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し
(1)五十音図サ行第二段の仮名。硬口蓋摩擦音の無声子音と前舌の狭母音とから成る音節。
(2)平仮名「し」は「之」の草体。片仮名「シ」は「之」の草体の変形。
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し
植物ギシギシの古名。[和名抄]
し【士】🔗⭐🔉
し [1] 【士】
(1)男子。特に,学問・道徳を修めた男子についていう。「同好の―」「好学の―」「高潔の―」
(2)さむらい。武士。
(3)古代中国で,大夫と庶民との間に位した身分。
し【子】🔗⭐🔉
し [1] 【子】
■一■ (名)
(1)こ。こども。
(2)五等爵の第四。子爵。
(3)独自の思想・理論をもって一家をなした人。有徳の人。特に,孔子。「―のたまわく」
(4)漢籍の分類法である四部(経・史・子・集)の一。経書以外の諸子百家の書,農学・芸術・宗教に関する書物など。
■二■ (代)
二人称。自分と同程度の相手をさす。古めかしい言い方。君。「―の考えやいかん」
■三■ (接尾)
(1)動作性の名詞に付いて,そのことをもっぱら行う男子の意を表す。「読書―」「編集―」
(2)古く,貴族の女子の名に添えて用いる。「光明―」「式―内親王」
(3)名前の下に付けて親しみの意を表す。「やや点兵衛―,どうなすつた/滑稽本・浮世風呂 4」
(4)自分の名の下に付けて,卑下する意を表す。「芭蕉―/芭蕉書簡」
(5)助数詞。碁石,特に置き碁のとき置く石を数えるのに用いる。「三―置く」
し【氏】🔗⭐🔉
し [1] 【氏】
■一■ (名)
「うじ(氏)」に同じ。
■二■ (代)
三人称。男子に対して,敬意をこめて用いる。彼。「―は斯界の先達であります」
■三■ (接尾)
(1)人の姓名に付けて尊敬の意を表す。主として男子に用いる。「山田太郎―」
(2)氏族の名に付けて,その氏族の出身であることを表す。「藤原―」
(3)助数詞。尊敬の意をこめて人数を表すのに用いる。「人(ニン)」の尊敬語。「御出席の三―」
し【仕】🔗⭐🔉
し [1] 【仕】
つかえること。つとめ。
し【司】🔗⭐🔉
し [1] 【司】
律令制で,省に属し,職・寮に次ぐ役所。
し【史】🔗⭐🔉
し [1] 【史】
(1)歴史。
(2)歴史を記す人。記録をつかさどる役人。史官。
(3)律令制で神祇官・太政官の主典(サカン)。大史と少史とがあり,記録をつかさどった。
(4)漢籍の分類法である四部(経・史・子・集)の一。歴史・地理・政治に関する書物など。
し【四・肆】🔗⭐🔉
し [1] 【四・肆】
数の名。三より一つ多い数。よ。よつ。よっつ。よん。
〔「肆」は大字として用いられる〕
し【市】🔗⭐🔉
し [1] 【市】
地方公共団体の一。人口五万以上を有し,中心市街地にある戸数が全体の六割以上を占め,その他都市に必要な諸施設・諸要件を備えていることなどの条件を満たしているもの。
し【死】🔗⭐🔉
し [1] 【死】
(1)死ぬこと。生物の生命活動が終止すること。宗教的には彼岸に赴くことをいい,魂の更生ないしは転生を意味する。
⇔生
「父の―」「―に臨む」「―に瀕(ヒン)す」
(2)死罪。
し【糸】🔗⭐🔉
し [1] 【糸】
(1)いと。
(2)数の単位。一万分の一。
(3)歩合の単位。割の一万分の一。
し【志】🔗⭐🔉
し [1] 【志】
(1)紀伝体の史書で,天文・地理・礼楽などを記述した部分。
(2)律令制で,衛府の主典(サカン)。
し【私】🔗⭐🔉
し [1] 【私】
自分個人に関すること。わたくし。「公と―と」
し【使】🔗⭐🔉
し [1] 【使】
(1)つかい。使者。
(2)「検非違使(ケビイシ)」の略。
(3)〔仏〕 煩悩(ボンノウ)の異名。煩悩が人間を迷いの世界に流転させることからいう。
し【刺】🔗⭐🔉
し [1] 【刺】
名刺。
し【食】🔗⭐🔉
し [1] 【食】
たべもの。「一箪(イツタン)の―一瓢(イツピヨウ)の飲(イン)」
し【師】🔗⭐🔉
し 【師】
■一■ [1] (名)
(1)学問や芸能などを教える人。先生。師匠。「―と仰ぐ」「―の恩」
(2)僧侶・神父など宗教上の指導者。
(3)中国,周代の軍制で,二五〇〇人を一師という。転じて,軍隊,戦争。
■二■ (接尾)
(1)技術・技芸などを表す語に付けて,その道の専門家であることを表す。「医―」「講談―」
(2)僧侶・神父などの姓氏に付けて,尊敬の意を表す。
し【
】🔗⭐🔉
し [1] 【
】
数の名。垓(ガイ)の一万倍。
(ジヨ)。


し【梓】🔗⭐🔉
し [1] 【梓】
〔古く梓(アズサ)の木を用いたことから〕
版木(ハンギ)。「是を―にちりばめ/浮世草子・二十不孝(序)」
し【視】🔗⭐🔉
し 【視】
名詞の下に付けて,…と考える,…とみなす意を表す。「重大―」「問題―」「困難―する」「白眼―する」
し【觜】🔗⭐🔉
し [1] 【觜】
二十八宿の一。西方の星宿。觜宿。とろきぼし。
し【詞】🔗⭐🔉
し [1] 【詞】
(1)ことば。文章。詩歌。
(2)中国の歌曲の一体「填詞(テンシ)」のこと。
(3)国文法で,単語を文法上の性質から二大別したものの一。(ア)橋本進吉の説では自立語をいう。(イ)時枝誠記の説では,概念過程を経て表現された語,すなわち,事柄を表現する語をいう。
⇔辞
し【歯】🔗⭐🔉
し [1] 【歯】
(1)は。
(2)年齢。よわい。
し【詩】🔗⭐🔉
し [0] 【詩】
(1)文学の形式の一。一定の韻律などを有し,美的感動を凝縮して表現したもの。内容的にはギリシャ以来抒情詩・叙事詩・劇詩に大別され,近代にはいって定型を廃した自由詩・散文詩が盛んとなった。
(2)人の心に訴え,心を清める作用をもつもの。また,詩的趣があるさま。「彼の生き方には―がある」
(3)(和歌・俳句に対して)漢詩のこと。
し【資】🔗⭐🔉
し [1] 【資】
(1)もとで。財貨や財産。「―を投ずる」
(2)生まれつき,資質。
し【駟】🔗⭐🔉
し [1] 【駟】
四頭立ての馬車。また,その四頭の馬。
シ
(イタリア) si
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シ [1]
(イタリア) si
(1)洋楽の階名の一。長音階の第七度,短音階の第二度の音。
(2)ロ( B )音のイタリア音名。


し【其・汝】🔗⭐🔉
し [1] 【其・汝】 (代)
(1)中称の指示代名詞。物や人をさす。それ。「枯(カラ)野(=船ノ名)を塩に焼き―が余り琴に作り掻き弾くや/古事記(下)」
(2)二人称。おまえ。相手を軽んじあるいは親しんでいう語。「さきくさの中にを寝むと愛(ウツク)しく―が語らへば/万葉 904」
(3)反照代名詞。自身をさす。「老人(オイヒト)も女童も―が願ふ心足らひに撫でたまひ/万葉 4094」
〔すべて格助詞「が」を伴った形で用いられている〕
し🔗⭐🔉
し [1] (感)
(1)人を制して沈黙させるときなどに発する語。しい。しっ。「―,静かに!」
(2)牛馬を進ませたり,邪魔なものを追い払ったりするときに発する語。しい。しっ。「―,あっちへ行け」
(3)(狂言で)呼びかけの言葉。「是に言葉をかけう,―,―,申し/狂言・餅酒」
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し
■一■ (接助)
活用語の終止形に付いて,前後の句を接続する。強調の気持ちをこめて,並列・順接・逆接などの関係で下に続ける働きを示す。
(1)事実や条件を並べて示し,強調する。「しゃべっている人もいない―,横を向く人もいない」「むし暑い―,風はない―,まったく参った」
(2)一つまたは二つ以上の事実や条件を示し,それがあとの事柄(結果・判断)の原因・理由となっていることを表す。「お金はある―,時間はある―,映画でも見よう」「家も近くです―,また参ります」
(3)文末にあって,事実・条件を言いさし,それから導かれる結果・判断を言外にひびかせて表す(終助詞的な用法)。「ああ面白かった。席もすいていた―ね」
(4)相反する条件・事柄を並べたてる。「遊びには行きたい―,暇はない―,面白くない」
(5)(打ち消し推量の助動詞「まい」に付いて)逆接条件を表す。…ものを。…のに。「子供でもあるまい―,飴玉をくれるとはね」
〔この助詞は,中世から見られる形容詞の終止形による接続用法から,その語尾が遊離・独立して成立した。近世以降多く用いられるようになった〕
■二■ (副助)
〔指示語「し」の転という〕
文中にあって種々の語に付き,上の語の意味を指示・強調する。「宇治のみやこの仮廬(カリイオ)―思ほゆ/万葉 7」「うらうらに照れる春日にひばり上がり心悲しもひとり―思へば/万葉 4292」「ほのぼのと明石の浦の朝霧に島がくれゆく舟を―ぞ思ふ/古今(羇旅)」「ありと―ある人は皆浮雲の思ひをなせり/方丈記」
■三■ (間投助)
(1)詠嘆の意を表す。間投助詞「や」「よ」の下に重ね用いられることが多い。「はしきよ―我家(ワギエ)の方ゆ雲居立ち来(ク)も/日本書紀(景行)」
(2)(感動詞や他の間投助詞とともに用いられて)語調を調え,囃子詞(ハヤシコトバ)を構成する。「今はよ今はよああ―やを今だにも吾子よ今だにも吾子よ/日本書紀(神武)」
し【姉】🔗⭐🔉
し 【姉】 (接尾)
同輩以上の女性の氏名に付けて,尊敬の意を表す。
し【枝】🔗⭐🔉
し 【枝】 (接尾)
助数詞。細長い物を数えるのに用いる。「長刀一―」
し【死】(和英)🔗⭐🔉
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