ラム【RAM】 (random access memory)ランダム‐アクセスが可能な読み出しと書き込みができる記憶装置。コンピューターの主記憶装置に用い、プログラムやデータの一時的な保存に使われる。

ランダム【random】 「手当り次第」「無作為」の意。「曲を―に再生する」 ⇒ランダム‐アクセス【random access】 ⇒ランダム‐ウォーク【random walk】 ⇒ランダム‐サンプリング【random sampling】

ランダム‐アクセス【random access】 データ中の任意の部分を直接読み書きする方法。通常はデータに番地を付け、それに従ってデータを読み書きする。↔シーケンシャル‐アクセス。 ⇒ランダム【random】

ランダム‐ウォーク【random walk】 〔数〕1点から出発し、各1歩ごとに勝手な方向へ進むこと。ｎ歩後の到達距離を求めるのは確率論の典型的問題。物理現象の模型として応用。酔歩。 ⇒ランダム【random】

ランダム‐サンプリング【random sampling】 ^（→）無作為抽出。 ⇒ランダム【random】

ランダム [1] random （名・形動） （１）無作為にすること。任意にすること。また，そのさま。「―に選び出す」 （２）ランダム-サンプリングの略。

ランダム-アクセス [5] random access コンピューターの記憶装置へのデータの入出力を，アドレスの順序に従わず，無作為的に行う方式。入出力の時間が節約される。主記憶装置や磁気ディスクで可能。 ⇔シーケンシャル-アクセス

ランダム-アクセス-メモリー [9] random-access memory ⇒ラム（RAM）

ランダム-ウオーク [5] random walk 空間的位置変化の確率論モデルの一。原点から出発して勝手な方向に，ある距離だけ運動し，そこで方向を勝手に変えて再びある距離だけ運動し，さらにこのような運動を続けた結果として生ずる位置の変化または特定の方向への移動を求める。気体の拡散モデルやブラウン運動などの統計に用いる。乱歩。酔歩(スイホ)。

ランダム-サンプリング [5] random sampling ⇒無作為抽出法(ムサクイチユウシユツホウ)

ran・dom→音声 n.,a.手当り次第(の)(a 〜 guess 当てずっぽう). ◎at random でたらめに,手当り次第に.

rndom ccess 《電算》ランダムアクセス<情報の任意抽出方式>.

ran・dom・ize[-aiz] vt.《統計》無作為化する,任意抜取りをする.

rndom smple 《統計》無作為標本〔例〕.