複数辞典一括検索+

広辞苑の検索結果 (4)

きび【黍・稷】🔗🔉

きび黍・稷】 (キミ(黍)の転)イネ科の一年生作物。インド原産とされ、中国では古くから主要な穀物で五穀の一つ。古く朝鮮を経て渡来したが、現在はほとんど栽培しない。果実は、食用・飼料、また餅菓子・酒などの原料。粳うるちと糯もちとがある。茎は黍稈きびがら細工の材料。〈[季]秋〉。〈類聚名義抄〉 きび

きみ【黍・稷】🔗🔉

きみ黍・稷(→)「きび」に同じ。万葉集16「梨棗なしなつめ―に粟つぎ延ふ葛の」

しゅくしん【粛慎・息慎・稷慎】🔗🔉

しゅくしん粛慎・息慎・稷慎】 中国の古書にみえる中国東北地方の民族。後漢の挹婁ゆうろう、隋・唐の勿吉もっきつ・靺鞨まっかつはその後身というが確かでない。日本書紀には、欽明天皇の時に佐渡に来り、斉明天皇の時に阿倍比羅夫が征したと記す。みしはせ。

[漢]稷🔗🔉

 字形 〔禾部10画/15画/6745・634D〕 〔音〕ショク(漢) [意味] ①穀物の名。きび。「黍稷しょしょく」 ②五穀の神。「社稷」

大辞林の検索結果 (2)

きび【黍・稷】🔗🔉

きび [1] 【黍・稷】 イネ科の一年草。弥生時代に中国から伝来した穀物。茎は高さ1メートル内外。葉は長く広線形。夏から秋にかけ,茎頂に長さ20センチメートルの花穂を出し,小穂を多数つけて垂れ下がる。穎果(エイカ)はアワより少し大きく,糯(モチ)と粳(ウルチ)の二種がある。[季]秋。 黍 [図]

きみ【黍・稷】🔗🔉

きみ 【黍・稷】 植物キビの古名。「梨棗(ナツメ)―に粟次ぎ延(ハ)ふ葛の後も逢はむと/万葉 3834」

広辞苑+大辞林で始まるの検索結果。