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あま・す【余す】🔗🔉

あま・す【余す】 (動五) (1)余るようにする。残す。「―・すところなく」 (2)ある限度までに余地を残す。「開会までに 5 日を―・すだけだ」

あまり【余り】🔗🔉

あまり【余り】 [1]   (1)余ったもの。残り。   (2)事の程度が過ぎたための結果。「感激の―泣き出した」 [2](形動)   (1)程度がはなはだしいさま。「―の寒さに震えあがる」   (2)度をすぎてひどいさま。あんまり。「―な仕打ち」 [3](副)   (1)程度がはなはだしいさま。あんまり。「―食べると毒だよ」   (2)さほど。大して。あんまり。「―良くない」 [4](接尾) それより幾分多い意を表す。「出席は 10 人―」

あまりあ・る【余り有る】🔗🔉

あまりあ・る【余り有る】 (連語) (1)十分である。十分に余裕がある。 (2)十分にし尽くせない。「想像に―・る苦しみ」

あま・る【余る】🔗🔉

あま・る【余る】 (動五) (1)多すぎて残る。「会費が―・る」「勢い―・って」 (2)割り算で,割り切れずに残りがでる。 (3)限度・程度を超えている。「目に―・る」「身に―・る光栄」

あまるべ【余部】🔗🔉

あまるべ【余部】 兵庫県北部,日本海に臨む香住町の漁業地区。山陰本線余部鉄橋(高さ約 41m)がある。

あんまり【余り】🔗🔉

あんまり【余り】 (副・形動) あまり。「―好きじゃない」「―な仕打ち」

よ【余】🔗🔉

よ【余】 (1)それ以上であること。「2 年の―の闘病生活」 (2)それ以外であること。「―の件については知らない」 (3)その数より少し多い意を表す語。あまり。有余。「30 人―の人」

よ【余・予】🔗🔉

よ【余・予】 (代) われ。わたくし。

よいち【余市】🔗🔉

よいち【余市】 北海道南西部の町。積丹半島基部,石狩湾に面する。漁業と水産加工が盛ん。

よいん【余韻】🔗🔉

よいん【余韻】 (1)鐘などを鳴らしたとき,あとまで残るひびき。余音。 (2)事が終わったあとに残る風情。 (3)詩文などで言外に感じさせる趣や情緒。余情。

ようん【余蘊】🔗🔉

ようん【余蘊】 残ったところ。あますところ。

よえい【余映】🔗🔉

よえい【余映】 あとに残る光。余光。

よか【余花】🔗🔉

よか【余花】 初夏に入ってなお咲き残っている桜の花。

よか【余暇】🔗🔉

よか【余暇】 仕事の合間のひま。仕事から解放されて自由に使える時間。ひま。

よかく【余角】🔗🔉

よかく【余角】 〔数〕2 角の和が直角であるとき,その 2 角を互いに余角であるという。→補角

よかじかん【余暇時間】🔗🔉

よかじかん【余暇時間】 生活利用時間のうち,労働時間や睡眠時間などを除いた自由に使える時間。

よかつ【余割】🔗🔉

よかつ【余割】 ⇒コセカント

よかん【余寒】🔗🔉

よかん【余寒】 立春後の寒さ。寒(かん)が明けてまだ残る寒さ。残寒。

よぎ【余技】🔗🔉

よぎ【余技】 専門以外の技能。

よぎな・い【余儀無い】🔗🔉

よぎな・い【余儀無い】 (形) それよりほかに方法がない。やむをえない。「後退を―・くされる」

よきょう【余興】🔗🔉

よきょう【余興】 宴会などで面白みを添えるため行う演芸。アトラクション。

よきょう【余響】🔗🔉

よきょう【余響】 音が消えたあとに残るひびき。余韻。

よくん【余薫】🔗🔉

よくん【余薫】 (1)あとに残る香り。余香。 (2)先人の残した徳。

よくん【余醺】🔗🔉

よくん【余醺】 まだ残っている酒気。

よけい【余計】🔗🔉

よけい【余計】 (1)必要以上にあって邪魔だったり不要だったりすること。「―な手間」 (2)普通より多いこと。「人より―に働く」

よけい【余慶】🔗🔉

よけい【余慶】 祖先の善行によって子孫が得る幸運。「積善の家に―あり」

よけい【余恵】🔗🔉

よけい【余恵】 受けるはずでなかった恵み。余分な恵み。おこぼれ。「―にあずかる」

よけいもの【余計者】🔗🔉

よけいもの【余計者】 (1)無用者。邪魔な人。 (2)19 世紀半ばのロシア文学に現れた,知性と教養にめぐまれながら,無気力で現実に適応する能力を欠いた一連の人物。

よげん【余弦】🔗🔉

よげん【余弦】 コサイン。

よげんかんすう【余弦関数】🔗🔉

よげんかんすう【余弦関数】 角度を独立変数 x,それに対する余弦を従属変数 y としたときの関数。y=cos x→三角関数

よげんきょくせん【余弦曲線】🔗🔉

よげんきょくせん【余弦曲線】 余弦関数をグラフに表したもの。正弦曲線を x 軸に沿って負の方向に ずらした形になる。

よご【余呉】🔗🔉

よご【余呉】 滋賀県北端,伊香(いか)郡の町。福井県に接する豪雪地帯。余呉湖がある。

よこう【余光】🔗🔉

よこう【余光】 (1)あとまで残る光。 (2)余徳。おかげ。

よこう【余香】🔗🔉

よこう【余香】 あとに残る香り。

よごこ【余呉湖】🔗🔉

よごこ【余呉湖】 滋賀県余呉町にある湖。陥没湖。賤ヶ岳(しずがたけ)によって琵琶湖と隔てられる。羽衣伝説が残り,古くから歌に詠まれる。よごのうみ。

よざい【余罪】🔗🔉

よざい【余罪】 すでに判明している以外の罪。ほかの罪。「―を追及する」

よじ【余事】🔗🔉

よじ【余事】 (1)余暇や余力でする事。 (2)それ以外の事。ほかのこと。他事。

よじつ【余日】🔗🔉

よじつ【余日】 (1)残りの日。余りの日。 (2)別の日。他日。「―出直します」

よしゅう【余臭】🔗🔉

よしゅう【余臭】 (1)残っているにおい。 (2)名残。「封建時代の―」

よじょう【余剰】🔗🔉

よじょう【余剰】 あまり。のこり。

よじょう【余情】🔗🔉

よじょう【余情】 (1)あとまで心に残る情趣。 (2)文芸で,直接は表されず,その背後に感じられる気分・情調。

よじょうてきとくちょう【余剰的特徴】🔗🔉

よじょうてきとくちょう【余剰的特徴】 〔redundant feature〕 言語の単位がもつ特徴のなかで他の単位との区別に関与しない特徴。英語の/t/と/d/は帯気性の強弱の違いがあるが,これは二つを区別するための特徴ではないので余剰的特徴である。余剰的素性。⇔弁別的特徴

よしょく【余色】🔗🔉

よしょく【余色】 ⇒補色

よしん【余震】🔗🔉

よしん【余震】 本震発生の直後からある期間,本震の震源域やその付近でおこる,本震より小さい地震。

よじん【余人】🔗🔉

よじん【余人】 ほかの人。別の人。よにん。「―を以(もつ)て代えがたい」

よじん【余燼】🔗🔉

よじん【余燼】 (1)火事場で,まだくすぶっている火。 (2)事件などが片付いたあとになお残る影響。「紛争の―」

よしんいき【余震域】🔗🔉

よしんいき【余震域】 余震の発生する領域。本震直後の余震域はほぼ本震の震源域と一致する。

よすいろ【余水路】🔗🔉

よすいろ【余水路】 余分な水を流下させるために,ダム本体に設ける水路口。

よすう【余数】🔗🔉

よすう【余数】 余った数。残りの数。

よせい【余生】🔗🔉

よせい【余生】 残されている人生。「―を楽しく送る」

よせい【余勢】🔗🔉

よせい【余勢】 物事をなし終えたあとの,まだ衰えない勢い。「―を駆る」

よせつ【余接】🔗🔉

よせつ【余接】 コタンジェント。

よぜん【余喘】🔗🔉

よぜん【余喘】 今にも死にそうな息をすること。虫の息。

よそ【余所・他所】🔗🔉

よそ【余所・他所】 (1)ほかの所。別の場所。「―へ移す」 (2)自分の属している家庭や団体以外のところ。「―で夕飯を食べる」 (3)自分とは直接関係のない所・人・物。「―の国の話」 (4)ほったらかすこと。「仕事を―に出歩く」

よそみ【余所見】🔗🔉

よそみ【余所見】 (1)よそを見ること。わきみ。 (2)よそめ。ひとめ。「―に悪い」

よそもの【余所者】🔗🔉

よそもの【余所者】 よその土地から来た人。同じ集団に属さない人。「―扱い」

よそゆき【余所行き】🔗🔉

よそゆき【余所行き】 〔「よそいき」とも〕 (1)外出すること。「―の着物」 (2)外出のときに着る衣服。晴れ着。 (3)改まった態度や言葉づかい。「―の態度」

よそよそし・い【余所余所しい】🔗🔉

よそよそし・い【余所余所しい】 (形) 親しみを示さない態度である。他人行儀である。「―・い態度」

よたく【余沢】🔗🔉

よたく【余沢】 (1)先人が残した恩恵。余徳。 (2)周囲にまで及ぶ広大な恩沢。

よだん【余談】🔗🔉

よだん【余談】 本筋をはずれた話。ほかの話。「―に及ぶ」

よち【余地】🔗🔉

よち【余地】 (1)余っている土地。あいた土地。 (2)残された部分。何かできるゆとり。余裕。「弁解の―がない」

よっぽど【余っ程】🔗🔉

よっぽど【余っ程】 (副・形動) 「よほど」を強めた言い方。

よてき【余滴】🔗🔉

よてき【余滴】 (筆先に)残ったしずく。

よとく【余得】🔗🔉

よとく【余得】 余分のもうけ。

よとく【余徳】🔗🔉

よとく【余徳】 先人の残した恵み。余沢。

よにん【余人】🔗🔉

よにん【余人】 ⇒よじん(余人)

よねつ【余熱】🔗🔉

よねつ【余熱】 さめきらずに残っている熱。または熱気。

よねん【余年】🔗🔉

よねん【余年】 余生。余命。

よねん【余念】🔗🔉

よねん【余念】 ほかの考え。他念。

よねんな・い【余念無い】🔗🔉

よねんな・い【余念無い】 (形) そのことだけに没頭していて,ほかのことは考えない。余念がない。

よのぎ【余の儀】🔗🔉

よのぎ【余の儀】 (連語) ほかのこと。別事(べつじ)。「―にあらず」

よは【余波】🔗🔉

よは【余波】 (1)風がおさまった後も,なお立っている波。「台風の―」 (2)ある物事の終わったあとにも,なお残る影響。なごり。

よはい【余輩】🔗🔉

よはい【余輩】 (代) われ。われわれ。

よはく【余白】🔗🔉

よはく【余白】 文字などを書いた紙面の,白くあいて残っている部分。

よびょう【余病】🔗🔉

よびょう【余病】 ある病気の影響で起こる他の病気。「―を併発する」

よふん【余憤】🔗🔉

よふん【余憤】 あとまで残る怒り。

よぶん【余分】🔗🔉

よぶん【余分】 (1)残ったもの。余り。「―が出る」 (2)適切な程度・分量を超えていること。「人より―に働く」

よぶん【余聞】🔗🔉

よぶん【余聞】 こぼれ話。余話(よわ)。

よへい【余弊】🔗🔉

よへい【余弊】 (1)あとまで残っている弊害。 (2)あることに伴って起こる,別の弊害。

よほど【余程】🔗🔉

よほど【余程】 (1)程度がはなはだしいさま。ずいぶん。「―自信があるのだろう」 (2)すんでのところでそうなってしまいそうなさま。「―帰ろうかと思った」

よめい【余命】🔗🔉

よめい【余命】 これから先に生きられる命。「―いくばくもない」

よゆう【余裕】🔗🔉

よゆう【余裕】 (1)あせらずゆったりとしていること。「―のある態度」 (2)余りのあること。「時間に―がある」

よゆうしゃくしゃく【余裕綽綽】🔗🔉

よゆうしゃくしゃく【余裕綽綽】 (ト/タル) 落ち着きはらったさま。

よりょく【余力】🔗🔉

よりょく【余力】 ある事を終えたのちになお余っている力。余裕。「―を残す」

よるい【余類】🔗🔉

よるい【余類】 残った仲間。残党。

よろく【余禄】🔗🔉

よろく【余禄】 余分の収益。余得。「―に与(あずか)る」

よろく【余録】🔗🔉

よろく【余録】 主要な記録以外のもの。

よわ【余話】🔗🔉

よわ【余話】 ある事について,一般にはあまり知られていない話。こぼれ話。

【余】🔗🔉

【余】 〔画 数〕7画 − 常用漢字 〔区 点〕4530〔JIS〕4D3E〔シフトJIS〕975D 〔異体字〕餘 〔音 訓〕ヨ・あます・あまり・あまる・われ 〔名乗り〕われ 〔熟語一覧〕 →余す(あます) →余り(あまり) →余り有る(あまりある) →余る(あまる) →余部(あまるべ) →有り余る(ありあまる) →余り(あんまり) →紆余曲折(うよきょくせつ) →海外経常余剰(かいがいけいじょうよじょう) →株式払込剰余金(かぶしきはらいこみじょうよきん) →神日本磐余彦天皇(かんやまといわれひこのすめらみこと) →窮余(きゅうよ) →経常海外余剰(けいじょうかいがいよじょう) →刑余(けいよ) →月余(げつよ) →国庫剰余金(こっこじょうよきん) →国庫余裕金(こっこよゆうきん) →歳余(さいよ) →残余(ざんよ) →字余り(じあまり) →社会的余剰(しゃかいてきよじょう) →尺余(しゃくよ) →自由太刀余波鋭鋒(じゆうのたちなごりのきれあじ) →旬余(じゅんよ) →自余・爾余(じよ) →時余(じよ) →消費者余剰(しょうひしゃよじょう) →剰余(じょうよ) →剰余価値(じょうよかち) →剰余金(じょうよきん) →剰余定理(じょうよていり) →剰余労働(じょうよろうどう) →酔余(すいよ) →生産者余剰(せいさんしゃよじょう) →絶対的剰余価値(ぜったいてきじょうよかち) →相対的剰余価値(そうたいてきじょうよかち) →読書三余(どくしょさんよ) →読史余論(とくしよろん) →零余子(ぬかご) →年余(ねんよ) →病余(びょうよ) →夫余・扶余(ふよ) →平均余命(へいきんよめい) →方向余弦(ほうこうよげん) →零余子(むかご) →持て余す(もてあます) →有余(ゆうよ) →余(よ) →余・予(よ) →余市(よいち) →余韻(よいん) →余蘊(ようん) →余映(よえい) →余花(よか) →余暇(よか) →余角(よかく) →余暇時間(よかじかん) →余割(よかつ) →余寒(よかん) →余技(よぎ) →余儀無い(よぎない) →余興(よきょう) →余響(よきょう) →余薫(よくん) →余醺(よくん) →余計(よけい) →余慶(よけい) →余恵(よけい) →余計者(よけいもの) →余弦(よげん) →余弦関数(よげんかんすう) →余弦曲線(よげんきょくせん) →余呉(よご) →余光(よこう) →余香(よこう) →余呉湖(よごこ) →余罪(よざい) →余事(よじ) →余日(よじつ) →余臭(よしゅう) →余剰(よじょう) →余情(よじょう) →余剰的特徴(よじょうてきとくちょう) →余色(よしょく) →余震(よしん) →余人(よじん) →余燼(よじん) →余震域(よしんいき) →余水路(よすいろ) →余数(よすう) →余生(よせい) →余勢(よせい) →余接(よせつ) →余喘(よぜん) →余所・他所(よそ) →余所見(よそみ) →余所者(よそもの) →余所行き(よそゆき) →余所余所しい(よそよそしい) →余沢(よたく) →余談(よだん) →余地(よち) →余っ程(よっぽど) →余滴(よてき) →余得(よとく) →余徳(よとく) →余人(よにん) →余熱(よねつ) →余年(よねん) →余念(よねん) →余念無い(よねんない) →余の儀(よのぎ) →余波(よは) →余輩(よはい) →余白(よはく) →余病(よびょう) →余憤(よふん) →余分(よぶん) →余聞(よぶん) →余弊(よへい) →余程(よほど) →余命(よめい) →余裕(よゆう) →余裕綽綽(よゆうしゃくしゃく) →余力(よりょく) →余類(よるい) →余禄(よろく) →余録(よろく) →余話(よわ) →零余子(れいよし) →六十余州(ろくじゅうよしゅう)

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