析】

大辞林の検索結果 (8)

ぶん-せき【分析】🔗🔉

ぶん-せき [0] 【分析】 (名)スル 〔analysis〕 (1)ある事柄の内容・性質などを明らかにするため,細かな要素に分けていくこと。 ⇔総合 「事態を―して対処方針を立てる」 (2)知的活動の過程・方法の一。所与の対象・表象・概念などを,それを構成する部分・要素・条件などに分け入って解明すること。 ⇔総合 (3)物質に含まれている成分の種類や量を化学的・物理的に求めること。

ぶんせき-かがく【分析化学】🔗🔉

ぶんせき-かがく ―クワ― [5] 【分析化学】 化学分析の方法とその理論を研究する化学の一分野。 →化学分析

ぶんせき-しんりがく【分析心理学】🔗🔉

ぶんせき-しんりがく [4] 【分析心理学】 ユングの創始した広義の精神分析の一派。

ぶんせき-てき【分析的】🔗🔉

ぶんせき-てき [0] 【分析的】 (形動) ある事象をその構成要素に即して考察するさま。 ⇔総合的

ぶんせき-てき-ていぎ【分析的定義】🔗🔉

ぶんせき-てき-ていぎ [7] 【分析的定義】 〔論〕 定義の方法の一。定義される概念内容の本質的属性を分析的に規定するもの。 ⇔発生的定義

ぶんせき-てつがく【分析哲学】🔗🔉

ぶんせき-てつがく [6][5] 【分析哲学】 〔analytic philosophy〕 二〇世紀に主として英米を中心に展開された哲学。哲学的問題はそれを表現する言語形式を分析し,意味を明確化することによって解明または消去されるべきだと主張する。フレーゲ・ラッセルらによって創始された。記号論理学を用いた論理分析を重視する人工言語学派(前期ウィトゲンシュタイン,カルナップなど)と日常言語の使用形態を緻密に分析する日常言語学派(後期ウィトゲンシュタイン,ライル,オースティンなど)とに大別される。アメリカではプラグマティズムと結びついて独自の発展を遂げた(クワイン,デイビッドソン,ローティなど)。

ぶんせき-はんだん【分析判断】🔗🔉

ぶんせき-はんだん [5] 【分析判断】 〔哲〕 〔(ドイツ) analytisches Urteil〕 主語となる概念の内包のうちにすでに述語が含まれる判断。確実性を有するが,なんら知識を拡張させる判断ではない。 ⇔総合判断

ぶんせき【分析】(和英)🔗🔉

ぶんせき【分析】 (an) analysis;→英和 an assay (鉱石の).→英和 〜的な analytic(al).〜する analyze;→英和 assay.

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