複数辞典一括検索+

広辞苑の検索結果 (8)

しお‐ひ【潮干】シホ‥🔗🔉

しお‐ひ潮干シホ‥ ①潮水が引くこと。潮が引いてあらわれた所。〈[季]春〉。万葉集15「武庫の浦の―の潟に」 ②潮干狩の略。浮世物語「何より面白きは三月三日の―の遊びなり」 ⇒しおひ‐がた【潮干潟】 ⇒しおひ‐がり【潮干狩】 ⇒しおひ‐の‐たま【潮干珠・潮乾珠】 ⇒しおひ‐の‐みち【潮干の道】 ⇒しおひ‐の‐やま【潮干の山】 ⇒しおひ‐ぶね【潮干船】

しおひ‐がた【潮干潟】シホ‥🔗🔉

しおひ‐がた潮干潟シホ‥ 潮が引いて干潟ひがたとなった所。〈[季]春〉 ⇒しお‐ひ【潮干】

しおひ‐がり【潮干狩】シホ‥🔗🔉

しおひ‐がり潮干狩シホ‥ 干潮の時、干潟をあさって貝などを取るあそび。春の大潮(旧暦3月3日頃)を好時期とする。〈[季]春〉 潮干狩 撮影:関戸 勇 ⇒しお‐ひ【潮干】

しおひ‐の‐たま【潮干珠・潮乾珠】シホ‥🔗🔉

しおひ‐の‐たま潮干珠・潮乾珠シホ‥ 海水につければ潮水を引かせる呪力があるという珠。しおふるたま。干珠かんじゅ。神代紀「潮満珠しおみちのたま及び―を授たてまつりて」↔潮満珠。 ⇒しお‐ひ【潮干】

しおひ‐の‐みち【潮干の道】シホ‥🔗🔉

しおひ‐の‐みち潮干の道シホ‥ 干潮となって通行のできる所。万葉集6「明石潟―を」 ⇒しお‐ひ【潮干】

しおひ‐の‐やま【潮干の山】シホ‥🔗🔉

しおひ‐の‐やま潮干の山シホ‥ 生死常ならぬ煩悩ぼんのうの世界を海にたとえ、その海の潮の及ばない山の意で、悟りの世界をいう。彼岸。万葉集16「生き死にの二つの海を厭はしみ―を偲ひつるかも」 ⇒しお‐ひ【潮干】

しおひ‐ぶね【潮干船】シホ‥🔗🔉

しおひ‐ぶね潮干船シホ‥ 潮干狩をするための船。 ⇒しお‐ひ【潮干】

しおふる‐たま【潮干珠・潮乾珠】シホ‥🔗🔉

しおふる‐たま潮干珠・潮乾珠シホ‥ (→)「しおひのたま」に同じ。

大辞林の検索結果 (7)

しお-ひ【潮干】🔗🔉

しお-ひ シホ― [3] 【潮干】 (1)潮が引くこと。また,潮が引いて現れた海浜。[季]春。《青柳の泥にしだるゝ―かな/芭蕉》 (2)「潮干狩り」の略。「―と桜こぎわける柳ばし/柳多留 93」[季]春。《―より今帰りたる隣かな/正岡子規》

しおひ-がた【潮干潟】🔗🔉

しおひ-がた シホ― 【潮干潟】 海水が引いて現れた干潟。[季]春。「沖つ風吹上の浜の―/新千載(冬)」

しおひ-がり【潮干狩(り)】🔗🔉

しおひ-がり シホ― [3] 【潮干狩(り)】 潮の引いた浜へ出て,アサリやハマグリなどの貝をとって遊ぶこと。春の大潮の時が好期で,かつては陰暦三月三日の行事でもあった。しおひ。[季]春。《ぬるき汐つめたき汐や―/富安風生》

しおひ-の-なごり【潮干の名残】🔗🔉

しおひ-の-なごり シホ― 【潮干の名残】 潮が引いたあとに残った水たまり。「難波潟―よく見てむ/万葉 976」

しおひる-たま【潮干る珠】🔗🔉

しおひる-たま シホヒル― 【潮干る珠】 ⇒しおふるたま(潮干珠)

しおふる-たま【潮干る珠】🔗🔉

しおふる-たま シホフル― 【潮干る珠】 潮を引かせる力をもつという珠。干珠(カンジユ)。しおひるたま。しおひるに。 ⇔潮満つ珠 「若し其れ愁ひ請(マオ)さば―を出して活かし/古事記(上訓)」

しおひがり【潮干狩】(和英)🔗🔉

しおひがり【潮干狩】 gathering shellfish at low tide.

広辞苑+大辞林潮干で始まるの検索結果。