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あま・す【余す】🔗🔉

あま・す [2] 【余す】 (動サ五[四]) (1)余るようにする。残す。「弁当を―・す」「一人も―・さず連れて行く」 (2)ある限度までに余地を残している。「締め切りまでに五日を―・すだけだ」 (3)のけ者にする。もてあます。受け身の形で用いる。「時を失ひ世に―・されて期する所なきものは/方丈記」 (4)討ち残す。取り逃がす。「先にこそもらすとも,今度は―・すな,もらすな/平治(中)」 (5)あふれ出させる。とび出させる。「馬は屏風を倒すごとく,がはと倒るれば,主は前へぞ―・されける/保元(中・古活字本)」 〔「余る」に対する他動詞〕

余すところなく🔗🔉

余すところなく 残らず。すっかり。すべて。「―説明し尽くされている」

あまり【余り】🔗🔉

あまり 【余り】 ■一■ (名) (1) [3] (ア)余ったもの。残り。「三人で分けると―が出る」「―の毛糸で手袋を編む」(イ)割り算で,割り切れずに残った部分。残り。剰余。 (2) [0][1] (「…のあまり」の形で副詞的に用いる)ある事の程度がはなはだしいために別の事態を引き起こすこと。「驚きの―口もきけない」「感激の―泣き出した」 ■二■ [3] (形動)[文]ナリ (1)程度がはなはだしいさま。並はずれているさま。「―の寒さに震えあがった」「―に静かなのでかえって眠れない」「色あひ,―なるまで匂ひて/源氏(宿木)」 (2)程度がはなはだしくひどいさま。あんまり。「―な仕打ちだと思いませんか」 ■三■ [0] (副) (1)程度がはなはだしいさま。常識や予想を超えているさま。あんまり。「―食べると毒だよ」 (2)(下に打ち消しの語を伴って)程度が予想ほどではないさま。さほど。大して。あんまり。「―行きたくない」「―良い出来ではない」 ■四■ (接尾) (1)数量を表す語に付いて,それより幾分多いことを表す。「出席は一〇人―」 (2)数詞と数詞の間に入れて用いて,あとにくる数だけ余分に加わることを表す。「しはすの二〇日(ハツカ)―ひとひの戌の時に/土左」

あまり=と言えば🔗🔉

――と言えば あまりにも。度を超えてひどいさまにいう。「―あまりの仕打ち」

あまり=物((アマリモノ))に福あり🔗🔉

――物((アマリモノ))に福あり 人の残したもの,最後に残ったものに意外にいいことがある。残り物には福がある。

あまり-ごと【余り事】🔗🔉

あまり-ごと 【余り事】 (1)よけいなこと。行きすぎたこと。「象ばかりに乗ていと善かりつるを,獅子に乗るが―/今昔 5」 (2)あまりにも虫のいいこと。法外なこと。「いかに面目あらましと―をぞ思ひてのたまふ/源氏(真木柱)」

あまり-ちゃ【余り茶】🔗🔉

あまり-ちゃ 【余り茶】 茶筒などに使い残した茶。また,飲み残しの茶。「―に福がある。然らば今一つ/浄瑠璃・伊賀越道中双六」

あまり-べ【余戸】🔗🔉

あまり-べ 【余戸】 律令制における村落制度で,五〇戸を一里としたとき,五〇戸に余る端数の民戸で編成した里。また,僻地の寒村などの称としても用いた。あまるべ。

あまり-もの【余り物】🔗🔉

あまり-もの [0][4] 【余り物】 余った物。残って不要になった物。

あまり-あ・る【余り有る】🔗🔉

あまり-あ・る 【余り有る】 (連語) (1)十分である。十分に余裕がある。「実験の成功は苦難を補って―・る」 (2)十分にし尽くせない。「想像に―・る苦しみ」

あま・る【余る】🔗🔉

あま・る [2] 【余る】 (動ラ五[四]) (1)必要な数量を引いたあとにまだ残りがある。「会費が―・る」 (2)数量がある基準を上回る。「千人に―・る希望者」「背丈に―・る深さ」 (3)余分にありすぎたために,かえって悪い結果になる。「勢い―・ってひっくり返る」「かわいさ―・って憎さ百倍」 (4)限度・程度を超えている。「手に―・る難題」「目に―・る振る舞い」「身に―・る光栄」「田舎人の歌にては―・れりや足らずや/伊勢 87」 (5)割り算で,割り切れずに余りがでる。「一〇を三で割ると一―・る」 〔「余す」に対する自動詞〕 [慣用] 言葉に―・思案に―・十指に―・力に―・手に―・人目に―・身に―・目に―

あまる-べ【余戸】🔗🔉

あまる-べ 【余戸】 ⇒あまりべ(余戸)

あんまり【余り】🔗🔉

あんまり 【余り】 〔「あまり」の撥音添加〕 ■一■ [0] (副) 「あまり{■三■}」に同じ。「―手を焼かすな」「―好きじゃない」 ■二■ [4] (形動) 「あまり{■二■}」に同じ。「―な仕打ち」

まり【余】🔗🔉

まり 【余】 (接尾) 〔「あまり」の「あ」の脱落した形〕 数量を表す語に付いて,それよりいくらか多い意を表す。「ななつぎの御代にまわへる百(モモチ)―十の翁の舞ひ奉る/続後紀(承和一二)」

よ【余】🔗🔉

[1][0] 【余】 (1)それ以上であること。(「…の余」の形で多く用いる)「二年の―闘病生活を続ける」「百人の―の参加者」 (2)それ以外であること。それ以外のもの。「―の件については知らない」 →余の儀 (3)あまったもの。あまり。余分。 (4)数量を表す語に付いて,その数より少し多い意を表す。おおよその数をあげて端数を漠然という場合に用いる。あまり。有余。「十―年の歳月」「三〇人―の人」

よ【余・予】🔗🔉

[1] 【余・予】 (代) 一人称。われ。わたくし。やや尊大な,または,改まった言い方として男子が用いる。「―の説くところをよく理解せよ」

よ-い【余威】🔗🔉

よ-い [1] 【余威】 ある事をなし遂げたあとの,はずみのついてなお余っている勢い。余勢。

よいち【余市】🔗🔉

よいち 【余市】 北海道南西部の町。積丹半島基部,石狩湾に面する。漁業と水産加工が盛ん。

よ-いん【余音】🔗🔉

よ-いん [0] 【余音】 「余韻(ヨイン){(1)}」に同じ。

よ-いん【余胤】🔗🔉

よ-いん [0] 【余胤】 子孫。後胤。

よ-いん【余韻】🔗🔉

よ-いんン [0] 【余韻】 (1)鐘などを鳴らしたとき,音の消えたあとまで残るひびき。余音。「―が残る」 (2)事が終わったあとに残る風情。「―を味わう」 (3)詩文などで言外に感じさせる趣や情緒。余情。「―をもたせた表現」

よいん-じょうじょう【余韻嫋嫋】🔗🔉

よいん-じょうじょうンデウデウ [0] 【余韻嫋嫋】 (ト|タル)[文]形動タリ 余韻が長く残るさま。「―と鳴る」

よ-えい【余映】🔗🔉

よ-えい [0] 【余映】 あとに残る光。余光。

よ-えい【余栄】🔗🔉

よ-えい [0] 【余栄】 死後に残る栄光や名誉。

よ-えん【余炎・余焔】🔗🔉

よ-えん [0] 【余炎・余焔】 (1)消え残りの炎。 (2)残暑。

よ-えん【余煙】🔗🔉

よ-えん [0] 【余煙】 消え残りの火のけむり。

よ-か【余花】🔗🔉

よ-か ―クワ [1] 【余花】 初夏に入ってなお咲き残っている桜の花。[季]夏。 →残花

よ-か【余暇】🔗🔉

よ-か [1] 【余暇】 仕事の合間のひま。仕事から解放されて自由に使える時間。ひま。

よ-かく【余角】🔗🔉

よ-かく [0] 【余角】 〔数〕 二角の和が直角であるとき,その二角を互いに余角であるという。 →補角

よか-じかん【余暇時間】🔗🔉

よか-じかん [3] 【余暇時間】 生活利用時間のうち,労働時間や睡眠時間などを除いた自由に使える時間。

よ-かつ【余割】🔗🔉

よ-かつ [0] 【余割】 ⇒コセカント

よ-かん【余寒】🔗🔉

よ-かん [0] 【余寒】 立春後の寒さ。寒(カン)が明けてまだ残る寒さ。残寒。[季]春。《鎌倉を驚かしたる―あり/虚子》

よ-ぎ【余技】🔗🔉

よ-ぎ [1] 【余技】 専門以外の技能。「―で絵をかく」

よ-ぎ【余儀】🔗🔉

よ-ぎ [1] 【余儀】 ほかの事。ほかの方法。 →余儀ない

よぎ-な・い【余儀無い】🔗🔉

よぎ-な・い [1][3] 【余儀無い】 (形)[文]ク よぎな・し (1)それ以外に方法がない。やむをえない。「―・い事情で欠席する」 (2)議論の余地がない「御位長久なるべき事,―・し/曾我 2」 (3)へだて心がない。「―・き頼みに打ち頷き/浄瑠璃・廿四孝」

余儀無くされる🔗🔉

余儀無くされる 他に方法がなくそうせざるを得ない。「内閣は総辞職を―れた」

よ-きょう【余興】🔗🔉

よ-きょう [0] 【余興】 (1)宴会などに面白みを添えるために行う演芸。アトラクション。「―にひとさし舞う」 (2)興があとまで残っていること。「若(モシ)―あれば,しばしば松のひびきに秋風楽をたぐへ/方丈記」

よ-きょう【余響】🔗🔉

よ-きょう ―キヤウ [0] 【余響】 音が消えたあとに残るひびき。余韻。

よ-ぎょう【余業】🔗🔉

よ-ぎょう ―ゲフ [0] 【余業】 (1)先人のし残した事業。 (2)副業。

よ-くん【余薫】🔗🔉

よ-くん [0] 【余薫】 (1)あとに残る香り。余香。 (2)先代の残した徳。「われ十善の―によて万乗の宝位をたもつ/平家 6」

よ-けい【余計】🔗🔉

よ-けい [0] 【余計】 ■一■ (名・形動)[文]ナリ (1)必要以上にあって邪魔だったり不用だったりする・こと(さま)。「―な手間をかける」「―な物は捨てる」 (2)普通より多いこと。普通より程度が上であること。また,そのさま。「人より―に働く」 (3)物があまること。一定の数量より多くあること。また,そのもの。あまり。「金銀に―なく/浮世草子・永代蔵 4」 ■二■ (副) {■一■(2)}に同じ。「考えるほどに―わからなくなる」

よけい=なお世話🔗🔉

――なお世話 自分にとっては必要のない相手の手助けや差し出口をいう語。

よけい-もの【余計物】🔗🔉

よけい-もの [0] 【余計物】 もてあますもの。あって困るもの。無用の長物。

よけい-もの【余計者】🔗🔉

よけい-もの [0] 【余計者】 (1)余計な人。無用者。邪魔な人。「―扱いをされた」 (2)一九世紀半ばのロシア文学に現れた,知性と教養にめぐまれながら,無気力で現実を直視し適応する能力を欠いた一連の人物。没落貴族や知識階級の一典型。ツルゲーネフ「ルーディン」やゴンチャロフ「オブローモフ」の同名の主人公など。

よ-けい【余恵】🔗🔉

よ-けい [0] 【余恵】 受けるはずでなかった恵み。余分な恵み。おこぼれ。「―にあずかる」

よ-けい【余慶】🔗🔉

よ-けい [0][1] 【余慶】 (1)祖先の善行によって子孫が得る幸運。 ⇔余殃(ヨオウ) 「祖父の―を蒙る」「積善の家に―あり/平家 2」 (2)おかげ。余光。

よ-げん【余弦】🔗🔉

よ-げん [0][1] 【余弦】 ⇒コサイン

よげん-かんすう【余弦関数】🔗🔉

よげん-かんすう ―クワン― [4] 【余弦関数】 角度を独立変数 ,それに対する余弦を従属変数 としたときの関数。=cos →三角関数

よげん-きょくせん【余弦曲線】🔗🔉

よげん-きょくせん [4] 【余弦曲線】 余弦関数をグラフに表したもの。正弦曲線を 軸に沿って負の方向に π/2 ずらした形になる。 余弦曲線 [図]

よげん-ていり【余弦定理】🔗🔉

よげん-ていり [4] 【余弦定理】 〔数〕 三角形の頂点を A ,B ,C ,これに対する辺を とする時,−2 cos A などをいう。

よご【余呉】🔗🔉

よご 【余呉】 滋賀県北端,伊香(イカ)郡の町。福井県に接する豪雪地帯。余呉湖がある。

よ-こう【余光】🔗🔉

よ-こう ―クワウ [0] 【余光】 (1)あとまで残る光。 (2)先人の名声が,のちにまで影響を与えること。余徳。おかげ。

よ-こう【余香】🔗🔉

よ-こう ―カウ [0] 【余香】 あとまで残る香り。残り香。余薫。

よ-こく【余国】🔗🔉

よ-こく [1] 【余国】 ほかの国。他国。外国。

よご-こ【余呉湖】🔗🔉

よご-こ 【余呉湖】 滋賀県余呉町にある湖。陥没湖。賤ヶ岳(シズガタケ)によって琵琶湖と隔てられる。羽衣伝説が残り,古くから歌に詠まれる。よごのうみ。

よご-の-うみ【余呉湖】🔗🔉

よご-の-うみ 【余呉湖】 ⇒よごこ(余呉湖)

よ-ざい【余材】🔗🔉

よ-ざい [0] 【余材】 余った材料,または材木。

よ-ざい【余財】🔗🔉

よ-ざい [0][1] 【余財】 (1)まだ残っている財産。余裕のある金。 (2)そのほかの財物。

よ-ざい【余罪】🔗🔉

よ-ざい [0] 【余罪】 (1)すでに判明している以外の罪。ほかの罪。「―を追及する」 (2)つぐなっても余りある罪。

よ-さん【余算】🔗🔉

よ-さん 【余算】 残りの寿命。余生。「一期の月影かたぶきて,―山の端に近し/方丈記」

よ-し【余子】🔗🔉

よ-し [1] 【余子】 (1)嫡子以外の子。 (2)その人以外の人。

よ-し【余資】🔗🔉

よ-し [1] 【余資】 あまっている資金。使い残りの資金。余財。

よ-じ【余事】🔗🔉

よ-じ [1] 【余事】 (1)仕事のあい間などにする他の事。余暇や余力でする事。 (2)それ以外の事。ほかのこと。他事。「―に心を奪われる」

よ-じしょう【余事象】🔗🔉

よ-じしょう ―ジシヤウ [2] 【余事象】 ある事象に対して,それが起こらないという事象のこと。例えば,さいころを振る時,1 の目が出るという事象に対する余事象は 2 ・ 3 ・ 4 ・ 5 ・ 6 の目が出ること。

よ-しゅう【余臭】🔗🔉

よ-しゅう ―シウ [0] 【余臭】 (1)残っているにおい。 (2)名残。「封建時代の―」

よ-しゅう【余執】🔗🔉

よ-しゅう ―シフ [0] 【余執】 〔仏〕 心に残って離れない執着。死後までこの世に残した執念。

よ-しゅう【余習】🔗🔉

よ-しゅう ―シフ [0] 【余習】 (1)前からまだ続いている習慣。 (2)〔仏〕「習気(ジツケ)」に同じ。

よ-しゅうごう【余集合】🔗🔉

よ-しゅうごう ―シフガフ [2] 【余集合】 ⇒補集合(ホシユウゴウ)

よそ【余所・他所・外】🔗🔉

よそ [2][1] 【余所・他所・外】 (1)ほかの所。別の場所。「店をたたんで―へ移って行った」「―では買えない品」 (2)自分の属している家庭や団体以外のところ。 ⇔うち 「今日は―で夕飯を食べてくる」「―から帰ったら必ず手を洗いなさい」 (3)自分とは直接関係のない所・人・物。「どこか―の国の話だと思った」「―の人のあとについて行ってはいけません」 (4)ほったらかすこと。かえりみないこと。「勉強を―に遊んでばかりいる」

よそ=にする🔗🔉

――にする 構わないで放っておく。おろそかにする。「家を―して遊び歩く」「あぶるるにたよりなければ,―して怠りたるにぞ/読本・春雨(海賊)」

よそ=にな・る🔗🔉

――にな・る (1)疎遠になる。「天雲のよそにも人のなりゆくか/古今(恋五)」 (2)関心がなくなる。そっちのけになる。「玄宗は…政事も―・り/仮名草子・竹斎」

よそ=に見る🔗🔉

――に見る よそ事のように見る。

よそ=の花はよく見える🔗🔉

――の花はよく見える 他人のものは何でもよく見えるの意。

よそ-がまし・い【余所がましい】🔗🔉

よそ-がまし・い 【余所がましい】 (形)[文]シク よそがま・し 〔中世近世語〕 よそよそしい。みずくさい。「一礼いへばあ―・い何のお礼/浄瑠璃・夏祭」

よそ-げ【余所げ】🔗🔉

よそ-げ 【余所げ】 (形動ナリ) よそよそしいさま。そ知らぬ顔であるさま。「紅葉葉(モミジバ)はおのが染めたる色ぞかし―における今朝の霜かな/新古今(冬)」

よそ-ながら【余所ながら】🔗🔉

よそ-ながら [3][0] 【余所ながら】 (副) 遠くから。かげながら。それとなく。「―成功を祈る」「―見守る」

よそ-ほか【余所外】🔗🔉

よそ-ほか [2] 【余所外】 (名) 〔「よそ」を強めていう語〕 全く無関係なこと。「固より―のおぼつちやま方とは違ひ/浮雲(四迷)」

よそ-み【余所見】🔗🔉

よそ-み [2][3] 【余所見】 (1)他の物事に気をとられて,よそを見ること。わきみ。「授業中に―をしてはいけない」 (2)他人の見る目。よそめ。ひとめ。「―に悪い」 (3)見て見ないふりをすること。よそめ。「腰を扣(タタ)く程の事は,―して置きしが/浮世草子・一代女 5」

よっ-ぽど【余っ程】🔗🔉

よっ-ぽど [0] 【余っ程】 〔「よきほど」の転。「余」は当て字〕 ■一■ (副) (1)程度がはなはだしいさま。普通の程度を超えているさま。たいそう。ずいぶん。「家にいた方が―ましだ」「―疲れていたとみえて,もう眠ってしまった」 (2)すんでのところでそうなってしまいそうなさま。「―怒鳴りつけてやろうかと思ったが我慢した」 (3)ちょうどよい程度であるさま。「瑟の緒のあはひ広狭もなく―に寸法の有るを云ふぞ/毛詩抄 3」 (4)大体。およそ。「物を知る器量があつたぞ,王戎と―同じやうにあつたぞ/蒙求抄 1」 ■二■ (形動)[文]ナリ (1)程度がはなはだしいさま。普通の程度を超えているさま。「―なことがないかぎり怒らない」 (2)すでに適当な程度を超えて,やめてもらいたいさま。いいかげん。「―にあがけよ,そこなぬくめ/浄瑠璃・鑓の権三(上)」 〔現代語では,「よほど」をさらに強めた言い方として用いる〕

よ-の-ぎ【余の儀】🔗🔉

よ-の-ぎ 【余の儀】 (連語) ほかのこと。別のこと。別事(ベツジ)。「―にあらず」

よ-まき【余蒔き・余播き】🔗🔉

よ-まき [0] 【余蒔き・余播き】 とれた種を,その年のうちにもう一度蒔いて収穫すること。

あます【余す】(和英)🔗🔉

あます【余す】 leave (over);→英和 spare;→英和 save (節約).→英和 〜所なく thoroughly;→英和 exhaustively.

あまり【余り】(和英)🔗🔉

あまり【余り】 (1) the remainder;→英和 the rest;→英和 the remnants;the surplus (剰余);→英和 the balance (残高);→英和 leftovers (食べ残し). (2)[以上]odd;→英和 over.→英和 〜の remaining;surplus.‖余りものに福あり There is luck in the last helping.

あまり【余り】(和英)🔗🔉

あまり【余り】 too (much);→英和 [否定]not… much;not very….話が〜うますぎる be too good to be true.

あまる【余る】(和英)🔗🔉

あまる【余る】 [残る]remain;→英和 be left over;be too many[much](多過ぎる).

よ【余】(和英)🔗🔉

よ【余】 [以上]more than;over;→英和 above.→英和

よいん【余韻】(和英)🔗🔉

よいん【余韻】 reverberations;a trailing note;suggestiveness (詩文の).〜のある trailing;lingering;→英和 suggestive.→英和

よか【余暇】(和英)🔗🔉

よか【余暇】 spare time;leisure (hours).→英和 〜に at one's leisure;in the intervals.

よかく【余角】(和英)🔗🔉

よかく【余角】 《数》a complementary angle.

よかん【余寒】(和英)🔗🔉

よかん【余寒】 the lingering cold.

よぎ【余技】(和英)🔗🔉

よぎ【余技】 a hobby.→英和

よぎない【余儀ない】(和英)🔗🔉

よぎない【余儀ない】 unavoidable;→英和 inevitable;→英和 indispensable.→英和 余儀なく…する be obliged[forced,compelled]to.

よきょう【余興】(和英)🔗🔉

よきょう【余興】 an entertainment;→英和 an extra (番外).→英和

よけい【余計な】(和英)🔗🔉

よけい【余計な】 too many[much];excessive;→英和 surplus;→英和 superfluous;→英和 extra;→英和 [不必要な]needless;→英和 unnecessary;→英和 uninvited;→英和 uncalled-for.〜なお世話だ Mind your own business.〜に excessively;→英和 too much.

よげん【余弦】(和英)🔗🔉

よげん【余弦】 《数》a cosine.→英和

よざい【余罪ある見込み】(和英)🔗🔉

よざい【余罪ある見込み】 be suspected of some other crimes.

よざい【余財】(和英)🔗🔉

よざい【余財】 money[funds]to spare.

よじ【余事】(和英)🔗🔉

よじ【余事】 ⇒余談.

よそ【余所で】(和英)🔗🔉

よそ【余所で】 elsewhere;→英和 at some other place.〜へout[away].→英和 ‖余所の人 a stranger.

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