かっとば・す【かっ飛ばす】 （動五） （野球などで）球を打って勢いよく遠くへとばす。

カットバック【cutback】 〔「切り返し」「繰り返し」の意〕 (１)映画で，二つ以上の場面を，長さを変えながら交互に見せて緊張感を高めたりする編集技法。 (２)サッカーで，相手を避けて後方に進路を変えること。 (３)アメリカン-フットボールで，ボールを持った選手の走り方の一つ。オープン方向に走っていた選手が突然方向を変えてラインの内側に走り込むもの。

カットフィルム【cut film】 ⇒シート-フィルム

カットプレー 〔cutoff play〕 (１)野球で，野手の送球を他の野手が途中でさえぎって捕球すること。 (２)バスケットボールなどで，相手がパスしたボールを横合いから奪い取ること。

カットめん【カット綿】 カットしてある脱脂綿。

カットワーク【cutwork】 輪郭をかがり，内側の布を切り取って模様を表す刺繍。

カツどん【カツ丼】 甘辛く煮た豚（とん）カツをのせた丼（どんぶり）もの。

かつぬま【勝沼】 山梨県甲府盆地東縁にある町。近世，甲州街道の宿場町。甲州ブドウの中心産地。

かづの【鹿角】 秋田県北東部の市。十和田・八幡平への観光基地。大湯・後生掛（ごしよがけ）などの温泉がある。→大湯

かっぱ【河童】 (１)水界にすむと考えられた動物。くちばしがとがり，甲羅や鱗があり，頭の頂に水をたたえた皿がある。かわっぱ。かわこ。かわたろう。みずち。しばてん。 (２)水泳の上手な人。 (３)おかっぱ。 (４)〔河童の好物という〕 キュウリ。また，キュウリをしんに巻いた海苔（のり）巻き。かっぱ巻き。

━の川流れ どんな達人でも時には失敗することのたとえ。

━の屁（へ） 取るに足りないことのたとえ。へのかっぱ。

かっぱ【河童】 小説。芥川竜之介作。1927 年（昭和 2）発表。河童の世界を借りた風刺小説。死を決意した人間の眼でみた現実の世界，作者の心象風景が戯画化されている。