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広辞苑の検索結果 (4)

も‐しお【藻塩】‥シホ🔗🔉

も‐しお藻塩‥シホ ①海草に潮水を注ぎかけて塩分を多く含ませ、これを焼いて水に溶かし、その上澄みを釜で煮つめて製した塩。万葉集6「夕なぎに―焼きつつ」 ②1を製するために汲む潮水。 ⇒もしお‐ぎ【藻塩木】 ⇒もしお‐ぐさ【藻塩草】 ⇒もしお‐び【藻塩火】

もしお‐ぎ【藻塩木】‥シホ‥🔗🔉

もしお‐ぎ藻塩木‥シホ‥ 藻塩を煮詰めるのに用いる薪。 ⇒も‐しお【藻塩】

もしお‐ぐさ【藻塩草】‥シホ‥🔗🔉

もしお‐ぐさ藻塩草‥シホ‥ ①藻塩をとる材料にする海草。アマモの類。掻き集めて潮水を注ぐことから、歌などに、多く「書き集む」にかけて用いる。源氏物語「かきつめて見るもかひなき―」 ②随筆・筆記類の異称。 ⇒も‐しお【藻塩】

もしお‐び【藻塩火】‥シホ‥🔗🔉

もしお‐び藻塩火‥シホ‥ 藻塩をたく火。後拾遺和歌集「蜑あまの―たくかとや見む」 ⇒も‐しお【藻塩】

大辞林の検索結果 (4)

も-しお【藻塩】🔗🔉

も-しお ―シホ [0] 【藻塩】 海藻類に海水をそそぎかけて塩分を多く含ませ,それを焼いて水にとかし,そのうわずみを煮詰めてつくる塩。また,それをつくるためにくむ海水。「朝なぎに玉藻刈りつつ夕なぎに―焼きつつ/万葉 935」

もしお-ぎ【藻塩木】🔗🔉

もしお-ぎ ―シホ― [3] 【藻塩木】 藻塩を製する時にたく薪。「さみだれはあまの―朽ちにけり/千載(夏)」

もしお-ぐさ【藻塩草】🔗🔉

もしお-ぐさ ―シホ― [3] 【藻塩草】 (1)藻塩をとるために使う海藻・海草。かきあつめて,潮水をそそぐことから,「書く」の縁語に用いられることが多い。「いづくとも知らぬ逢瀬の―かきおく跡を形見とも見よ/平家 10」 (2)随筆・筆記類の異名。「よしなし言を心にまかせ,書きてぞおくる―/松の葉」 (3)「あまも」の別名。 (4)書名(別項参照)。

もしお-び【藻塩火】🔗🔉

もしお-び ―シホ― [3] 【藻塩火】 藻塩をつくるときにたく火。「あまの―たくかとや見む/大鏡(伊尹)」

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