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広辞苑の検索結果 (2)

じょうじつ‐しゅう【成実宗】ジヤウ‥🔗🔉

じょうじつ‐しゅう成実宗ジヤウ‥ 成実論を所依とする中国の仏教学派。鳩摩羅什くまらじゅうが漢訳した成実論の研究を主とし、梁代に最も隆盛をきわめた。日本では南都六宗の一つだが、三論宗に付属する。

じょうじつろん【成実論】ジヤウ‥🔗🔉

じょうじつろん成実論ジヤウ‥ 仏書。インドの訶梨跋摩かりばつま(Harivarman)の著。鳩摩羅什くまらじゅうの訳。20巻または16巻。四諦したいの意義を明らかにした仏教の綱要書。中国の梁代に盛んに研究された。→成実宗

大辞林の検索結果 (3)

じょう-じつ【成実】🔗🔉

じょう-じつ ジヤウ― [0] 【成実】 〔仏〕「成実宗(シユウ)」の略。

じょうじつ-しゅう【成実宗】🔗🔉

じょうじつ-しゅう ジヤウ― [4] 【成実宗】 南都六宗・中国一三宗の一。「成実論」に依拠し,これを研究する学派。五世紀初めの僧叡(ソウエイ)・僧導らに始まる。唐代に衰微。日本では一つの宗派を形成するまでに至らず,三論宗に付随して学ばれたが,平安以降さらに無視されるようになった。

じょうじつろん【成実論】🔗🔉

じょうじつろん ジヤウジツ― 【成実論】 仏書。一六巻または二〇巻。訶梨跋摩(カリバツマ)著。鳩摩羅什(クマラジユウ)訳。この世界全体は仮の現象にすぎず,すべては空であることを強調する。中国で,六,七世紀から空の強調にかたより,小乗仏教に属するとされた。

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