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広辞苑の検索結果 (13)
うたい【謡】ウタヒ🔗⭐🔉
うたい‐こう【謡講】ウタヒカウ🔗⭐🔉
うたい‐こう【謡講】ウタヒカウ
人々が集まって楽しみに謡をうたう会。
⇒うたい【謡】
うたい‐ぞめ【謡初】ウタヒ‥🔗⭐🔉
うたい‐ぞめ【謡初】ウタヒ‥
正月に謡を初めてうたう儀式。特に、江戸幕府で毎年正月2日、のち3日に行う盛大な式を指すことが多い。
⇒うたい【謡】
うたいのしょう【謡抄】ウタヒ‥セウ🔗⭐🔉
うたいのしょう【謡抄】ウタヒ‥セウ
謡曲の最初の注釈書。1595年(文禄4)豊臣秀次の命により、山科言経ときつねや五山の禅僧らが謡曲百番の語句を注したもの。
うたい‐ぼん【謡本】ウタヒ‥🔗⭐🔉
うたい‐ぼん【謡本】ウタヒ‥
謡曲の譜本。
⇒うたい【謡】
うたい‐もの【歌い物・謡い物】ウタヒ‥🔗⭐🔉
うたい‐もの【歌い物・謡い物】ウタヒ‥
①声楽の種目のうち、歌詞の意味内容よりも旋律など音楽としての面白味を重視する傾向の強いもの。語り物に比べて、歌詞は短編で叙情的・韻文的傾向が強く、歌唱には装飾の多い節回しを多用する。雅楽の声楽曲のほか、長唄・端唄・うた沢・小唄など。↔語り物。
②地歌・箏曲の一種。謡曲の歌詞を採ったり、題材を用いた曲。「鉄輪かなわ」「虫の音」など。
⇒うたい【歌い】
うた・う【歌う・謡う・唄う・謳う】ウタフ🔗⭐🔉
うた・う【歌う・謡う・唄う・謳う】ウタフ
〔他五〕
(ウタ(歌)アフ(合)の約。一説、ウチ(打)アフ(合)の約)
①節をつけて声を出す。
㋐(楽器に合わせて)言葉に節づけして口にする。神功紀「この酒みきを醸かみけむ人はその鼓臼に立てて―・ひつつ醸みけめかも」。源氏物語若紫「豊浦とよらの寺の西なるやと―・ふ」。「歌を―・う」
㋑詩歌を作って吟じる。また、詩歌に作る。土佐日記「わらはあり其れが―・ふ歌」。枕草子226「ほととぎすをいとなめう―・ふ」
㋒(比喩的に、鳥などが)さえずる。啼く。夫木和歌抄2「天の戸をおし明がたに―・ふなりこや鶯の朝くらの声」
②《謳》(多くの人が一斉にうたう意から転じて)
㋐多くの人々がほめ、もてはやす。ほめたたえる。平家物語5「尭舜無為の化を―・ひ」。「天才と―・われる」
㋑ある事をさかんに言いたてる。主張する。「自己の立場を―・う」
㋒公の書類などに書き記す。表明する。「憲法は主権在民を―・う」
うた‐うたい【歌謡い・謡唄い】‥ウタヒ🔗⭐🔉
うた‐うたい【歌謡い・謡唄い】‥ウタヒ
①歌を歌うのを専門の職業とする人。歌手。
②うため。歌妓。
③(海中で音を発するから)シマイサキの異称。
よう‐きょく【謡曲】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐きょく【謡曲】エウ‥
能楽の詞章。また、その詞章をうたうこと。能の謡うたい。
よう‐げん【謡言】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐げん【謡言】エウ‥
世間のうわさ。とりざた。流言。風説。
わざ‐うた【童謡・謡歌】🔗⭐🔉
わざ‐うた【童謡・謡歌】
上代歌謡の一種。民間のはやり歌。時事の諷刺や異変の前兆を謡った。皇極紀「古人大兄を立てて天皇とせむとす。時に、―有りて曰はく」。三蔵法師伝永久点「下、閭里の謳ワザウタに入る」
[漢]謡🔗⭐🔉
謡 字形
筆順
〔言部9画/16画/常用/4556・4D58〕
[謠] 字形
〔言部10画/17画/7579・6B6F〕
〔音〕ヨウ〈エウ〉(呉)(漢)
〔訓〕うたい・うたう
[意味]
①うたう。楽器の伴奏なしでうたう。うたい。「謡吟・謡曲」
②節ふしをつけた歌。はやりうた。「歌謡・民謡・童謡・俗謡・俚謡りよう」
③世間に流れている(うわさ)。「謡言」
[解字]
形声。「言」+音符「
」(=ゆらゆらと動く)。言葉にふしまわしをつけてうたう意。
筆順
〔言部9画/16画/常用/4556・4D58〕
[謠] 字形
〔言部10画/17画/7579・6B6F〕
〔音〕ヨウ〈エウ〉(呉)(漢)
〔訓〕うたい・うたう
[意味]
①うたう。楽器の伴奏なしでうたう。うたい。「謡吟・謡曲」
②節ふしをつけた歌。はやりうた。「歌謡・民謡・童謡・俗謡・俚謡りよう」
③世間に流れている(うわさ)。「謡言」
[解字]
形声。「言」+音符「
」(=ゆらゆらと動く)。言葉にふしまわしをつけてうたう意。
大辞林の検索結果 (12)
うたい-こう【謡講】🔗⭐🔉
うたい-こう ウタヒカウ [0][2] 【謡講】
同好の人々が集まり謡曲を謡う会。謡曲稽古の集まり。
うたい-ざ【謡座】🔗⭐🔉
うたい-ざ ウタヒ― [0] 【謡座】
能舞台で,地謡(ジウタイ)の座る所。舞台の見所(ケンジヨ)から見て右手の勾欄(コウラン)の内にある。地謡座。
うたい-ぞめ【謡初(め)】🔗⭐🔉
うたい-ぞめ ウタヒ― [0] 【謡初(め)】
(1)新年になって初めて謡曲を謡うこと。[季]新年。《敷舞台拭き清めあり―/虚子》
(2)新年になって初めて殿中で謡曲を謡う儀式。
うたい-ぼん【謡本】🔗⭐🔉
うたい-ぼん ウタヒ― [0] 【謡本】
謡曲の詞章を記し,そのわきに譜を付けた本。
うたい-もの【謡い物・歌い物】🔗⭐🔉
うたい-もの ウタヒ― [0] 【謡い物・歌い物】
(1)日本音楽(特に近世邦楽)の声楽の種目分類概念。「語り物」に対する。歌詞の意味内容の伝達よりも旋律の変化などの音楽的情緒表現を重視する傾向の強い種目。地歌・箏曲(ソウキヨク)・長唄・端唄・うた沢・小唄など。うたもの。《歌物》
(2)雅楽で,声楽曲の総称。特に催馬楽(サイバラ)と朗詠の二曲種をいう。
→曲(ゴク)の物
(3)地歌で,謡曲の詞章を歌詞とした曲。《謡物》
うたいしょう【謡抄】🔗⭐🔉
うたいしょう ウタヒセウ 【謡抄】
謡曲の最初の注釈書の通称。豊臣秀次の命により公家・禅僧らが参加して注釈にあたり,のちの版本の謡本やその注釈に影響を与えた。1600年頃成る。
うた・う【歌う・謡う・唄う】🔗⭐🔉
うた・う ウタフ [0] 【歌う・謡う・唄う】 (動ワ五[ハ四])
(1)人が節をつけて声を出す。「歌を―・う」
(2)人以外のものが快い音や美しい声を出す。《歌・唄》「小鳥が―・う」「小川のせせらぎが―・う」
(3)(「詠う」とも書く)詩や歌につくる。感動を込めて述べる。《歌》「愛の美しさを―・った大ロマン」
[可能] うたえる
よう-きょく【謡曲】🔗⭐🔉
よう-きょく エウ― [0] 【謡曲】
(1)能の詞章。
(2)能の詞章だけを謡う芸事。本来の演能に含まれる役者の動き・囃子(ハヤシ)・間狂言(アイキヨウゲン)を除外し,シテ・ワキ・地謡(ジウタイ)などの分担を行わず,詞章全体を一人で謡う。謡(ウタイ)。
わざ-うた【童謡・謡歌】🔗⭐🔉
わざ-うた 【童謡・謡歌】
古代,政治上の風刺や社会的事件を予言した流行歌。上代歌謡の一種で,日本書紀の「皇極紀」「斉明紀」などに見られる。
うたい【謡】(和英)🔗⭐🔉
うたい【謡】
⇒謡曲.
ようきょく【謡曲】(和英)🔗⭐🔉
ようきょく【謡曲】
a No(h) song;No(h) recitation.
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