ran・dom /rndm/→ adj. 1 (一定の計画・目的・方法などのない)手当たり次第の, でたらめの, いい加減な; 行き当たりばったりの. ・a random shot あてずっぽうな一発. ・a random guess 当てずっぽう. ・a random remark 出まかせの言葉. 2 【統計】 無作為の. ・⇒random sampling. 3 【建築】 a (建材の寸法が)ふぞろいの. b (石の大きさ・形が)ふぞろいな, 乱積みの. ・random masonry [work] 乱積み. n. 1 手当たり次第, でたらめ.　★今は次の句で. ・⇒at RANDOM. 2 《英》 【印刷】 まとめ台 (bank). adv. [通例複合語の第 1 構成素として] でたらめに, 任意に, ふぞろいに (at random). ・random-jointed 【建築】 ふぞろいに接(_つ)ぎ合わせた. at rndom (1) 出まかせに, 行き当たりばったりに, でたらめに (haphazardly). ・speak [choose] at random. (2) 《廃》 放置されて (unatended). 〜・ly adv. 〜・ness n. 《a1300》 rando(u)n OF randon rapid rush, disorder ← randir to run violently ← Frank. rant a running (cf. OHG rinnan 'to RUN^１') ―――――――――――――――――――――――――――――― SYN　でたらめの: random はっきりした目的や方法なしに行われる: a random answer 行き当たりばったりの答え. haphazard 結果・適否などを考慮せずに出まかせに行われる: a haphazard collection でたらめに収集したもの. casual 偶然に起こる: a casual meeting 偶然の出会い. desultory やることに方法がなく, あれこれと移る: desultory reading 散漫な読書. chance 予定や準備なしに起こる[なされる]: a chance occurrence 偶然の出来事. ――――――――――――――――――――――――――――――

rndom ccess n. 【電算】 ランダムアクセス《蓄積された記憶が随時書き込み, 読み出しできる方式; direct access ともいう》. rndom-ccess adj. 1967

rndom-ccess mmory n. 【電算】 ランダムアクセスメモリー, 等速読み出し記憶装置 (略 RAM). 1955

rndom rror n. 【統計】 確率的誤差《調整不可能な多くの原因から生ずる誤差; 平均値 0 の確率変数と考えることができる; accidental error ともいう; systematic error》. 1936

ran・dom・i・za・tion /rndmzn ｜ -ma-, -m-/ n. 1 無作為化. 2 【統計】 確率化《母集団から標本を無作為に選べるようにすること》. 《1926》: ⇒↓, -ation

ran・dom・ize /rndmz/ vt. 無作為化する; 無作為抽出する. 《1926》 ← RANDOM＋-IZE

rn・dom・ized blck desgn n. 【統計】 ＝randomized blocks.

rndomized blcks n. pl. 【統計】 任意配列ブロック法, 乱塊法《実験の場をいくつかのブロックに分け, 各ブロックでそれぞれ異なる取扱い方を採用し, 種々の取扱い方が無作為に分布するようにする計画法; randomized block design ともいう》. 1926

rn・dom・z・er n. 【統計】 確率化子《確率化 (randomization) のために用いられる装置ないし手順》. 《1974》 ← RANDOMIZE＋-ER^１

rndom lne n. 【測量】 ランダムライン《測点間に障害物がある時試験的に引く近似測線》.

rndom nmbers n. pl. 【統計】 乱数《無作為に得られる数》. 1927

rndom smple n. 【統計】 無作為(抽出)標本《母集団 (population) から, そのどの要素も等しい確率で抽出されるようにして得られた見本; 単に sample ともいう》. 1924

rndom smpling n. 【統計】 無作為[任意]抽出(法) 《無作為標本 (random sample) を取り出すこと, またその方法; 単に sampling ともいう》. 1900

rndom vriable n. 【数学・統計】 確率変数《偶然に支配されていろいろの値をとりうる変数; variate ともいう; 略 r.v.》. 1937

rndom wlk n. 1 【統計・物理】 乱歩, 酔歩《一歩一歩がどの方向へも同一の確率で起こる歩き方; ブラウン運動 (Brownian movement) はその例》. 2 【生物】 遺伝子浮動のように, 集団の遺伝子構成が偶然に変化すること. 1905

rndom wlk thory n. 【経済】 千鳥足理論《株価の変動には予測できるようなパターンが存在しないとする理論》. 1977