複数辞典一括検索+

たなかしょうすけ【田中勝助】🔗🔉

たなかしょうすけ【田中勝助】 江戸初期の商人。京都の人。1610 年イスパニアの前ルソン総督に従って,貿易の目的でメキシコに渡り,翌年帰国。最初に太平洋を横断した日本人。

たなかしょうぞう【田中正造】🔗🔉

たなかしょうぞう【田中正造】 (1841-1913) 政治家。栃木県生まれ。自由民権運動に参加。第 1 回総選挙で衆議院議員に当選。以降,国会で足尾銅山鉱毒問題に取り組み,1901 年(明治 34)には議員を辞職して明治天皇に直訴。生涯を鉱毒問題と治水事業に捧げた。

たなかしょうへい【田中正平】🔗🔉

たなかしょうへい【田中正平】 (1862-1945) 物理学者・音響学者。兵庫県生まれ。東大卒。ドイツのヘルムホルツの下で純正調音階理論を研究し,純正調オルガンを製作。

たなかしんび【田中親美】🔗🔉

たなかしんび【田中親美】 (1875-1975) 日本美術研究家。京都生まれ。多くの古筆・古画の複製や版行に尽力。古筆の鑑定・収集家としても著名。

たなかだてあいきつ【田中館愛橘】🔗🔉

たなかだてあいきつ【田中館愛橘】 (1856-1952) 物理学者。岩手県生まれ。東大教授。日本全国の地磁気測定をはじめ,地震・航空学の研究に業績を挙げた。水沢の緯度観測所を設立。メートル法の採用,ローマ字普及にも貢献。

たなかちかお【田中千禾夫】🔗🔉

たなかちかお【田中千禾夫】 (1905-1995) 劇作家・演出家。長崎県生まれ。慶大卒。心理劇の一幕物「おふくろ」で出発。戦後「雲の涯」で復活,実存主義的戯曲と評された。著「マリアの首」「千鳥」,演劇論「物言う術」など。

たなかちがく【田中智学】🔗🔉

たなかちがく【田中智学】 (1861-1939) 宗教家。江戸生まれ。国家主義をとりこんだ在家仏教運動を始め,国柱会を創始。

たなかとつげん【田中訥言】🔗🔉

たなかとつげん【田中訥言】 (1767-1823) 江戸後期の画家。名は敏。名古屋の人。最初土佐光貞に師事したが,のちに平安・鎌倉の大和絵を研究し,復古大和絵派の祖となった。

たなかひさしげ【田中久重】🔗🔉

たなかひさしげ【田中久重】 (1799-1881) 幕末・明治初期の発明家。久留米の人。からくり人形を作りからくり儀右衛門と呼ばれた。菜種油を使った無尽灯や 400 日巻きの万年時計を発明。また,蒸汽罐や鉄砲の製造にも関与した。

新辞林 ページ 5008