複数辞典一括検索+

ねん【年】🔗🔉

ねん【年】 [1]   (1)とし。地球が太陽の周りを 1 周する時間。「―に一度の祭り」   (2)年季。「―があける」 [2](接尾) 年数・学年を数える語。

ねん【念】🔗🔉

ねん【念】 (1)思い。気持ち。考え。「憎悪の―」 (2)気をつけること。注意。「―を入れる」

ねんあし【年足】🔗🔉

ねんあし【年足】 取引で,年間の相場の動きを罫線(けいせん)で表したグラフ。年間の足取り表。

ねんいり【念入り】🔗🔉

ねんいり【念入り】 細かい点までよく注意すること。「―に点検する」

ねんえき【粘液】🔗🔉

ねんえき【粘液】 (1)ねばりけのある液。ねばねばした液体。 (2)粘液腺から分泌される粘性の物質。主成分は糖タンパク質。→漿液(しようえき)

ねんえきしつ【粘液質】🔗🔉

ねんえきしつ【粘液質】 〔心〕ヒポクラテスの体液説に基づく気質の四類型の一。感情の変化や活気に乏しいが,粘り強く勤勉な気質。粘着質。

ねんえきすいしゅ【粘液水腫】🔗🔉

ねんえきすいしゅ【粘液水腫】 甲状腺機能低下の際にみられる皮膚の症状。押してもへこまないむくみが顔・手・首・下腿などにみられ,特有の顔つきとなる。甲状腺機能低下症。

ねんが【年賀】🔗🔉

ねんが【年賀】 新年の祝い。「―状」

ねんがく【年額】🔗🔉

ねんがく【年額】 1 年当たりの額。

ねんかくさ【年較差】🔗🔉

ねんかくさ【年較差】 1 年のうちの最高(大)値と最低(小)値との差。通常,最暖月の平均気温と最寒月の平均気温との差をいう。ねんこうさ。

ねんがじょう【年賀状】🔗🔉

ねんがじょう【年賀状】 新年を祝って書き送る葉書・手紙。賀状。年始状。

ねんがっぴ【年月日】🔗🔉

ねんがっぴ【年月日】 あることが行われた,年と月と日。

ねんがはがき【年賀葉書】🔗🔉

ねんがはがき【年賀葉書】 (1)新年を祝って出される葉書。 (2)年賀用に作られた葉書。

ねんがらねんじゅう【年がら年中】🔗🔉

ねんがらねんじゅう【年がら年中】 (副) 一年中。いつも。年が年中。

ねんかん【年刊】🔗🔉

ねんかん【年刊】 1 年に 1 回刊行すること。また,その出版物。

ねんかん【年間】🔗🔉

ねんかん【年間】 (1)1 年の間(あいだ)。 (2)ある年代の間。

ねんかん【年鑑】🔗🔉

ねんかん【年鑑】 ある分野の 1 年間の出来事・統計などを収録・解説した,年刊の刊行物。イヤーブック。

ねんがん【念願】🔗🔉

ねんがん【念願】 ひたすら望み願うこと。かねてからの願い。

ねんかんそうじつろうどうじかん【年間総実労働時間】🔗🔉

ねんかんそうじつろうどうじかん【年間総実労働時間】 1 年間に実際に労働者が働いた時間。所定内労働時間と残業時間の合計。

ねんき【年忌】🔗🔉

ねんき【年忌】 回忌。

ねんき【年季】🔗🔉

ねんき【年季】 (1)奉公人を雇用時に約束した年限。1 年を 1 季とし,普通 10 年が限度。 (2)「年季奉公」の略。

ねんき【年期】🔗🔉

ねんき【年期】 1 か年を単位として定めた期間。「年季」と同義にも用いる。

ねんきぼうこう【年季奉公】🔗🔉

ねんきぼうこう【年季奉公】 年季を定めて,雇われて働くこと。年季勤め。

ねんきゅう【年休】🔗🔉

ねんきゅう【年休】 「年次有給休暇」の略。

ねんぎょ【年魚】🔗🔉

ねんぎょ【年魚】 (1)生まれて 1 年以内に(産卵して)死ぬ魚。アユ・シラウオなど。 (2)アユの異名。

ねんきん【年金】🔗🔉

ねんきん【年金】 毎年一定の金額を定期的に給付する制度の下で,支払われる金銭。老齢・退職・疾病・死亡などによる所得喪失に対する保障の目的をもつ。運営主体により公的年金・私的年金の区分がある。

ねんきん【粘菌】🔗🔉

ねんきん【粘菌】 変形菌の別名。

ねんきんききん【年金基金】🔗🔉

ねんきんききん【年金基金】 年金制度によって集められ,年金支払いの元資となる基金。運用は信託銀行と生命保険会社が行う。

ねんきんこうさい【年金公債】🔗🔉

ねんきんこうさい【年金公債】 利子と元金の一部を年金形式で支払う公債。

ねんきんじゅうたくゆうしせいど【年金住宅融資制度】🔗🔉

ねんきんじゅうたくゆうしせいど【年金住宅融資制度】 厚生年金・国民年金の被保険者を対象に,年金福祉事業団が住宅資金を融資する制度。

ねんきんしんたく【年金信託】🔗🔉

ねんきんしんたく【年金信託】 年金給付のため,原資の管理・運用・給付など一切の運営を包括的に受託する信託。

ねんきんほけん【年金保険】🔗🔉

ねんきんほけん【年金保険】 保険金額を年金として,終身または一定期間中,定期的に一定額の支払いを約する保険制度。⇔資金保険

ねんきんりさそん【年金利差損】🔗🔉

ねんきんりさそん【年金利差損】 年金の想定利回りを,実際の運用利回りが下回った結果発生する運用益不足のこと。

ねんぐ【年貢】🔗🔉

ねんぐ【年貢】 田畑の耕作者が領主に毎年納入した貢租。普通,米・麦・大豆などの生産物を納めたが,鎌倉中期以降次第に銭納が多くなった。江戸時代には田は米納が原則で,畑は銭納も認められた。

ねんげつ【年月】🔗🔉

ねんげつ【年月】 歳月。としつき。

ねんけつたん【粘結炭】🔗🔉

ねんけつたん【粘結炭】 乾留すると融合してコークスになる石炭。

ねんげみしょう【拈華微笑】🔗🔉

ねんげみしょう【拈華微笑】 〔仏〕〔五灯会元〕 釈迦が霊鷲山(りようじゆせん)で華(はな)を拈(ひね)っていると,摩訶迦葉(まかかしよう)のみがその意味を理解して微笑した。そこで釈迦は,言語で説明できない仏教の真理が摩訶迦葉に伝わったと告げた,という説話。以心伝心による禅宗の伝法の始めを語る説話。

ねんげん【年限】🔗🔉

ねんげん【年限】 年を単位に定めた期限。「修業―」

ねんこう【年功】🔗🔉

ねんこう【年功】 (1)長年の功績・功労。 (2)長年の経験・熟練。

ねんごう【年号】🔗🔉

ねんごう【年号】 元号(げんごう)の一般的な言い方。→元号

ねんこうじょれつ【年功序列】🔗🔉

ねんこうじょれつ【年功序列】 勤続年数や年齢によって,職場での地位や賃金が決まること。

ねんこうちんぎん【年功賃金】🔗🔉

ねんこうちんぎん【年功賃金】 勤続年数や年齢などの要素によって決められる賃金。年功序列型賃金。

ねんごろ【懇ろ】🔗🔉

ねんごろ【懇ろ】 (形動) (1)心のこもっているさま。手厚いさま。「―に弔う」 (2)親しいさま。「―になる」

ねんさ【年差】🔗🔉

ねんさ【年差】 月の黄経運動の不等(遅速)の一種。振幅 0.19 度。周期は 1 近点年(365.2596 日)。ティコ=ブラーエの発見による。

ねんざ【捻挫】🔗🔉

ねんざ【捻挫】 手や足などの関節をくじくこと。

ねんさん【年産】🔗🔉

ねんさん【年産】 1 年当たりの産出高。

ねんし【年始】🔗🔉

ねんし【年始】 (1)年の初め。年頭。 (2)年頭の挨拶(あいさつ)。年賀。

ねんし【年歯】🔗🔉

ねんし【年歯】 年齢。よわい。

ねんし【撚糸】🔗🔉

ねんし【撚糸】 糸によりをかけること。また,よりをかけた糸。「―機」

ねんじ【年次】🔗🔉

ねんじ【年次】 (1)1 年ごとに順を追うこと。「―計画」 (2)年の順序。長幼の順序。「卒業―」 (3)年度。「―予算」

ねんしき【年式】🔗🔉

ねんしき【年式】 自動車などの機器の,製造年の型。「―が古い」

ねんしまわり【年始回り】🔗🔉

ねんしまわり【年始回り】 新年の挨拶のため,縁者の家をまわり歩くこと。

ねんしゃ【念写】🔗🔉

ねんしゃ【念写】 〔心〕超心理学の用語。心の中で念ずることによって写真乾板やフィルムに感光させたり,映像を現したりすること。

ねんしゅ【年酒】🔗🔉

ねんしゅ【年酒】 新年を祝う酒や屠蘇(とそ)。また,年始の客にすすめる酒。

ねんじゅ【念珠】🔗🔉

ねんじゅ【念珠】 数珠(じゆず)。ねんず。

ねんじゅ【念誦】🔗🔉

ねんじゅ【念誦】 〔仏〕心に仏の姿を思い描き,口に仏の名や経文などをとなえること。念仏誦経。ねんず。

ねんしゅう【年収】🔗🔉

ねんしゅう【年収】 1 年間の収入。

ねんじゅう【年中】🔗🔉

ねんじゅう【年中】 [1]1 年の間。「―無休」 [2](副) いつも。しじゅう。絶えず。「―かぜぎみだ」

ねんしゅううんどう【年周運動】🔗🔉

ねんしゅううんどう【年周運動】 1 年間を周期とする運動。一般には太陽の天球上の動きについていう。見かけ上の太陽は(黄道を)毎日 1 度弱ずつ星座の中を東へ移動し,365.2564 日(1 恒星年)で元の位置に戻る。太陽の年周運動は,地球の公転による見かけ上のもの。

ねんじゆうきゅうきゅうか【年次有給休暇】🔗🔉

ねんじゆうきゅうきゅうか【年次有給休暇】 勤続年数・出勤日数に応じて,一定の基準に基づき年間に何日と定めた有給休暇。労働基準法では,原則として勤続 6 か月では最低 10 日,1 年 6 か月以上は 1 年増すごとに 1 日増加するが,20 日を超えることは要しないと定める。

ねんしゅうしさ【年周視差】🔗🔉

ねんしゅうしさ【年周視差】 地球が太陽の周りを公転運動しているために,地球から見た天体の方向が 1 年を周期として変化する現象。このため,天体は一般に楕円を描いて運動するように見えるが,その楕円の半長軸を見張る角度の大きさをいうこともある。

ねんしゅつ【捻出・拈出】🔗🔉

ねんしゅつ【捻出・拈出】 ひねり出すこと。苦心してつくり出すこと。「費用を―する」

ねんじゅも【念珠藻】🔗🔉

ねんじゅも【念珠藻】 藍藻類ユレモ目の淡水藻の総称。淡水産。糸状の細胞列が多数集まって,群体をつくる。カワタケ・イシクラゲなどは食用になる。

ねんしょ【年初】🔗🔉

ねんしょ【年初】 年のはじめ。年頭。

ねんしょ【念書】🔗🔉

ねんしょ【念書】 後日の証拠として,念のために作成しておく文書。

ねんしょう【年少】🔗🔉

ねんしょう【年少】 年が若いこと。幼いこと。⇔年長 「―者」

ねんしょう【年商】🔗🔉

ねんしょう【年商】 1 年間の総売上高。

ねんしょう【燃焼】🔗🔉

ねんしょう【燃焼】 (1)もえること。熱と光の発生を伴う激しい連鎖的な酸化反応。さらに激しい場合は爆発となる。広義には,熱や光を伴わない酸化反応にもいい,また,原子炉内で進行する連鎖核分裂反応をもいう。 (2)力を出し尽くすこと。「生命を―し尽くす」

ねんしょうこうりつ【燃焼効率】🔗🔉

ねんしょうこうりつ【燃焼効率】 燃焼によって発生した熱量の完全燃焼の値に対する百分率。石炭の燃焼などのように未燃焼部分や可燃性ガスを生ずる場合は 100%より小さい。

ねんしょうしつ【燃焼室】🔗🔉

ねんしょうしつ【燃焼室】 (1)ボイラーや加熱炉などで,燃料を燃焼させるために設けた部分。 (2)内燃機関で,シリンダー・シリンダー-ヘッドおよびピストンの上面で囲まれた部分。

ねんしょうじんこう【年少人口】🔗🔉

ねんしょうじんこう【年少人口】 0 歳から 14 歳までの人口。生産年齢人口に対し,65 歳以上の老年人口と併せて従属人口という。→生産年齢人口従属人口

ねんしょうねつ【燃焼熱】🔗🔉

ねんしょうねつ【燃焼熱】 物質が酸素と化合して完全燃焼して発生する熱量。普通,物質の 1 モルまたは 1g 当たりの熱量で表す。

ねんしょうろうどう【年少労働】🔗🔉

ねんしょうろうどう【年少労働】 年少者による労働。労働基準法では 15 歳未満の児童の雇用を原則として禁止し,18 歳未満の年少者には特別の保護措置を規定する。

ねん・じる【念じる】🔗🔉

ねん・じる【念じる】 (動上一) (1)強く願う。祈る。「成功を―・じる」 (2)神仏の名,経文を(心の中で)唱える。

ねん・ずる【念ずる】🔗🔉

ねん・ずる【念ずる】 (動サ変) 念じる。

ねんせい【稔性】🔗🔉

ねんせい【稔性】 有性生殖の過程に異常がなく,交配により子孫をつくり得ること。

ねんせい【粘性】🔗🔉

ねんせい【粘性】 (1)ねばる性質。ねばりけ。 (2)〔viscosity〕 流体の流れでは,流体中の面に対して接線応力が働き,流れに対する抵抗が生ずる。この性質または生ずる抵抗のこと。

ねんせいか【稔性花】🔗🔉

ねんせいか【稔性花】 完全なめしべを備え,実を結ぶ花。登花(とうか)。

ねんせいりつ【粘性率】🔗🔉

ねんせいりつ【粘性率】 流体の粘性の度合を表す語。運動する流体中のある面に対して,その接線方向に現れるずれ応力の大きさは,面に垂直な方向の速度勾配に比例する。その比例定数を粘性率という。物質の種類・温度によって変化する。粘度。粘性係数。

ねんせいりゅうたい【粘性流体】🔗🔉

ねんせいりゅうたい【粘性流体】 粘性をもつ流体。流体力学で,流体の粘性を考慮しなければならないとき,その対象となる流体を特に粘性流体と呼ぶ。

ねんそ【燃素】🔗🔉

ねんそ【燃素】 ⇒フロギストン

ねんたい【粘体】🔗🔉

ねんたい【粘体】 粘性の大きな物体。飴(あめ)の類。粘性体。

ねんだい【年代】🔗🔉

ねんだい【年代】 (1)過ぎ去った時を,区切った一まとまり。「化石で―がわかる」 (2)紀元の年数。「―順に並べる」 (3)世代。「戦争を経験した―」 (4)経過してきた(長い)年月。「―物」

ねんだいがく【年代学】🔗🔉

ねんだいがく【年代学】 〔chronology〕 天文学・気候学・暦学・理化学・文献学など関連諸科学を援用して,歴史上の事象の絶対年代や事象間の先後関係(相対年代)を決定する学問。

ねんだいき【年代記】🔗🔉

ねんだいき【年代記】 主な出来事を年を追って叙述した歴史書。クロニクル。

ねんだいもの【年代物】🔗🔉

ねんだいもの【年代物】 長い年月を経た物。古くて価値のあるもの。時代物。

ねんだんせい【粘弾性】🔗🔉

ねんだんせい【粘弾性】 速い変形に対しては,ずれの弾性を示し,遅い変形に対しては粘性流動を示す力学的性質。高分子物質やその溶液にみられることが多い。

ねんちゃく【粘着】🔗🔉

ねんちゃく【粘着】 ねばりけのあるものが他の物にぴったりくっつくこと。ねばりつくこと。「―力」「―性」

ねんちゃくご【粘着語】🔗🔉

ねんちゃくご【粘着語】 ⇒膠着語(こうちやくご)

ねんちゃくざい【粘着剤】🔗🔉

ねんちゃくざい【粘着剤】 接着剤の一。あとで,剥(は)がすことのできる一時的な接着に用いる。

ねんちゃくしつ【粘着質】🔗🔉

ねんちゃくしつ【粘着質】 (1)⇒粘液質 (2)ねばりつく性質。

ねんちゃくテープ【粘着テープ】🔗🔉

ねんちゃくテープ【粘着テープ】 セロファン・ビニール・紙などのテープに接着剤を塗ったもの。

ねんちゅう【粘稠・黏稠】🔗🔉

ねんちゅう【粘稠・黏稠】 ねばりけがあって密度の濃いこと。「―剤」

ねんちゅうぎょうじ【年中行事】🔗🔉

ねんちゅうぎょうじ【年中行事】 〔「ねんじゅうぎょうじ」とも〕 毎年一定の時期に特定の集団により行われる儀式・行事。

ねんちょう【年長】🔗🔉

ねんちょう【年長】 年齢が上であること。⇔年少 「―者」

ねんてん【捻転】🔗🔉

ねんてん【捻転】 ねじれて向きが変わること。「腸―」

ねんど【年度】🔗🔉

ねんど【年度】 事務・会計決算などの便宜のために設けた 1 年の期間。年次。

ねんど【粘土】🔗🔉

ねんど【粘土】 岩石・鉱物が風化分解,あるいは変成作用によってできた,きわめて微細な粒子の集合体。粒径 0.0039mm 未満のもの。湿っていると吸着性・可塑(かそ)性・粘性をもち,赤熱すると固結する。陶器・耐火物・瓦・セメントなどの原料となる。

ねんど【粘度】🔗🔉

ねんど【粘度】 ⇒粘性率

ねんとう【念頭】🔗🔉

ねんとう【念頭】 心のうち。頭の中。「―にない」「―を去らない」

新辞林ねんで始まるの検索結果 1-100もっと読み込む