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はら‐わた【腸】🔗⭐🔉
はら‐わた【腸】
1 大腸の古称。また、大腸・小腸などの総称。臓腑(ぞうふ)のことにもいう。*新訳華厳経音義私記「大小腸波良汗多(ハラワタ)」
2 瓜(うり)などの内部の、種子とともにある綿のようなやわらかい部分。また、物の内部にあって、表面を別のものでおおわれているもの。「畳のはらわたが出る」
3 こころ。性根。また、胸中。本心。あるいは、物ごとの神髄。精髄。
●腸が腐(くさ)る
精神が堕落する。根性や気骨がなくなる。
●腸が=煮え[=煮えくり・燃え]返る
激しい怒りをこらえることができない。憤怒に堪えられないさま。
●腸が見(み)え透(す)く
心の中がよくわかる。本心がはっきりとわかる。
●腸を切(き)る
=はらわた(腸)を断つ2
●腸を断(た)つ
1 悲しみに堪えられないさまにいう。断腸。
2 おかしさに堪えられないで大笑いをする。
日国 ページ 16621 での【腸】単語。