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くす【樟】🔗🔉

くす【樟】 クスノキ。

くす【玖珠】🔗🔉

くす【玖珠】 大分県西部,玖珠郡の町。玖珠川流域にあり,林業・シイタケ栽培・牧牛が盛ん。

くすいこ【公出挙】🔗🔉

くすいこ【公出挙】 古代,国家が行なった出挙。稲などを春に貸し出し,秋に 5 割の利息をつけて返還させるもの。こうすいこ。

クスクス【(フ) couscous】🔗🔉

クスクス【(フ) couscous】 北アフリカの料理。砕いた小麦を蒸し,野菜や肉の煮込みとともに食べる。

クスクス【(ラ) Cuscus】🔗🔉

クスクス【(ラ) Cuscus】 有袋目クスクス科クスクス属の哺乳類の総称。体長 30〜65cm。尾は長く,枝などに巻きつける。雌は育児嚢をもつ。森林にすみ,樹上で葉や果実・昆虫などを食う。ニューギニア・オーストラリアとその周辺に分布。カスカス。

くすぐった・い【擽ったい】🔗🔉

くすぐった・い【擽ったい】 (形) (1)くすぐられるなど,刺激を受けてむずむずする。こそばゆい。 (2)きまりが悪い。てれくさい。「そうほめられると―・い」

くすぐり【擽り】🔗🔉

くすぐり【擽り】 演芸や文章などで,観客・読者の笑いをことさらそそろうとすること。「―を入れる」

くすぐ・る【擽る】🔗🔉

くすぐ・る【擽る】 (動五) (1)皮膚に軽い刺激をあたえて,笑い出したりする感覚をおこさせる。こそぐる。 (2)人を笑わせようとして,滑稽なことをしたり,言ったりする。「客を―・る」 (3)人の心を軽く刺激していい気持ちにさせる。「自尊心を―・る」

クスコ【Cuzco】🔗🔉

クスコ【Cuzco】 ペルー南部の都市。アンデス山脈の海抜 3500m の高原にある。1533 年ピサロに征服されるまでインカ帝国の首都として繁栄。

くすこのへん【薬子の変】🔗🔉

くすこのへん【薬子の変】 810 年に起こった宮廷内の抗争事件。平城天皇の寵厚く,権勢の座にあった藤原薬子が,天皇の退位後,兄仲成とともに再度実権を握ろうとして起こした事件。嵯峨天皇の廃立,平城上皇の重祚(ちようそ)を企てたが未然に発覚,薬子は自殺した。

くすさん【樟蚕】🔗🔉

くすさん【樟蚕】 ヤママユガ科のガ。大形で開張約 12cm。成虫は秋に発生し,灯火に集まる。幼虫は長毛を密生する大きな毛虫で,シラガタロウ・クリケムシと呼ばれる。幼虫の絹糸腺からはテグスがとれる。

くすだま【薬玉】🔗🔉

くすだま【薬玉】 (1)種々の香料を玉にして錦の袋に入れ,糸や造花で美しく飾ったもの。悪疫払いや長寿を願って,端午の節句などに柱・壁などにかけた。 (2)(1)をまねた飾り物の玉。七夕飾りや式典の飾りとし,割れると中から紙吹雪やテープ,ハトが飛び出すものもある。飾り花。

クストー【Jacques Yves Cousteau】🔗🔉

クストー【Jacques Yves Cousteau】 (1911- ) フランスの海洋探検家。アクアラングを開発。海底居住実験を行う。「沈黙の世界」をはじめとするドキュメンタリー映画を数多く製作。

くす・ねる🔗🔉

くす・ねる (動下一) 他人のちょっとしたものをこっそり自分のものにする。

くすのき【樟・楠】🔗🔉

くすのき【樟・楠】 クスノキ科の常緑高木。高さ 20m 以上,直径 2m に達する。全体に芳香があり,樟脳(しようのう)を採る。クス。

くすのきか【樟科】🔗🔉

くすのきか【樟科】 双子葉植物離弁花類の一科。熱帯から温帯にかけて分布。常緑または落葉の高木または低木。全体に芳香がある。

くすのきまさしげ【楠木正成】🔗🔉

くすのきまさしげ【楠木正成】 (1294-1336) 南北朝時代の武将。河内国の土豪。1331 年,後醍醐天皇に呼応して河内赤坂城に挙兵,建武政権樹立に貢献し,河内和泉の守護となった。36 年足利尊氏に兵庫湊川で敗れ,弟正季と刺しちがえて死んだ。大楠公(だいなんこう)。

くすのきまさすえ【楠木正季】🔗🔉

くすのきまさすえ【楠木正季】 (?-1336) 南北朝時代の武将。正成の弟。通称,七郎。湊川の戦いで足利尊氏に敗れ,正成と刺しちがえて死んだ。

くすのきまさつら【楠木正行】🔗🔉

くすのきまさつら【楠木正行】 (1326-1348) 南北朝時代の武将。正成の長男。河内守。父の死後,南朝軍の将として活躍した。四条畷(しじようなわて)で高師直(こうのもろなお)の大軍と戦って敗れ,弟正時と刺しちがえて死んだ。小楠公(しようなんこう)。

くすのきまさとき【楠木正時】🔗🔉

くすのきまさとき【楠木正時】 (?-1348) 南北朝時代の武将。正成の次男。通称,次郎。1348 年,四条畷(しじようなわて)に高師直(こうのもろなお)と戦って敗れ,兄正行と刺しちがえて死んだ。

くすのきまさのり【楠木正儀】🔗🔉

くすのきまさのり【楠木正儀】 南北朝時代の武将。正成の三男。兄正行の死後,南朝軍の中心として幕府軍と抗戦。1369 年足利義満に降伏したが,82 年南朝に復帰。生没年未詳。

くすのきりゅう【楠木流】🔗🔉

くすのきりゅう【楠木流】 軍学の一派。楠木正成を流祖と称するが,主として「太平記」を兵書として研究して生まれた軍学。

くすのせきた【楠瀬喜多】🔗🔉

くすのせきた【楠瀬喜多】 (1836-1920) 女性運動家。土佐の人。板垣退助に共鳴,民権運動に参加。女性参政権の先駆的運動を行う。

くすぶ・る【燻る】🔗🔉

くすぶ・る【燻る】 (動五) (1)火がよく燃えずに,煙ばかりが多く出る。くすぼる。「焼け跡が―・る」 (2)すすのために,黒くなる。すすける。 (3)家などにこもったまま,これといったこともせずに暮らす。「家の中に―・っている」 (4)目立った活動もしないで過ごす。「田舎に―・っている」 (5)もめごとなどが解決をみないまま,あとを引いている。「不満が―・っている」

くすべやいち【楠部弥弌】🔗🔉

くすべやいち【楠部弥弌】 (1897-1984) 陶芸家。京都府生まれ。本名,弥一。1919 年(大正 8)陶芸団体「赤土社」結成に参加。革新的な陶芸運動を展開。

くす・べる【燻べる】🔗🔉

くす・べる【燻べる】 (動下一) 煙が多く出るように燃やす。いぶす。

くすみもりかげ【久隅守景】🔗🔉

くすみもりかげ【久隅守景】 江戸前期の画家。狩野探幽門下の四天王の一人。農民・庶民を主題とした詩情豊かな風俗画に特色があり,山水画もよくした。代表作「夕顔棚納涼図」など。生没年未詳。

くす・む🔗🔉

くす・む (動五) (1)色が地味になる。 (2)目立たずにいる。くすぶる。「地方で―・んでいる」

くすもといね【楠本イネ】🔗🔉

くすもといね【楠本イネ】 (1827-1903) 産科医。長崎の人。シーボルトの娘。父の弟子について医学を学び,産科医として長崎,のち東京で開業。

くすもとけんきち【楠本憲吉】🔗🔉

くすもとけんきち【楠本憲吉】 (1922-1988) 俳人。大阪生まれ。慶大卒。モダニストとしての前衛性を守った。句集「陰花植物」「孤客」など。「野の会」創刊。

くすやままさお【楠山正雄】🔗🔉

くすやままさお【楠山正雄】 (1884-1950) 演劇評論家・児童文学者。東京生まれ。早大卒。劇評・翻訳・脚色などに広く活躍。

くすり【薬】🔗🔉

くすり【薬】 (1)病気や傷などを治すために,飲んだり塗布したりするもの。医薬品。 (2)化学的作用をもつ物質一般をいう語。火薬・釉(うわぐすり)・殺虫剤など。 (3)心身によい影響を与える物事。「失敗が―になる」

くすりがけ【釉掛け・薬掛け】🔗🔉

くすりがけ【釉掛け・薬掛け】 陶磁器の作製で,釉(うわぐすり)をかけること。

くすりぐい【薬食い】🔗🔉

くすりぐい【薬食い】 昔,冬に滋養のために鹿や猪(いのしし)の肉を食べたこと。

くすりや【薬屋】🔗🔉

くすりや【薬屋】 薬の調合や販売をする人。また,その店。

くすりゆ【薬湯】🔗🔉

くすりゆ【薬湯】 薬剤や薬用植物を入れた浴用の湯。薬風呂。

くすりゆび【薬指】🔗🔉

くすりゆび【薬指】 〔薬を水にとくのに用いたのでいう〕 小指の隣の指。名無し指。紅(べに)差し指。薬師(くすし)指。

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