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とき【時】[2]🔗🔉

とき【時】[2] (一)具体的な△行動(変化)が行われる舞台と考えられるもののうちで、「所」に対するもの。〔過去から現在へ、現在から未来への移り変りとしてとらえられる〕 「―のたつのも忘れる/―の流れ〔=時代による移り変り〕はとどめがたい/―は過ぎゆく」時間 (二)ある範囲にわたる「時(一)」。 「―と場合に応じて/―を△同じくして(過ごす)/若葉の―〔=季節〕/―〔=何かをするのにいい時機〕を待つ/いい―に〔=タイミングよく〕/―に会う〔=全盛期を迎える〕/明治天皇の―〔=在位期間〕に始められた行事だ/私の若い―〔=ころ〕はよく歩いたもんだ/花見―ドキ・ひけ―ドキ・時分―ドキ」 (三)「時(二)」の長さ。 「―を稼ぐ〔=何かをするために時間の余裕を作る〕/金では買えぬ―/―は金なり」 (四)昔の、「時(三)」を計る単位。〔現在の二時間に、ほぼ相当する〕 「二フタ―程して〔=約四時間後に〕またまいります/―の間〔=一時トキもたたぬ、わずかの間〕に色あせる」 (五)「時(一)」の流れの一点。 「―を移さず〔=何かをし終えてから、間を置かず〕/試練の―を迎える/決心すべき―が来た/ころんだ―〔=その瞬間〕/非常の―〔=際〕はこの限りに非アラず/いざという―〔=折〕の用意は出来ている/―には〔=場合によっては〕勝つこともある/―として〔=運が悪く〕失敗に終わることもある/家を出た―〔=時分〕はお天気だった/危急存亡の―〔=生き長らえるか滅びるかの瀬戸ぎわ〕」 (六)〔昔の時法で〕昼・夜をそれぞれ何等分かしたもの。〔昼夜を六等分したそれぞれを十二支に配した〕 「丑ウシの―参り」 (七)〔英文法などで〕時制(一)。テンス。 [表記](五)の最後の例のように「重要な時」の場合は、「《秋」とも書く。

新明解 ページ 3869 での単語。