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し🔗⭐🔉
し
植物「ぎしぎし(羊蹄)」の古名。
し🔗⭐🔉
し
〔感動〕
1 騒々しさを制止し沈黙させるためにいう語。しい。しっ。
2 牛馬、禽獣などを追う時に発する語。しい。しっ。
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し
〔副助〕
文中の連用語を受けて指示強調する。この場合、「し」の下に重ね用いられる助詞は係助詞に限られる。
1 単文中の連用語(体言、体言に助詞の付いたもの、活用語連体形、副詞、活用語連用形)を受ける。この場合の述語用言は形状性の語(形容詞、「あり」、自発の「ゆ」を伴う動詞など)であるか、または推量の助動詞を伴うことが圧倒的に多い。*古事記‐中・歌謡「嬢子(をとめ)ども誰を志(シ)枕(ま)かむ」
2 順接条件句中の連用語を受ける。*土左「おのれしさけをくらひつれば」
3 同じ動詞を重ねる強調表現の中間に用いられる。*方丈記「ありとしある人」
文中の体言を受け、全体で体言的に用いられて格助詞「の」に続く。ただし確実例は次の一例のみである。*万葉‐二六二八(一書歌)「誰之(シ)の人も君にはまさじ」
〔間投助〕
1 文中の、主として連体語、まれに連用語を受けて詠嘆を表す。間投助詞の「や」または「よ」の下に重ね用いられることが多い。*古事記‐中・歌謡「はしけや斯(シ)我家(わぎへ)の方よ雲居立ち来も」
2 感動詞や、他の間投助詞とともに用いられて囃詞(はやしことば)を構成する。*古事記‐中・歌謡「ええ志(シ)やご志(シ)やこはいごのふぞ」
〔接続助〕
1 打消の「ず」および形容詞の連用形を受け、「…して」の意で前後の句を接続する。*伎・傾城浅間嶽‐中「死したるを知らずし、女房を引っ立て皆打ち連れ」
2 活用語の終止形を受けて前後の句を接続する。近世以後の用法で会話文に多い。
並列、順接、逆接などの関係において接続する。古いものほど助動詞「う」「まい」を受ける場合が多い。*浄・傾城反魂香‐中「定めししにとも有まいし、尤逃ても見さんしょし」*滑・浮世風呂‐前「娘はそれそれにかたづくシ、もう孫も五六人ある」
否定推量の「まい」を受けて「…ものを」「…のに」の意を表す。*洒・売花新駅「源水じゃアあんめへし、あんまりまはしたらめが廻りそふなことだ」
〔終助〕終止した文を受け、軽く念をおす。近世末から現れる上方の女性語。*穴さがし心の内そと‐初「みな受取取って戻るのやシ、よいかえ」








し🔗⭐🔉
し
(過去(回想)の助動詞「き」の連体形)→き(助動詞)
し🔗⭐🔉
し
(尊敬の助動詞「しゃる」の命令形「しゃれ」が「しゃい」となり、さらに「せえ」となり「し」と変化したもの)江戸の語。対等程度の相手に対する命令を表し、敬意はほとんどない。四段動詞の未然形に促音「っ」を介して付き、その他の活用には「さっし」が用いられる。*赤本・五百八十七曲「それひろわっし」
し【し・シ】🔗⭐🔉
し【し・シ】
五十音図の第三行第二段(サ行イ段)に置かれ、五十音順で第十二位のかな。いろは順では第四十二位で、「み」のあと「ゑ」の前に位置する。現代標準語の発音では、前舌と硬口蓋前部との間の無声摩擦音[]と母音iとの結合した音節[]iにあたり、これを清音の「し」という。これに対して、「し」に濁点をつけた「じ」は、[]に対する有声摩擦音
の結合した音節
iにあたるが、普通には、
の摩擦のはじまる前に舌先が歯茎に触れて破裂音を伴い、有声破擦音d
となる。ただし、標準語としては、
iとd
iとを音韻として区別することはない。「し」「じ」はそれぞれ「ゃ・ゅ・ょ」を伴って拗音の[]a,[]u,[]o,
a,
u,
oを表す。「し」の字形は「之」の草体から出た。「シ」の字形も同じく「之」の草体を三画にとらえたものである。ローマ字では、「ローマ字のつづり方」(昭和二九年内閣告示)第一表にsi・sya・syu・syo,zi・zya・zyu・zyoをあげ、第二表にsha・shi・shu・sho,ja・ji・ju・joをあげている。前者はいわゆる日本式、後者はいわゆるヘボン式のつづり方である。









し【尿】🔗⭐🔉
し【尿】
「しし(尿)」の略。
し【士】🔗⭐🔉
し【士】
1 官位、俸禄を有し、人民の上に位する男。*愚管抄‐七「昔は諸大夫なにかと器量ある士をばさたなかりき」
2 男性をいう。男子。おとこ。おのこ。「同好の士」*枕‐四九「士は己を知る者のために死ぬ」
3 学問、道徳を身につけたりっぱな人。また、人徳の備わった尊敬に値する人物。*徒然草‐一四三「博学の士」
4 江戸時代の身分制度で士・農・工・商の一つ。武士。さむらい。士族。*読・雨月物語‐貧福論「岡左内といふ武士あり。〈略〉此士(シ)いと偏固(かたわ)なる事あり」
5 古く中国で、天子や諸侯の家臣で大夫の下に位する者。「士大夫」
6 特定の資格、職業の人の意を表す。「運転士」「弁護士」「文学士」など。
し【子】🔗⭐🔉
し【子】
1 こども。こ。特に男子。
2 有徳の人、一家の学説をたてた人などの敬称。特に孔子をさす。
3 漢籍を経・史・子・集に分けた、いわゆる四部分類のうちの一つ。学者の学説を述べた著述の類。法家、農家などの諸子百家の書を主に含む。
4 旧華族制度五等爵の第四位。子爵。
5 利息。利子。元金百文に対する一月分の利子を、三文子(さんもんし)、五文子(ごもんし)などという。
〔代名〕対称。対等またはそれ以下の人に対して用いる。*近世畸人伝‐題言「子がおもへる所に少しく異也」
〔接尾〕
1 主として動作性の名詞に付けて、それを行う男子の意を表す。「編集子」「受付子」など。
2 上代・中古、貴族の婦人の名に添えたもの。「光明子」「式子内親王」など。
3 名の下に添えて、親しみや軽い尊敬の意を表す。江戸の風流人の仲間で用いられたもの。*俳・更科紀行「荷兮子が奴僕をして」
●子曰(いわ・のたまわ)く
(「論語」の各章句のはじめのことば。「孔子がおっしゃることには」の意から)論語、儒学などの意。また一般に漢籍をいう。



し【支】🔗⭐🔉
し【支】
1 わかれ。分派。
2 えだ。枝。
3 ささえ。助けとなるもの。支柱。
4 てあし。四肢。肢。
「しな(支那)」の略。


し【氏】🔗⭐🔉
し【氏】
血統が同じであることを表す名。姓。また、一族。うじ
〔代名〕他称。話し手、相手以外の第三者をさし示す。主として男子に用いる。「氏の御出席を願う」
〔接尾〕
1 人の姓に付けて、尊敬の意を表す。
2 数詞に付け、敬意をこめて人数を表すのに用いる。「田中・佐藤の両氏」



し【仕】🔗⭐🔉
し【仕】
仕えること。官職につくこと。
●仕を致(いた)す
官を辞する。致仕する。
し【史】🔗⭐🔉
し【史】
1 =れきし(歴史)1
2 記録を受け持つ官。また、歴史を書く人。史官。
3 神祇官、太政官の主典(さかん)。文書をつかさどり、諸役所から上申した庶務を取りあつかう。大史、少史がある。
●史に三長(さんちょう)あり
(「唐書‐劉子玄伝」の「史有
三長
、才・学・識、世罕
兼
之、故史者少」から)歴史を書く人に必要なものは、才・学・識の三つの長所である。
●史の大夫(たいふ)
大史(だいし)の、特に従五位下に叙せられたもの。大夫の史。




し【司】🔗⭐🔉
し【司】
1 律令制で、省に属し寮につぐ役所。主水司、諸陵司の類。正(かみ)、佑(じょう)、令史(さかん)などの職員を置く。
2 明治の初め、官省に属し、局・寮の下にあった役所。
し【四・肆】🔗⭐🔉
し【四・肆】
1 数の名。三の次の数。よ。よっつ。よつ。よん。
2 四番目。
●四の五(ご)の
あれやこれや。なんのかの。また、あれこれぐずぐずと言うこと。「四の五の言うな」
●四の膳(ぜん)
客に食事を饗する時に、本膳、二の膳、三の膳の次に出される四番目の膳部。よのぜん。
●四の鼓(つづみ)
古代の雅楽器の一つ。現在伝存しない打楽器。細腰鼓(さいようこ)の一つで、三鼓(さんのつづみ)より大形のもの。中大鼓。
●四の二(に)
1 ばくちや双六(すごろく)で、二つのさいころに四と二が同時に出ること。
2 (四と二とを合わせた数が六というところから)「六」をしゃれていう語。
●四も五(ご)も
(下に打消の語を伴って用いる)なんでもかでも。なにもかも。どうもこうも。*浮・好色二代男‐八「四も五も構はぬ男ども」
し【市】🔗⭐🔉
し【市】
1 まち。市街。人の多く集まる所。
2 普通地方公共団体の一つ。人口五万以上で、中心市街地の戸数が全戸数の六割以上であること、商工業その他都市的企業に従事する者の数が全人口の六割以上であること、また、都道府県の条例で定める都市的施設その他の都市的要件を備えていることなどの条件を満たしていなければならない。議決機関として市議会、執行機関として市長を置く。
3 いち。いちば。
し【死】🔗⭐🔉
し【死】
1 死ぬこと。生命がなくなること。生きる機能を失うこと。また比喩的に、ものごとの死んだようなさまをもいう。「死の街(山)」
2 律令制の五刑の一つ。絞・斬の二種があった。
●死に至(いた)る病(やまい)
1 =しびょう(死病)
2 (新約聖書のヨハネ福音書から出たことば)絶望的な事柄。絶望。特に、キェルケゴールが強調したもので、同名の著書もある。
●死の商人(しょうにん)
中世ヨーロッパで、敵味方いずれを問わず武器を売り込んだ商人。また、それを製造した手工業者。現代では軍需資本家。
●死の灰(はい)
原子爆弾、水素爆弾など、原子核反応を利用した爆弾が爆発するときに放出される放射性物質。ストロンチウム九〇やセシウム一三七などの核分裂生成物と、多量に発生した中性子によって誘導放射能を与えられた塵埃との混合物でこれを浴びると放射能障害を起こす。昭和二九年ビキニ環礁でのアメリカの水爆実験のとき、日本漁船第五福竜丸がこの被害を受け、乗組員一名が死亡したところから呼ばれる。
●死の別(わか)れ
=しにわかれ(死別)
●死は或は泰山より重く或は鴻毛(こうもう)より軽し
(「司馬遷‐報任少卿書」の「人固有
一死
。或重
於太山
、或軽
於鴻毛
。用
之所
趨異也」から)死は、立派に死んだ時は重く、つまらないことで死んだ時は軽い。
●死を致(いた)す
身をそこなう。命をなくす。死ぬ。
●死を=決(けっ)す[=極(きわ)む]
死ぬ覚悟をきめる。
●死を鴻毛(こうもう)の軽(かろ)きに比す
(「鴻毛」はおおとりの羽毛で、非常に軽いもののたとえ)国家・君主などのために一身をささげ、いさぎよく死ぬことをいう。いのちは鴻毛より軽し。
●死を賜(たま)わる
主君から死ぬことを命ぜられる。切腹を許される。
●死を賭(と)す
ある目的を遂げるために、自己の生命を投げだす。命がけで事にあたる。
●死を視(み)ること帰するが如し
(「大戴礼‐曾子制言上」の「及
其不
可
避也、君子視
死如
帰」から)死を恐れない様子は、まるで家に帰る時のような気安さである。死に臨んで、ゆったりと落ち着いているさまをいう。













し【糸・絲】🔗⭐🔉
し【糸・絲】
1 いと。また、いとのように細い物。
2 一の一万分の一。毛(もう)の十分の一。
し【巵・卮】🔗⭐🔉
し【巵・卮】
さかずき。酒杯。
し【志】🔗⭐🔉
し【志】
1 事件を記した書。記録。
2 紀伝体の歴史書の中で、本紀、列伝とは別に天文、地理、礼楽、政刑などを記述した部分。
3 律令制で、兵衛府・衛門府の主典(さかん)。
4 イギリスの貨幣単位シリングを表す当て字。
し【私】🔗⭐🔉
し【私】
1 (「公」に対して)自分自身や自分の家に関すること。わたくし。
2 自分自身や自分の家に関する利益だけを考えること。
3 表だってあきらかにしないこと。秘密。
4 女性が、その姉妹の夫を呼ぶ称。
し【使】🔗⭐🔉
し【使】
1 つかい。使者。
2 昔、天皇の命を受けて、巡行、視察、管理などにおもむいた官職。
3 「けびいし(検非違使)」「ほうへいし(奉幣使)」などの略。
4 仏語。「煩悩」の異称。
●使の=宣旨(せんじ)[=宣(せん)]
1 平安時代以降、検非違使を任命するために出された宣旨。検非違使宣旨(けびいしのせんじ)。しせんじ。
2 平安時代以降、祈雨奉幣使などの勅使を任命するために出された宣旨。
●使の庁(ちょう)
=けびいしちょう(検非違使庁)
し【刺】🔗⭐🔉
し【刺】
名刺。なふだ。
●刺を通(つう)ず
名刺を出して面会を求める。名刺を渡す。また、名前をなのって案内を請う。
し【姉】🔗⭐🔉
し【姉】
=あね(姉)
〔接尾〕同輩以上の婦人に対し、その氏名に添える敬称。


し【枝】🔗⭐🔉
し【枝】
1 えだ(枝)。または、えだ分かれ。
2
(たるき)の心から心までの距離(
幅と間隔との和)を一枝という。近世の建築は一枝を単位として柱間、軒の出などをその整数倍とし、何枝と数える。
3 銭一〇〇文をいう。
〔接尾〕細長いものを数えるのに用いる。*延喜式‐一七「幕柱二枝。桁一枚」




し【師】🔗⭐🔉
し【師】
1 先生。師匠。
2 仏語。道を説いて弟子を導く僧。出家の際にたちあう得戒師、戒定慧の三学を教える依止師など。
3 中国、周代の軍制で、二五〇〇人が一隊の称。転じて、軍隊。また、戦争。
4 易の六十四卦の一つ。師の卦。
。上卦は坤(こん=地)、下卦は坎(かん=水)。地下師とも。坤は従順の徳を、坎は艱難を表し、艱難に際して民が従順に従うさまを示すとされ、君主、戦争、将軍などを象徴。
〔接尾〕
1 (サ変動詞「する」の連用形「し」の名詞化したもので、「師」は当て字とも)技術、技芸などを表す語に付けて、その専門家であることを表す。「画師」「経師(きょうじ)」「講談師」など。
2 僧侶、神父などの姓氏につけて尊敬の意を表す。
●師の=坊(ぼう)[=御坊(ごぼう)]
1 師匠である僧。師僧。
2 (近世、寺子屋の師匠には、僧侶が多かったところから)俗体の寺子屋の師匠。




し【
】🔗⭐🔉
し【
】
数の単位。一億の一億倍。一説に一億の一万倍。

し【梓】🔗⭐🔉
し【梓】
1 「とうきささげ(唐木
豆)」の漢名。ヨグソミネバリに当てるのは誤用。
2 (古く中国で、梓(あずさ)の材を用いたところから)板木(はんぎ)。また、書籍の出版。*日葡辞書「Xini(シニ) チリバムル」
●梓に上(のぼ)す
書画を板木に彫刻し、印刷して発行する。書籍を出版する。上梓(じょうし)する。

し【視】🔗⭐🔉
し【視】
気をつけてよく見ること。
〔語素〕…とみなす、…と取り扱うの意。ふつう、漢語名詞に付く。「楽観視」「敵視」など。


し【衆】🔗⭐🔉
し【衆】
(「しゅう(衆)」の変化)何人かの人。多くの人。人たち。*洒・玉の
一「呉服店のしはなぜみんな色がしろいねへ」
〔接尾〕人を類型としてとらえた語に添えて、やや丁寧な気持を含ませていう。人たち。方々。「子ども衆」「男衆」「おなご衆」など。



し【觜】🔗⭐🔉
し【觜】
星の名。二十八宿の一つ。オリオン座の三星からなる。とろきぼし。
し【詞】🔗⭐🔉
し【詞】
1 ことば。文章。詩歌。
2 中国、古典文学の一ジャンル。唐代に流行した新しい歌謡の歌詞が、やがて文学形式として定着したもの。一句の字数が不定で、俗語を多用する。宋代に栄え、宋を代表する文学とされる。填詞(てんし)、詩余などとも呼ばれる。
3 日本語の単語を文法上の性質から二つに大分類した一つ。自立語をいう。助詞、助動詞を辞(じ)というのに対する。→辞。
し【歯】🔗⭐🔉
し【歯】
1 歯(は)。
2 =しおん(歯音)
3 年齢。よわい。とし。
●歯を没(ぼっ)す
(「論後‐憲問」の「人也、奪
伯氏駢邑三百
、飯
疏食
、没
歯無
怨言
」による)命を終わる。寿命が尽きる。死ぬ。







し【嗣】🔗⭐🔉
し【嗣】
あとをつぐこと。また、その人。あとつぎ。よつぎ。
し【詩】🔗⭐🔉
し【詩】
1 中国の韻文の一体。一句が四言・五言・七言からなるのが普通で、平仄(ひょうそく)・韻脚などの発音上の約束がある。また、これをまねて日本人が作る韻文。漢詩。
2 文学の一部門。自然や人事などから発する感興・思想などを一種のリズムをもつ言語形式で表現したもの。押韻・韻律・字数などによる律格のあるものと、そうでない自由なものとがある。叙事詩、抒情詩、劇詩などに分けられる。
3 人の心を清め高めるような美しいもの。詩趣のあるもの。
=しきょう(詩経)
●詩に別才(べっさい)あり
詩の才能は、学問、教養の深浅によるものではない。
●詩を作るより田を作れ
文学などという非生産的なことに熱中するより、実生活の利益になるようなことをすべきであるというたとえ。
●詩を祭(まつ)る
(唐の詩人賈島(かとう)が大晦日に、香を焚き、酒肴を供えてその年に作った詩をまつったというところから(「唐才子伝‐巻五・賈島」))詩人が平生の詩作の労を慰める。


し【資】🔗⭐🔉
し【資】
1 生活や経営の資金、資本。もとで。財貨。財産。「米塩の資」
2 物事を行うときの材料。資料。「研究の資」
3 生まれつき。素質。資性。天性。「英明の資」
し【誌】🔗⭐🔉
し【誌】
1 書き記したもの。記録。文書。
2 定期刊行の雑誌。
し【駟】🔗⭐🔉
し【駟】
馬車につけた四頭の馬。また、その馬車。
●駟の隙(げき)を過ぐるが如し
四頭だての馬車が、戸の隙間のむこうを一瞬に走り過ぎるようだ。月日の経過の早いことにたとえる。
●駟も=舌(した)に及ばず[=及ばず]
一度口から出したことばは、四頭だての馬車で追いかけても追いつかない。ことばは慎むべきであることをいう。
し【諡】🔗⭐🔉
し【諡】
=おくりな(諡)
し【贄】🔗⭐🔉
し【贄】
1 にえ。神や朝廷に奉るささげもの。特に鳥、魚など。
2 会見や訪問の時、たずさえていく礼物。また、入門に当たって師に贈る礼物。束脩(そくしゅう)。
し【其・汝・己】🔗⭐🔉
し【其・汝・己】
〔代名〕(格助詞「が」を伴って「しが」の形で用いる)
1 (其)他称。相手側の事物。また、すでに話題にした事物をさし示す(中称)。それ。*万葉‐四一九一「鵜川立ち取らさむ鮎(あゆ)の之(シ)が鰭(はた)は」
2 (汝)対称。*古事記‐下・歌謡「鮪(しび)突く海人斯(シ)が離(あ)ればうら恋(こほ)しけむ」
3 (己)(反射指示)自身をさす。*万葉‐四〇九四「之(シ)が願ふ心足らひに撫で給ひ治め給へば」
し🔗⭐🔉
し
〔接尾〕
(形容詞ク活型活用)名詞や種々の語構成要素に付いて、ク活用形容詞をつくる。そのような性質を有している意を示す。「赤し」「執念(しゅうね)し」など。
(形容詞シク活型活用)→しい〔接尾〕


し【石】🔗⭐🔉
し【石】
〔語素〕いし。他の語の下に付いて熟語をつくるときに用いる。*古事記‐中・歌謡「伊勢の海の意斐志(おひシ)に」
し【風】🔗⭐🔉
し【風】
〔語素〕「かぜ(風)」の古語。他の語と複合して用いた。「嵐(あらし)」「旋風(つむじ)」「風巻(しまき)」「級長戸(しなと)」など。
シ🔗⭐🔉
シ
(イタリア・フランスsi)音楽で、長音階の第七音、短音階の第二音の階名。ラとドの間。フランス、イタリア音名の第7音。
日国に「し」で完全一致するの検索結果 1-45。