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広辞苑の検索結果 (16)

はく【箔】🔗🔉

はく】 ①金・銀・銅・錫・真鍮などをたたいて、紙のように薄く平らに延ばしたもの。日葡辞書「ハクヲヲク」 ②能装束の縫箔ぬいはくまたは摺箔すりはくの略。 ⇒箔が付く

はく‐いれ【箔入れ】🔗🔉

はく‐いれ箔入れ(→)「箔押し」に同じ。

はく‐うち【箔打ち】🔗🔉

はく‐うち箔打ち】 金銀を箔にうちのばすこと。また、その職人。

はく‐え【箔絵】‥ヱ🔗🔉

はく‐え箔絵‥ヱ 漆工芸の加飾法の一種。箔をおいた絵。漆で模様を描き、上に金銀箔を貼り、乾いた後にぬぐうと模様だけに箔がつく。

はく‐おき【箔置き】🔗🔉

はく‐おき箔置き】 箔がかぶせてあること。また、そのもの。また、それを作る職人。

はく‐おし【箔押し】🔗🔉

はく‐おし箔押し】 金・銀・色箔を器物などの表面に貼付すること。多く漆器の装飾に用い、また書物の製本で、表紙・背などの文字や図を表すのに用いる。箔入れ。

○箔が付くはくがつく🔗🔉

○箔が付くはくがつく よいねうちがつく。貫禄がつく。↔箔が落ちる ⇒はく【箔】 ばくが‐とう麦芽糖‥タウ 澱粉に麦芽中のアミラーゼを作用させて得られる二糖の一つ。白色針状の結晶で、水に溶けやすく、希硫酸と煮ると、加水分解して葡萄糖となる。マルトース。 ⇒ばく‐が【麦芽】 はくが‐の‐さんみ博雅三位】 源博雅ひろまさの異称。醍醐天皇の皇子克明親王の子。従三位皇太后権大夫。琵琶・箏・笛・篳篥ひちりきなどの名手。蝉丸から秘曲を授かったなど、音楽に関する伝説に富む。(918〜980) はく‐がん白眼】 ①しろめ。 ②[晋書阮籍伝](「青白眼」の故事から)しろめ勝ちに人をみる目つき。冷淡な目つき。↔青眼。→青白眼⇒はくがん‐し【白眼視】 はくがん‐し白眼視】 人を冷たい眼で見ること。冷淡に扱うこと。「周囲から―される」 ⇒はく‐がん【白眼】 はく‐き白起】 中国、戦国時代の名将・兵法家。秦の昭王に仕えて戦功をたて、武安君に封ぜられたが、范雎はんしょと不和になり、昭王の信を失って自殺。( 〜前257) はく‐ぎ白蟻】 しろあり。しらあり。 はく‐ぎ迫技】 真しんに迫った、すぐれた技わざ。入神の技。迫真の演技。 はく‐ぎ薄儀】 謝礼の謙譲語。わずかな礼物の意。薄謝。 は‐ぐき羽茎】 鳥の羽毛のねもと。はねのくき。 は‐ぐき歯茎】 歯の根部を包む口腔の粘膜層。骨膜と固く結合し分泌腺がない。歯肉はじし・しにく。歯齦しぎん。〈伊呂波字類抄〉 ⇒はぐき‐おん【歯茎音】 ばく‐ぎ博戯】 博奕ばくえきの遊戯。ばくち。 ばく‐ぎ幕議】 幕府の評議。 ばく‐ぎ駁議】 反駁する議論。排撃する議論。 はぐき‐おん歯茎音⇒しけいおん ⇒は‐ぐき【歯茎】 ばく‐ぎゃく莫逆⇒ばくげき はく‐ぎょ白魚】 ①白い魚。平家物語1「周の武王の船にこそ―は躍入たりけるなれ」 ②「しみ(衣魚)」の異称。菅家文草5「―紙の上に浮ぶ」 ③⇒しらうお。 ④似鯉にごいの異称。 はく‐きょい白居易】 中唐の詩人。字は楽天、号は香山居士。下邽かけい(陝西渭南)の人。その詩は流麗で平易、広く愛誦され、日本の平安朝文学にも多大の影響を与えた。「長恨歌」「琵琶行」など最も人口に膾炙かいしゃし、「白氏文集」の著のほか、社会の矛盾を指弾した「新楽府」50首がある。(772〜846) はく‐ぎょく白玉】 白色の玉。しらたま。また、白玉でつくった杯。 ⇒白玉楼中の人となる はく‐ぎょく璞玉】 みがかない玉。人工を加えていない宝石。

はく‐けんでんき【箔検電器】🔗🔉

はく‐けんでんき箔検電器】 検電器の一種。2枚の金属箔は電気を帯びると静電反発力によって開くので、その開きの程度で物体の帯電状態を知りうる装置。金箔を使ったものを金箔検電器という。

はく‐じた【箔下】🔗🔉

はく‐じた箔下】 箔押しの下塗り。山梔くちなし・雌黄しおうなどを用いる。

はくしろ‐こんりゅう【箔代建立】‥リフ🔗🔉

はくしろ‐こんりゅう箔代建立‥リフ 箔のはげた仏像を修繕するための寄進を、寺僧などが街頭に出て求めること。

はく‐ずな【箔砂】🔗🔉

はく‐ずな箔砂】 箔の粉末。

はく‐つき【箔付き】🔗🔉

はく‐つき箔付き】 ①箔のついていること。また、そのもの。 ②定評のあること。また、そのもの。

はく‐の‐こそで【箔の小袖】🔗🔉

はく‐の‐こそで箔の小袖】 金銀の箔で模様をつけた衣服。

はく‐もん【箔紋】🔗🔉

はく‐もん箔紋】 箔でつけた模様。

はく‐や【箔屋】🔗🔉

はく‐や箔屋】 金・銀箔を製造し、または販売する家や人。箔打。

[漢]箔🔗🔉

 字形 〔竹部8画/14画/3983・4773〕 〔音〕ハク(漢) [意味] うすくたたき伸ばして器物の表面にはりつけなどする金属片。「箔をおく」「箔がつく」(ねうち・貫禄が出る)「金箔・銀箔」

大辞林の検索結果 (13)

はく【箔】🔗🔉

はく [0][1] 【箔】 (1)金属をたたいて薄くのばしたもの。金箔・銀箔など。「―を押す」 (2) [0] 値打ち。貫禄。「自分の―が落ちて,甚(ヒド)く安く見られたやうで/青春(風葉)」

はく=が付・く🔗🔉

――が付・く 評価が高くなる。値打ちが上がる。

はく=を付・ける🔗🔉

――を付・ける 値打ち・重みを付ける。貫禄を付ける。

はく-いと【箔糸】🔗🔉

はく-いと [0] 【箔糸】 和紙に金・銀・アルミなどの箔を漆・硫黄などで貼りつけ,細く裁断したもの。切り箔。平箔。

はく-うち【箔打ち】🔗🔉

はく-うち [0][4] 【箔打ち】 金銀を薄く打ち延ばして箔を作ること。また,それを業とする人。

はく-え【箔絵】🔗🔉

はく-え [0] 【箔絵】 金や銀の箔をおいた絵。漆で描いた模様の上に金や銀の箔をおき,乾燥後ぬぐうと模様の部分だけに箔が付着する。

はく-おき【箔置き】🔗🔉

はく-おき [0][4] 【箔置き】 (名)スル 「箔押し」に同じ。

はく-おし【箔押し】🔗🔉

はく-おし [0][4] 【箔押し】 (名)スル 器物・布・紙などにのりを置いて金銀箔や色箔を押し,文様や文字を表すこと。箔入れ。箔置き。

はく-ずな【箔砂】🔗🔉

はく-ずな [0][2] 【箔砂】 箔の粉末。

はく-つき【箔付き】🔗🔉

はく-つき [0][2] 【箔付き】 (1)箔のついていること。また,そのもの。 (2)定評のあること。また,そのものや人。

はく-や【箔屋】🔗🔉

はく-や [2] 【箔屋】 金・銀などの箔を製造したり,販売したりする店。また,その人。箔打ち。

はく【箔】(和英)🔗🔉

はく【箔】 foil;→英和 gilt (めっき).→英和 〜がつく gain prestige.

はくおし【箔押し】(和英)🔗🔉

はくおし【箔押し】 《製本》gilding.→英和

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