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広辞苑の検索結果 (11)

たん【痰】🔗🔉

たん】 気管から吐き出される粘液性物質。〈運歩色葉集〉

たん‐か【痰火】‥クワ🔗🔉

たん‐か痰火‥クワ 激しく出る痰。浄瑠璃、百合若大臣野守鏡「エヽ腹立ちの病めと、枕を叩き咳き上る―は胸にとどこほり」

たん‐きり【痰切り】🔗🔉

たん‐きり痰切り】 ①痰をとめること。また、その薬。 ②痰切飴の略。 ⇒たんきり‐あめ【痰切飴】 ⇒たんきり‐まめ【痰切豆】

たんきり‐あめ【痰切飴】🔗🔉

たんきり‐あめ痰切飴】 大豆・胡麻ごま・生姜しょうがなどをまぜた固飴を薄く引き延ばして、長方形に切ったもの。香辛味があって口中をさわやかにし、痰切りの効があるとされた。 ⇒たん‐きり【痰切り】

たんきり‐まめ【痰切豆】🔗🔉

たんきり‐まめ痰切豆】 マメ科の蔓性多年草。暖地の山野に自生。茎・葉とも褐色の短粗毛がある。葉は3小葉の複葉から成り、長柄互生。夏、葉腋に黄色の小蝶形花数個をつけ、莢さやは熟すと黒赤色の種子を2個ずつ露出する。民間で、全草および莢果きょうかを去痰きょたん薬として煎用。ウイロウマメ。キンチャクマメ。キツネマメ。 タンキリマメ 提供:OPO ⇒たん‐きり【痰切り】

たん‐せき【痰咳】🔗🔉

たん‐せき痰咳】 ①痰と咳。 ②痰の出るせき。

たん‐つば【痰唾】🔗🔉

たん‐つば痰唾】 ①たんとつば。痰吐。 ②たん。

たん‐つぼ【痰壺】🔗🔉

たん‐つぼ痰壺】 痰唾たんつばを吐き入れるつぼ。

たん‐はき【痰吐き】🔗🔉

たん‐はき痰吐き】 痰壺。

たん‐もち【痰持ち】🔗🔉

たん‐もち痰持ち】 痰の出る持病のある人。

[漢]痰🔗🔉

 字形 〔疒部8画/13画/6566・6162〕 〔音〕タン(漢) [意味] せきとともに気管から出る粘液性の分泌物。「喀痰かくたん・袪痰きょたん・血痰・検痰・痰壺たんつぼ

大辞林の検索結果 (16)

たん【痰】🔗🔉

たん [0][1] 【痰】 (1)気管から出る粘液性の分泌物。 (2)漢方で,正常でない病的な体液。

たん=を切・る🔗🔉

――を切・る (1)のどの痰をとる。 (2)すっきりするような威勢のいい言葉を言う。啖呵(タンカ)を切る。

たん-か【痰火】🔗🔉

たん-か ―クワ 【痰火】 熱があって痰が激しく出る病気。また,その痰。「―は胸にせき上(ノボ)せば/浄瑠璃・新版歌祭文」

たん-がい【痰咳】🔗🔉

たん-がい [0] 【痰咳】 たんとせき。また,たんの出るせき。

たん-きり【痰切り】🔗🔉

たん-きり [0][4] 【痰切り】 (1)痰をとめること。また,その薬。 (2)「痰切り飴(アメ)」の略。

たんきり-あめ【痰切り飴】🔗🔉

たんきり-あめ [4] 【痰切り飴】 大豆・胡麻・生姜などを混ぜてつくった固い飴。薄く平たく伸ばして2センチメートルほどに切ったもの。痰切りに効力があるという。たんきり。

たんきり-まめ【痰切豆】🔗🔉

たんきり-まめ [4] 【痰切豆】 マメ科のつる性多年草。暖地の山野に自生。茎・葉に褐色の短粗毛がある。葉は互生で,柄の長い三出複葉。夏,葉腋に黄色の小蝶形花を総状につける。豆果は赤く熟し,黒色の種子を二個露出する。種子を煎じて痰薬とする。外郎(ウイロウ)豆。 痰切豆 [図]

たん-けつ【痰血】🔗🔉

たん-けつ [0] 【痰血】 痰(タン)。また,汚い物。

たん-せき【痰咳】🔗🔉

たん-せき [1][0] 【痰咳】 痰と咳。また,痰の出る咳。

たん-つば【痰唾】🔗🔉

たん-つば [0][3] 【痰唾】 たんとつば。

たん-つぼ【痰壺】🔗🔉

たん-つぼ [0][3] 【痰壺】 痰を吐き入れるのに用いるつぼ。

たん-はき【痰吐き】🔗🔉

たん-はき [4][3] 【痰吐き】 たんつぼ。

たん【痰】(和英)🔗🔉

たん【痰】 phlegm;→英和 《医》sputum.→英和 〜を吐く cough[bring]up phlegm;→英和 spit.→英和

たんせき【痰咳】(和英)🔗🔉

たんせき【痰咳】 a (moist) cough.

たんつば【痰唾】(和英)🔗🔉

たんつば【痰唾】 spittle.→英和 〜を吐く spit.→英和

たんつぼ【痰壷】(和英)🔗🔉

たんつぼ【痰壷】 a spittoon;→英和 <米>a cuspidor.→英和

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