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広辞苑の検索結果 (4)

きゅう‐り【窮理】🔗🔉

きゅう‐り窮理】 [易経説卦「理を窮め性を尽くし、以て命に至る」] ①物事の道理・法則をきわめつくすこと。究理。 ②宋学の方法。程頤ていいらが重視し、格物を「物の理に窮め至ること」としたことから、格物致知の方法の実質を担うものとされ、宋学は窮理の学と称されるに至った。→格物→居敬きょけい⇒きゅうり‐がく【窮理学】

きゅうり‐がく【窮理学】🔗🔉

きゅうり‐がく窮理学】 事理をきわめる学問。江戸後期、西洋物理学の呼称。明治初年、哲学の意にも用いた。究理学。 ⇒きゅう‐り【窮理】

きゅうりずかい【窮理図解】‥ヅ‥🔗🔉

きゅうりずかい窮理図解‥ヅ‥ 物理学の通俗的解説書。福沢諭吉著。3巻。1868年(慶応4)刊。イギリスのチャンブル・ボン、アメリカのカッケンボス・スウィフト・コルネル・ミッチェルらの著書を参考にして記す。訓蒙窮理図解。

きゅうりつう【窮理通】🔗🔉

きゅうりつう窮理通】 物理学書。帆足ほあし万里著。8巻。1836年(天保7)成る。西洋の物理学書を参照して、広く自然現象・文化現象の全般にわたり組織的・科学的説明を与える。

大辞林の検索結果 (4)

きゅう-り【窮理・究理】🔗🔉

きゅう-り [1] キユウ― 【窮理】 ・ キウ― 【究理】 (名)スル (1)物事の道理・法則をきわめること。「工夫はなきかと心頭懸(ココロガ)け―する/西洋道中膝栗毛(魯文)」 (2)程朱(テイシユ)学の学問修養法の一。格物致知と同じく,個々の物に見いだされる理をおしひろめて万物の理,宇宙の本体に至ること。格物窮理。 →居敬(キヨケイ)

きゅうり-がく【窮理学・究理学】🔗🔉

きゅうり-がく キユウ―・キウ― [3] 【窮理学・究理学】 (1)江戸後期から明治初期にかけての物理学の称。 (2)程朱の窮理の学。

きゅうりずかい【窮理図解】🔗🔉

きゅうりずかい ―ヅカイ 【窮理図解】 物理学の通俗的解説書である,「訓蒙窮理図解」の略。一巻。福沢諭吉著。1868年(明治1)刊。文明開化の波にのり,窮理学ブームをひき起こした。

きゅうりつう【窮理通】🔗🔉

きゅうりつう 【窮理通】 物理学書。八巻。帆足(ホアシ)万里著。1836年成稿。全文出版は1926年(大正15)。近世西洋科学知識をもとに原暦・地球・引力など八編にまとめたもの。

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