複数辞典一括検索+![]()
![]()
広辞苑の検索結果 (6)
くぐい【鵠】クグヒ🔗⭐🔉
くぐい【鵠】クグヒ
(ククヒとも)ハクチョウの古称。垂仁紀「時に―有りて大虚おおぞらを度たびわたる」
こう【鵠】コフ🔗⭐🔉
こう【鵠】コフ
白鳥の古名。〈倭名類聚鈔18〉
こく【鵠】🔗⭐🔉
こく【鵠】
①白鳥。くぐい。
②弓の的の中央の黒星。ほし。
⇒鵠を刻して鶩に類す
○鵠を刻して鶩に類すこくをこくしてあひるにるいす🔗⭐🔉
○鵠を刻して鶩に類すこくをこくしてあひるにるいす
[後漢書馬援伝「所謂いわゆる鵠を刻して成らざるも、尚お鶩に類する者なり」](鵠を彫り損なってもあひるには見られることから)篤実謹直な人を手本に努力すれば、本物にはなれなくとも、それに近い善人にはなれる、というたとえ。
⇒こく【鵠】
こ‐くん【古訓】
①古人の訓戒。
②漢文や漢字などの古いよみかた。
こ‐くん【故君】
死亡した主君。先代の主君。
こ‐ぐん【孤軍】
援軍なく孤立した軍勢。
⇒こぐん‐ふんとう【孤軍奮闘】
ご‐くん【五葷】
[本草綱目菜部]臭みのある五種の蔬菜。仏家の大蒜にんにく・茖葱らっきょう・慈葱ねぎ・蘭葱ひる・興渠にら。道家の韭にら・薤おおにら・蒜にんにく・蕓薹あぶらな・胡荽コエンドロ。いずれも食することを禁ずる。五辛ごしん。
ご‐ぐん【語群】
〔言〕(group of languages)語派の下位分類。共通性・関連性の強い言語をまとめた総称。ゲルマン語派の中の西ゲルマン語群、イタリック語派の中のロマンス語群など。→語族→語派
こくんこじき【古訓古事記】
本居宣長の門人長瀬真幸が「古事記伝」の説によって、「古事記」の本文に訓を付けた書。3巻。1803年(享和3)刊。
こぐん‐ふんとう【孤軍奮闘】
援軍もいず、孤立したまま敵とたたかうこと。また、ひとりで困難を克服しようと努力すること。「―の大活躍」
⇒こ‐ぐん【孤軍】
こけ【苔・蘚・蘿】
①(→)コケ植物に同じ。
②木の幹や枝、岩、時に水中の石の上に見られる花の咲かない小形の植物の俗称。コケ植物・地衣類・藻類などが含まれる。コケ植物の胞子体または雄の生殖器官を「苔の花」という。〈[季]夏〉。古今和歌集賀「さざれ石のいはほとなりて―のむすまで」
③きのこ。
こけ【鱗】
うろこ。こけら。誹風柳多留14「赤味噌に―が浮いててのめるなり」
こ‐け【虚仮】
①〔仏〕内心と外相とがちがうこと。真実でないこと。歎異抄「ひとへに賢善精進の相をほかにしめして、うちには―をいだけるものか」
②思慮の浅薄なこと。おろかなこと。また、そういう人。洒落本、辰巳婦言「是もやつぱりおれが―から発おこったことだ」
③(名詞などの上に付けて)むやみにするの意を添え、また、けなして言うのに用いる。「―おしみ」「―おどし」
⇒虚仮にする
⇒虚仮の後思案
⇒虚仮の行
⇒虚仮も一心
こげ【焦げ】
①焼けて黒色または茶色になったもの。
②焦飯こげめし。おこげ。〈日葡辞書〉
ご‐け【五家】
①浄土真宗の主な五つの寺、西本願寺・東本願寺・仏光寺・錦織寺・専修寺の総称。五派。
②中国の南宗禅の五宗派。五派。→五家七宗。
③〔美〕狩野かのう派の五家。すなわち狩野安信(中橋)・尚信(木挽町)・守信(鍛冶橋)・洞雲(駿河台)・随川(浜町)。
ご‐け【後家】
①夫に死別して、その家を守っている寡婦。やもめ。未亡人。
②東北・北陸地方などで、後妻のこと。ごけいり。ごきり。
③対ついであるべき物、または併せて一つの物の、片方がなくなって残った方。「―蓋ぶた」
⇒後家の頑張り
⇒後家を立てる
ご‐け【碁笥】
碁石を入れる円い器。
ご‐げ【五悔】
〔仏〕天台宗で、法華三昧を修するものが行う五つの懺悔さんげの法。懺悔・勧請かんじょう・随喜ずいき・回向えこう・発願ほつがんの総称。→ごかい
ご‐げ【五礙】
〔仏〕(→)五障ごしょうに同じ。
こ‐けい【古形】
古い形。古い形式。
こけい【虎渓】
中国江西省九江の南、廬山にある渓谷。
⇒こけい‐さんしょう【虎渓三笑】
こ‐けい【固形】
質がかたく一定の形体を有するもの。
⇒こけい‐しょく【固形食】
⇒こけい‐ねんりょう【固形燃料】
⇒こけい‐ぶつ【固形物】
こ‐けい【孤閨】
①ひとりねのねや。
②夫の長い不在の間、妻がさびしくひとりねすること。
⇒孤閨を守る
ご‐けい【五刑】
①[書経舜典]中国、周代にあったとされる五種の刑罰。大辟たいへき(死刑)・宮(男子は去勢、女子は幽閉)・剕ひ(足きり)・劓ぎ(鼻きり)・墨(いれずみ)をいう。
②[周礼秋官、大司寇]犯罪の五つの種類。野刑(農を怠る)・軍刑(軍律にそむく)・郷刑(不孝など)・官刑(職務を怠る)・国刑(国民として秩序をみだす)をいう。
③中国の隋・唐律、日本古代の律に規定された五種の刑。笞ち・杖じょう・徒ず・流る・死しの総称。五罪。
ご‐けい【五経】
⇒ごきょう
ご‐けい【互恵】
特別の便益・恩恵などを、相互にはかり合うこと。「平等―」
⇒ごけい‐かんぜい【互恵関税】
⇒ごけい‐じょうやく【互恵条約】
⇒ごけい‐つうしょう‐きょうてい‐ほう【互恵通商協定法】
ご‐けい【後家】
(ゴケの訛)寡婦。やもめ。狂言、寝代「―をたてうといはるるもふしんなり」
ご‐けい【御禊】
天皇の即位後、大嘗会だいじょうえの前月に賀茂河原に行幸して行うみそぎの儀式。また、伊勢の斎宮や賀茂の斎院が卜定ぼくじょうの後や祭の前に賀茂川などで行うみそぎにもいう。平家物語1「諒闇なりければ、―・大嘗会もおこなはれず」。大鏡師輔「―よりはじめ」
ご‐けい【御慶】
⇒ぎょけい
ご‐けい【語形】
単語の外形。単語を音韻の連続したものとしてとらえていう。
⇒ごけい‐ろん【語形論】
ごけい‐かんぜい【互恵関税】‥クワン‥
条約を締結した諸国が、相互に関税率を引き下げて、第三国に対するよりも低い関税を適用すること。
⇒ご‐けい【互恵】
こけい‐さんしょう【虎渓三笑】‥セウ
(画題)東晋の僧慧遠えおんが廬山の東林寺に隠居して虎渓を渡るまいと誓ったが、陶淵明・陸修静の二人の帰りを送って思わず俗界禁足を破って虎渓を過ぎてしまい、三人ともに大笑したという伝説に基づいたもの。三笑。
⇒こけい【虎渓】
ご‐けいし【呉敬梓】
中国、清初の文学者。安徽全椒の人。字は敏軒。号は文木。著「儒林外史」「文木山房集」「詩説」など。(1701〜1754)
ごけい‐じょうやく【互恵条約】‥デウ‥
締約国が互いに相手国の貨物・船舶などに、第三国に対するよりも有利な条件を与えるために結ばれた条約。
⇒ご‐けい【互恵】
こけい‐しょく【固形食】
流動食に対して、一定の形をした普通の食物。
⇒こ‐けい【固形】
ごけい‐つうしょう‐きょうてい‐ほう【互恵通商協定法】‥シヤウケフ‥ハフ
(Reciprocal Trade Agreement Act)1934年アメリカで成立した通商法。最恵国待遇・相互主義等のガットの原則を先取りしたもの。これにより、南米を中心に20カ国とアメリカとの間で通商協定が結ばれ、保護貿易から多角的自由貿易への転換点となった。
⇒ご‐けい【互恵】
こけい‐ねんりょう【固形燃料】‥レウ
エチル‐アルコールまたはメチル‐アルコールを酢酸セルロースや石鹸などに吸収させてゲル状にした携帯用燃料。固形アルコール。
⇒こ‐けい【固形】
こけい‐ぶつ【固形物】
固形の物体。「―がのどを通らない」↔流動物
⇒こ‐けい【固形】
ごけ‐いり【後家入り】
①後家の家へ婿入りすること。
②後妻。→後家2
こげ‐い・る
〔自四〕
はいる。入りこむ。狂言、末広がり「先づ此方へ―・つて」
こけ‐いろ【苔色】
①濃い萌葱色もえぎいろの染色。
Munsell color system: 2.5GY5/5
②襲かさねの色目。「西三条家装束抄」によれば、表は黒みのある香、裏は二藍ふたあい。
こげ‐いろ【焦げ色】
表面が焦げてついた色。「グラタンに―をつける」
ごけい‐ろん【語形論】
〔言〕(→)形態論に同じ。
⇒ご‐けい【語形】
[漢]鵠🔗⭐🔉
鵠 字形
〔鳥部7画/18画/2584・3974〕
〔音〕コク(漢) コウ(慣)
〔訓〕くぐい
[意味]
①大形の水鳥の名。くぐい。白鳥。「鴻鵠こうこく」
②弓術のまと(の中心点)。「正鵠せいこく・せいこう」
〔鳥部7画/18画/2584・3974〕
〔音〕コク(漢) コウ(慣)
〔訓〕くぐい
[意味]
①大形の水鳥の名。くぐい。白鳥。「鴻鵠こうこく」
②弓術のまと(の中心点)。「正鵠せいこく・せいこう」
大辞林の検索結果 (4)
くぐい【鵠】🔗⭐🔉
くぐい クグヒ [0] 【鵠】
〔上代は「くくい」〕
白鳥の古名。「大いなる―/即興詩人(鴎外)」
こう【鵠】🔗⭐🔉
こう コフ 【鵠】
白鳥の異名。くくひ。こひ。[和名抄]
こく【鵠】🔗⭐🔉
こく [1] 【鵠】
(1)白鳥(ハクチョウ)の漢名。
(2)弓の的の中心にある黒い星。ほし。
こく=を刻(コク)して鶩(アヒル)に類す🔗⭐🔉
――を刻(コク)して鶩(アヒル)に類す
〔後漢書(馬援伝)〕
白鳥を作るつもりで木を刻めば家鴨(アヒル)程度のものはできるの意。立派な人のおこないを学んで及ばなくても,それに近い人になれるということ。
広辞苑+大辞林に「鵠」で始まるの検索結果。