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広辞苑の検索結果 (8)
ほろ【母衣・幌】🔗⭐🔉
ほろ【母衣・幌】
①鎧よろいの背につけて飾りとし、時に、流れ矢を防いだ具。平安末期には五幅ほどの布帛ふはくで長くなびかせるように作った。室町時代からは内部に籠かご(母衣串)を入れて風をはらんだように作り、指物さしものとして用いた。「保侶」「保衣」などとも書く。平家物語9「紅の―をかけ」
母衣
②「ほろがや」に用いる布。
③風・雨・日光などを防ぐために車につけるおおい。「―馬車」
②「ほろがや」に用いる布。
③風・雨・日光などを防ぐために車につけるおおい。「―馬車」
ほろ‐がや【母衣蚊屋】🔗⭐🔉
ほろ‐がや【母衣蚊屋】
竹または針金を骨とし、母衣の形に作った小さい蚊屋。幼児用。〈[季]夏〉
ほろ‐ぐし【母衣串】🔗⭐🔉
ほろ‐ぐし【母衣串】
室町時代以後、母衣の心しんに入れた籠かご。
ほろ‐つけ【母衣付】🔗⭐🔉
ほろ‐つけ【母衣付】
筋兜すじかぶとの四天の鋲びょうの下にある穴から出してある紐の輪奈わな。俗説に母衣をつけるためという。
ほろ‐ばしゃ【幌馬車・母衣馬車】🔗⭐🔉
ほろ‐ばしゃ【幌馬車・母衣馬車】
幌でおおった馬車。
ほろ‐びき【母衣引】🔗⭐🔉
ほろ‐びき【母衣引】
近世の馬術の技。母衣串ほろぐしにかけた吹貫ふきぬき1反の母衣を背負って長く後方になびかせ、地につかないように疾駆するもの。
ほろ‐ぶくろ【母衣袋】🔗⭐🔉
ほろ‐ぶくろ【母衣袋】
母衣をしまい入れる袋。太平記29「或いは―より母衣取り出して」
ほろ‐むしゃ【母衣武者】🔗⭐🔉
ほろ‐むしゃ【母衣武者】
母衣をかけた武者。
大辞林の検索結果 (6)
ほろ【母衣】🔗⭐🔉
ほろ [1] 【母衣】
鎧(ヨロイ)の背につける幅広の布。流れ矢を防ぎ,また,旗指物の一種としても用いられた。平安時代には単に背に垂らし,時に下端を腰に結んだが,のちには竹籠(タケカゴ)を入れた袋状のものとなった。
母衣
[図]
[図]
ほろ-がや【母衣蚊帳】🔗⭐🔉
ほろ-がや [2] 【母衣蚊帳】
ほろの形に作った,幼児用の小さな蚊帳。[季]夏。
ほろ-ぐし【母衣串】🔗⭐🔉
ほろ-ぐし [2] 【母衣串】
ほろの中に入れる籠。ほろを風をはらんだような形にふくらませるためのもの。室町時代以降のもの。「―を抜いて入るべし/常山紀談」
ほろ-つけ【母衣付】🔗⭐🔉
ほろ-つけ [2] 【母衣付】
兜(カブト)の四天の鋲(ビヨウ)の下の穴から,母衣をつけるために出した紐。
ほろ-びき【母衣引き】🔗⭐🔉
ほろ-びき [0] 【母衣引き】
馬術の一。馬上で母衣を後ろに長くなびかせて地につけないように疾走すること。
ほろ-むしゃ【母衣武者】🔗⭐🔉
ほろ-むしゃ [0][3] 【母衣武者】
ほろを背負った武者。
広辞苑+大辞林に「母衣」で始まるの検索結果。