複数辞典一括検索+
くだ【管】
[1]🔗⭐🔉
くだ【管】
[1]
(一)細長い筒。
(二)機(ハタ)の横糸を巻いて杼(ヒ)に入れるもの。
(三)糸車の「つむ」にさして糸を巻くもの。車を回すとぶんぶん音を立てる。
[かぞえ方](一)〜(三)とも一本

くだをまく【管を巻く】🔗⭐🔉
くだをまく【管を巻く】
〔「管(三)」を巻くと音を立てることから〕酒に酔ってくどくどと繰り返して、つまらないことを言う。
くだい【句題】[0]🔗⭐🔉
くだい【句題】[0]
(一)有名な△古歌(古詩)の一句を題として詠んだ詩歌。
「―和歌[4]」
(二)俳句の題。
くだく【砕く】
[2]:[2]🔗⭐🔉
くだく【砕く】
[2]:[2]
(他五)
〈(なにデ)なにヲ―〉△固まって(一定の形を取って)いる物に強い力を加え、細かいかけらとする。
「土を―/花瓶を―〔=こわす〕/夢を―〔=せっかく描いていた美しい幻想を無残にこわす〕/敵の勢いを―〔=分散させて、弱体化をはかる〕/△心(心胆)を―〔=目的を達するために、ああでもないこうでもないと心を用いる〕/砕いて〔=相手が理解出来るように、表現をやわらげ、やさしい例を取って〕話す」

くだくだしい【くだくだしい】[5]:[5]🔗⭐🔉
くだくだしい【くだくだしい】[5]:[5]
(形)
いかにも長くて、くどい。
――さ[5][4]
くだけまい【砕け米】[0][3]🔗⭐🔉
くだけまい【砕け米】[0][3]
もみすり・米つきの際に砕けた米。こごめ。
くだける【砕ける】[3]:[3]🔗⭐🔉
くだける【砕ける】[3]:[3]
(自下一)
砕いた状態になる。
「波が―/腰が―〔=(a)腰の構えが崩れ、不安定になる。(b)何かに対する恐れや遠慮などで、初めの勢いが無くなる〕/砕けた〔=物分かりがよくて、親しみやすい〕人/砕けた〔=分かりやすい言葉を使った、どちらかというと俗に近い〕表現」
ください【下ださい】【下さい】🔗⭐🔉
ください【下ださい】【下さい】
〔「下さる」の命令形「下され」の変化〕
[一][3]自分に何かを与えてくれ、の意の丁寧表現。
[二]〔接尾語的に〕人に何かを勧めたり、そうしてほしいという意を表わす丁寧表現。
「ご覧―〔=見ていただきたい〕/お掛け―/話して―」
くださる【下ださる】【下さる】[3]:[3]🔗⭐🔉
くださる【下ださる】【下さる】[3]:[3]
(他五)
「くれる」の尊敬語。〔「た」「て」に続く場合、口語では「下すった」「下すって」と言う向きも有る〕
[表記]本表=「下さる」
くだされもの【下だされ物】【下され物】[0]🔗⭐🔉
くだされもの【下だされ物】【下され物】[0]
(目上の人から)いただいた物。ちょうだい物。
くだされる【下だされる】【下される】[4]:[4]🔗⭐🔉
くだされる【下だされる】【下される】[4]:[4]
(他下一)
くださる。〔「くださる」より敬意が強い〕
くだしぐすり【下だし薬】【下し薬】[4]🔗⭐🔉
くだしぐすり【下だし薬】【下し薬】[4]
「下剤」の意の和語的表現。
くだす【下だす】【下す】
🔗⭐🔉
くだす【下だす】【下す】
[一][3][0]:[0](他五)
(一)〈なに・だれヲ(なに・どこニ)―〉低い所に移す。
「官を―〔=責任を問うためなどの目的で低い官職に移す〕/飲み―/天が△罰(褒美)として下した〔=与えた〕所/敵を―〔=(a)降参させる。(b)破る〕」
(二)〈(だれニ)なにヲ―〉下の者に対して決定的な影響を及ぼすような行為を、上の人がする。
「△審判(裁定)を―/命令を―〔=与える〕/判決を―〔=言い渡す〕/使者を―〔=派遣する〕」
(三)〈(なにニ)なにヲ―〉自分自身の最終的な意思表示として、それを実行する。
「△解釈(評価・定義)を―〔=行う〕/結論を―〔=出す〕/断を―〔=(a)決断する。(b)決定する〕/手を―〔=自分でする〕」
(四)〈なにヲ―〉体外に出す。
「虫を―〔=体外へ出す〕/腹を―〔=下痢をする〕」
[二]〔接尾語的に〕途中でつまずかずに一気に何かをし終える。
「読み―・書き―」
[表記]本表=「下す」。「《降す」とも書く。[一](四)は、「〈瀉す」とも書く。

くたにやき【九谷焼き】【九谷焼】[0]🔗⭐🔉
くたにやき【九谷焼き】【九谷焼】[0]
石川県九谷地方で作る陶器。
くだもの【果物】
[2]🔗⭐🔉
くだもの【果物】
[2]
〔木の物の意という〕生のままで食べる「果実(一)」のうち、主として食後に食べる嗜好(シコウ)品。甘いものが多い。フルーツ。〔古くは、水分は、酸味の勝ったコウジミカンでとり、甘みは干し柿ガキ・干し棗ナツメなどで摂トった。いずれも貴重品であった〕
[表記]→付表「果物」

くだらごと【くだら琴】[4][3]🔗⭐🔉
くだらごと【くだら琴】[4][3]
百済から渡って来た弦楽器。箜篌(クゴ)[1]。
くだらない【下だらない】【下らない】🔗⭐🔉
くだらない【下だらない】【下らない】
(一)まともに△取り上げる(相手になる)だけの価値が無い。くだらぬ。くだらん[0]。
(二)その数量以下ではない。
「百万を―金額」
くだらなさ[4][0]
くだり【下だり】【下り】🔗⭐🔉
くだり【下だり】【下り】
[一][0]
のぼり
(一)低い方へ移ること。
(二)〔乗り物や道路で〕起点(と定められている所)から終点(と定められている所)へ向かう△こと(もの・方向)。〔一般に、東京から他の地方へ、都心から市外へ、または幹線から支線へ向かう△こと(もの・方向)を指す〕
「―の列車」
[表記]本表=「下り」。(一)の一部は、「《降り」とも書く。

くだりせん【下だり線】【下り線】[0]🔗⭐🔉
くだりせん【下だり線】【下り線】[0]
起点から終点に向かう交通路線。
上り線

くだりれっしゃ【下だり列車】【下り列車】[4]🔗⭐🔉
くだりれっしゃ【下だり列車】【下り列車】[4]
△東京から(幹線から分かれて)地方へ行く列車。
上り列車
[二](造語)
動詞「下る」の連用形。

くだりあゆ【下だり鮎】【下り鮎】[4]🔗⭐🔉
くだりあゆ【下だり鮎】【下り鮎】[4]
産卵期に川を下るアユ。
落ち鮎

くだりざか【下だり坂】【下り坂】[0]🔗⭐🔉
くだりざか【下だり坂】【下り坂】[0]
その人が下る方へ向かっている状態に在る坂。〔盛りが過ぎて衰える意にも用いられる〕
上り坂

くだりばら【下だり腹】【下り腹】[0]🔗⭐🔉
くだりばら【下だり腹】【下り腹】[0]
下痢(を起こしている腹ぐあい)。
くだり【行】【件】[0]🔗⭐🔉
くだり【行】【件】[0]
文章などの縦の行。
「三―半〔=離縁状〕」
〔文章の中で〕その事について述べている部分。
「平家物語の大原御幸オハラゴコウの―」
くだる【下だる】【下る】
[3][0]:[0]🔗⭐🔉
くだる【下だる】【下る】
[3][0]:[0]
(自五)
(一)〈どこヲ―/(どこ・なにニ)―〉〔斜面などに沿ったりして〕高い位置から低い位置へ向かって移動する。〔広義では、川の上流から下流の方へ移ることや、昔、都から地方へ行ったことを指す〕
「山道を―/時代が―〔=現代に近づく〕/野ヤに―〔=
野〕」
のぼる(三)
(二)数量がある程度以下になる。
下らない
のぼる(二)
(三)〈だれニ―〉上の人の意志が、一定の手順を経て下の者に伝わる。
「△命令(判決・審判)が―」
(四)〈だれニ―〉降参する。
「敵に―」
(五)下痢をする。
「腹が―」
[表記]本表=「下る」。「《降る」とも書く。(五)は、「〈瀉る」とも書く。





くだん【件】[1]🔗⭐🔉
くだん【件】[1]
〔「くだり」の変化〕
(一)上に述べた事柄。
「よって―のごとし〔=前述の通りである。証文などの終りに書く語〕」
(二)すでに話題にした事柄を指す。例の。
「―の話」
新明解に「くだ」で始まるの検索結果 1-27。