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ま【魔】🔗🔉

ま【魔】 〔(梵) mra の音訳「魔羅」の略〕 (1)仏道の妨げとなるもの。悪神である天魔,内面に生ずる現象である煩悩魔,出来事である死をさす死魔など。 (2)人に害悪をもたらす神や悪霊。悪魔。魔物。「―よけ」 (3)度を超して,一つのことに熱心な人。「電話―」

まおう【魔王】🔗🔉

まおう【魔王】 (1)悪魔の王。 (2)〔仏〕天魔の王。欲界第六天の主で,衆生(しゆじよう)が仏道にはいるのを妨げる者。

まきゅう【魔球】🔗🔉

まきゅう【魔球】 球技で,思いがけない変化をして相手を惑わせる球。

まきょう【魔境】🔗🔉

まきょう【魔境】 (1)悪魔のすむ世界。 (2)人跡まれな,神秘的な地域。 (3)遊里など人を誘惑する所。魔窟(まくつ)。

まきょう【魔鏡】🔗🔉

まきょう【魔鏡】 日本や中国にある青銅鏡の中で,鏡面を見ると普通の鏡と変わりないが,太陽光線の反射光を当てて投影すると,裏側に鋳造されている経文や仏像などが写し出されるもの。鏡面の曲率の部分的な差により,明暗ができるためと考えられる。

まくつ【魔窟】🔗🔉

まくつ【魔窟】 (1)悪魔が住む所。 (2)ならず者や売春婦などが集まり住む所。

ましゅ【魔手】🔗🔉

ましゅ【魔手】 人に害悪を与えるもの。魔の手。「誘惑の―」

まじゅつ【魔術】🔗🔉

まじゅつ【魔術】 (1)人の心を惑わす術。魔法。 (2)大仕掛けな手品。

まじゅつてきリアリズム【魔術的リアリズム】🔗🔉

まじゅつてきリアリズム【魔術的リアリズム】 〔(ス) realismo mgico〕 元来ドイツに生まれた用語で,今日一般には中南米小説に特徴的な現実と幻想を混淆させる技法を指す語。

まじょ【魔女】🔗🔉

まじょ【魔女】 (1)〔witch〕 古くからのヨーロッパの俗信で人に害悪を与える魔力をそなえているという女性。 (2)悪魔のような女。また,不思議な力をもった女。

ましょう【魔性】🔗🔉

ましょう【魔性】 人を迷わすような性質。悪魔のもっているような性質。

まじょがり【魔女狩り】🔗🔉

まじょがり【魔女狩り】 (1)ヨーロッパの宗教改革前後における,教会ないし民衆による組織的・狂信的な,異端者摘発・追放の運動。 (2)(比喩的に)一定社会・集団の権力者が,思想・信条を異にする者を異端と断じて追放・排除すること。

まじん【魔神】🔗🔉

まじん【魔神】 わざわいをもたらす神。魔の神。

まだんのしゃしゅ【魔弾の射手】🔗🔉

まだんのしゃしゅ【魔弾の射手】 〔(ド) Der Freischtz 自由の射手〕 ウェーバー作曲の歌劇。3 幕。1821 年初演。中世ドイツの伝説に取材し,ドイツ国民歌劇への道を開いた。「序曲」「猟人(かりゆうど)の合唱」は特に有名。

まてき【魔笛】🔗🔉

まてき【魔笛】 〔(ド) Die Zauberflte〕 モーツァルト作曲の歌劇。2 幕。1791 年初演。ドイツ国民歌劇の出発点となった作品。

まどう【魔道】🔗🔉

まどう【魔道】 異端の道。邪道。

まのやま【魔の山】🔗🔉

まのやま【魔の山】 〔(ド) Der Zauberberg〕 トーマス=マンの長編小説。1924 年刊。青年ハンス=カストルプが,7 年間に及ぶスイスのサナトリウムでの療養生活により肉体的・精神的に鍛えられ,ロマンチックな死への共感を克服して生への意志を固めるまでを描く。

まほう【魔法】🔗🔉

まほう【魔法】 人間わざとは思えない,不思議なことを行う術。魔術。妖術。

まほうじん【魔方陣】🔗🔉

まほうじん【魔方陣】 ⇒方陣

まほうつかい【魔法使い】🔗🔉

まほうつかい【魔法使い】 魔法を使う人。

まほうびん【魔法瓶】🔗🔉

まほうびん【魔法瓶】 中に入れた物質の温度を長時間保てるように,まわりに真空の層を施した瓶。保温瓶。ポット。ジャー。

まもの【魔物】🔗🔉

まもの【魔物】 (1)魔性のもの。妖怪(ようかい)。ばけもの。 (2)人を迷わせたり破滅に導いたりするもの。「金は―だ」

まよけ【魔除け】🔗🔉

まよけ【魔除け】 魔物を近づけないこと。また,そのためのお守りなど。

まら【魔羅・摩羅】🔗🔉

まら【魔羅・摩羅】 〔梵語から〕 (1)〔仏〕人の心を迷わし修行のさまたげとなるもの。 (2)〔もと僧侶の隠語〕 陰茎。男根。

まりき【魔力】🔗🔉

まりき【魔力】 ⇒まりょく(魔力)

まりょく【魔力】🔗🔉

まりょく【魔力】 人を迷わせる悪魔の力。また,悪魔のもつ不思議な力。

【魔】🔗🔉

【魔】 〔画 数〕21画 − 常用漢字 〔区 点〕4366〔JIS〕4B62〔シフトJIS〕9682 〔音 訓〕マ 〔熟語一覧〕 →悪魔(あくま) →悪魔主義(あくましゅぎ) →悪魔の詩(あくまのうた) →悪魔の辞典(あくまのじてん) →悪魔払い(あくまばらい) →閻魔(えんま) →閻魔蟋蟀(えんまこおろぎ) →閻魔帳(えんまちょう) →逢う魔が時(おうまがとき) →御邪魔(おじゃま) →オズの魔法使い(オズのまほうつかい) →降魔(ごうま) →色魔(しきま) →詩魔(しま) →邪魔(じゃま) →邪魔立て(じゃまだて) →邪魔っ気(じゃまっけ) →照魔鏡(しょうまきょう) →睡魔(すいま) →寸善尺魔(すんぜんしゃくま) →断末魔(だんまつま) →通り魔(とおりま) →肉体の悪魔(にくたいのあくま) →白魔(はくま) →破魔矢(はまや) →破魔弓・浜弓(はまゆみ) →病魔(びょうま) →伏魔殿(ふくまでん) →魔(ま) →魔王(まおう) →魔球(まきゅう) →魔境(まきょう) →魔鏡(まきょう) →マクスウェルの魔物(マクスウェルのまもの) →魔窟(まくつ) →魔手(ましゅ) →魔術(まじゅつ) →魔術的リアリズム(まじゅつてきリアリズム) →魔女(まじょ) →魔性(ましょう) →魔女狩り(まじょがり) →魔神(まじん) →魔弾の射手(まだんのしゃしゅ) →魔笛(まてき) →魔道(まどう) →魔の山(まのやま) →魔法(まほう) →魔方陣(まほうじん) →魔法使い(まほうつかい) →魔法瓶(まほうびん) →魔物(まもの) →魔除け(まよけ) →魔羅・摩羅(まら) →魔力(まりき) →魔力(まりょく) →夢魔(むま) →ラプラスの魔物(ラプラスのまもの)

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