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まえ【前】マヘ🔗🔉

まえ【前】マヘ [一][1] (一)自然の状態で口・鼻の向いている方。〔人間・サルの場合は、目の向いている方向でもある〕 「―へ進む/家の―/人の―〔=(知らない、多くの)人の居る所〕に出る/―〔=陰部〕を隠す/うしろ―/彼は弾圧の―に〔=強い弾圧を受けて〕屈した」 後ろ (二)基準の場所にもう少しで達する地点や、自分のからだに近い所。 「ゴールの少し―で倒れた/成功を目の―にして大いに語った/目の―が暗くなる/手―[一](一)(二)」 (三)その時より早い時点。 「―からの知人/―に述べた通り/―祝い・―払バラい・結婚―・出勤―」あとのち (四)〔その系列に属するものに〕順序に従って番号を振った場合、比較対象のものより若い番号が付くこと。 「彼は私より三人―に並んでいた/あとから来て―に出る」あと (五)以前あったこと。 「―(の事)を忘れていばり出す/―〔=前科〕がある」 (六)その人に対する顧慮。 「先生の―もあって、きつくしかりはしなかったが…/エジソンの発明の―では〔=成功と比較すると〕他のもろもろの発明も影が薄くなった/…を―にすると〔=…を目の前にして比較すると〕」 [二](造語) (一)許容範囲、ないし到達し得る限度を表わす。 「江戸―・気―・建―・名―・自―・手―・男―・腕―・持ち―(一)・出―」 (二)(何人かに割り当てられた)分量・金銭。 「足タシ―・取り―・持ち―(二)・分け―・割り―」 [三](接尾) (一)その人数分に相当する食物の分量。 「一人―イチニンマエヒトリマエ/二人―ニニンマエフタリマエ食べる/三人―注文する」 (二)昔、貴婦人の名前に添えた語。 「玉藻タマモの―[0][5]」

新明解 ページ 5075 での単語。