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うつ‐ぎ【空木・卯木】🔗⭐🔉
うつ‐ぎ【空木・卯木】
1 (茎が中空であるところから名づけられたという)ユキノシタ科の落葉低木。各地の山野にふつうに生える。高さ一・五〜三メートル。初夏、鐘形の白い五弁の花が円錐状に集まって咲く。茎は中空。樹皮は淡褐色でうろこ状にはがれる。葉は対生し、先がとがった長卵形で、へりに浅い鋸歯があり、裏には星状毛がある。実は球形でかたい。枝葉は煎じて黄疸の薬、せきの薬とする。材質は堅く、木釘とし、生垣や庭木としてもよく植えられる。卯月に咲くところから「うのはな」ともいう。かきみぐさ。ゆきみぐさ。《季・夏》
2 「こくさぎ(小臭木)」の異名。
日国 ページ 2065 での【空木】単語。