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広辞苑の検索結果 (4)
けい‐さん【珪酸】🔗⭐🔉
けい‐さん【珪酸】
①ケイ素と酸素と水素との化合物。アルカリ金属やアルカリ土類金属のケイ酸塩水溶液に強い酸を加えて析出する膠状の沈殿物。
②(→)二酸化ケイ素の俗称。
⇒けいさん‐えん【珪酸塩】
⇒けいさんえん‐こうぶつ【珪酸塩鉱物】
⇒けいさん‐ナトリウム【珪酸ナトリウム】
けいさん‐えん【珪酸塩】🔗⭐🔉
けいさん‐えん【珪酸塩】
(sili cate)ケイ酸の塩類。一般に高い融点をもち、溶融したものを冷却した場合、結晶を作らず一種のガラスとなることが多い。種々のケイ酸塩の混合物を溶融してガラス・陶磁器類を作る。
⇒けい‐さん【珪酸】
けいさんえん‐こうぶつ【珪酸塩鉱物】‥クワウ‥🔗⭐🔉
けいさんえん‐こうぶつ【珪酸塩鉱物】‥クワウ‥
ケイ酸塩を主要成分とする鉱物。種類が多く、成分は多岐にわたり、造岩鉱物として地殻の大部分を占める。長石・雲母・角閃石・輝石・橄欖石かんらんせきの類。
⇒けい‐さん【珪酸】
けいさん‐ナトリウム【珪酸ナトリウム】🔗⭐🔉
けいさん‐ナトリウム【珪酸ナトリウム】
ケイ酸のナトリウム塩。普通にはメタケイ酸ナトリウム(化学式Na2SiO3)を指す。二酸化ケイ素を炭酸ナトリウムとともに溶融して作る。水によく溶け、加水分解のためアルカリ性を示す。濃い水溶液は水飴状で、水ガラスと称して接着剤・接合剤・耐火塗料などに用いる。
⇒けい‐さん【珪酸】
大辞林の検索結果 (5)
けい-さん【珪酸】🔗⭐🔉
けい-さん [0] 【珪酸】
(1)オルトケイ酸 H
SiO
・メタケイ酸 H
SiO
・メタ二ケイ酸 H
Si
O
など,一般式
SiO
・
H
O で表される組成の一定しない化合物。水にわずかに溶ける。アルカリ金属のケイ酸塩に塩酸を加えるとゾルあるいはゲルとなり,これを脱水すると白色粉末が得られる。
(2)二酸化ケイ素の通称。
〔自然科学ではケイ酸と書く〕
SiO
・メタケイ酸 H
SiO
・メタ二ケイ酸 H
Si
O
など,一般式
SiO
・
H
O で表される組成の一定しない化合物。水にわずかに溶ける。アルカリ金属のケイ酸塩に塩酸を加えるとゾルあるいはゲルとなり,これを脱水すると白色粉末が得られる。
(2)二酸化ケイ素の通称。
〔自然科学ではケイ酸と書く〕
けいさん-えん【珪酸塩】🔗⭐🔉
けいさん-えん [3] 【珪酸塩】
二酸化ケイ素と金属酸化物から成る塩。一般式
M
O・
SiO
造岩鉱物の主成分として地殻の大部分を形成する。金属はアルカリ金属,アルカリ土類金属,アルミニウム,鉄などのものが多い。アルカリ金属塩以外は水に溶けにくく,フッ化水素以外の普通の酸,その他の多くの試薬に侵されにくい。融解物を冷却するとガラスをつくりやすい。
M
O・
SiO
造岩鉱物の主成分として地殻の大部分を形成する。金属はアルカリ金属,アルカリ土類金属,アルミニウム,鉄などのものが多い。アルカリ金属塩以外は水に溶けにくく,フッ化水素以外の普通の酸,その他の多くの試薬に侵されにくい。融解物を冷却するとガラスをつくりやすい。
けいさん-えん-こうぶつ【珪酸塩鉱物】🔗⭐🔉
けいさん-えん-こうぶつ ―クワウブツ [7] 【珪酸塩鉱物】
二酸化ケイ素と金属酸化物より成る鉱物。地殻を形成する鉱物の大部分を占める。橄欖石(カンランセキ)・輝石・角閃石(カクセンセキ)・雲母・長石・石英など。
けいさん-ナトリウム【珪酸―】🔗⭐🔉
けいさん-ナトリウム [7] 【珪酸―】
ケイ酸塩の一。多くの種類があり,普通はメタケイ酸ナトリウム Na
SiO
をさす。無水物は石英粉末を炭酸ナトリウムとよくまぜて摂氏約一〇〇〇度に加熱し溶融させ,冷却固化させてつくる。水に溶けて強アルカリ性を示す。濃水溶液は粘度の高い水あめのような液体で,多くの組成のケイ酸ナトリウムを含み,水ガラスと呼ばれる。ケイ酸ソーダ。
SiO
をさす。無水物は石英粉末を炭酸ナトリウムとよくまぜて摂氏約一〇〇〇度に加熱し溶融させ,冷却固化させてつくる。水に溶けて強アルカリ性を示す。濃水溶液は粘度の高い水あめのような液体で,多くの組成のケイ酸ナトリウムを含み,水ガラスと呼ばれる。ケイ酸ソーダ。
けいさん【珪酸】(和英)🔗⭐🔉
けいさん【珪酸】
《化》silicic acid.
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