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せせかわし・い(せせかはしい)🔗🔉

せせかわし・い(せせかはしい) 〔形口〕せせかはし〔形シク〕=せせかましい*杜詩続翠抄‐五「刻薄せせかわしうて」

せせ・く🔗🔉

せせ・く 〔他カ四〕(「せせぐ」とも)=せせくる*胡琴教録‐上「かかる御遊びなどにせせぐやうにひく」

せせ‐くしゃ🔗🔉

せせ‐くしゃ 〔形動〕しわくちゃ。揉みくしゃ。*雑俳・住吉躍「せせくしゃに・小町ものちはみだれ髪」

せせくり‐あ・う【せせくり合う】(‥あふ)🔗🔉

せせくり‐あ・う【せせくり合う】(‥あふ) 〔自ハ四〕 1 男女が互いに戯れる。いちゃいちゃする。ちちくり合う。*浮・新色五巻書‐四「三人せせくりあい、続狂言見る内懐に手を入れ」 2 互いに押しあいへしあいする。また、互いに競う。せり合う。*浄・十二段‐三「我も我もと引のけつきのけせせくりあひ」

せせ‐く・る🔗🔉

せせ‐く・る 〔他ラ五(四)〕(「せせる」から派生) 1 身をすりつけるようにする。せまる。*浮・本朝諸士百家記‐八「はやう噺(はなし)て給はれと、一つ所へせせくりより」 2 なぐさみものにする。また、男女が戯れる。いちゃつく。せせる。*浄・仮名手本忠臣蔵‐三「勘平めとせせくって居る所を」 3 手でいじりまわす。もてあそぶ。せせる。

ぜぜ‐く・る🔗🔉

ぜぜ‐く・る 〔自ラ四〕舌がまわらなくて聞きとりにくい話し方をする。どもる。ぜぜる。*蒙求抄‐一「舌のさきにかけて、ぜぜくって、どもる事を云ぞ」

せせこま🔗🔉

せせこま 〔形シク〕→せせこましい

せせこまし・い🔗🔉

せせこまし・い 〔形口〕せせこまし〔形シク〕 1 物がまわりに多くあったりして狭くて余地がない。せまくるしい。きゅうくつだ。「せせこましい家」 2 性質がこせこせしている。気が小さい。*浄・娥歌かるた‐一「経政さまもこましゃくれて、<略>せせこましうてこちはいや」 せせこまし‐げ(形動)/せせこまし‐さ(名)

せ‐せつ【世説】🔗🔉

せ‐せつ【世説】 世上の風説。世間のうわさ。 「せせつしんご(世説新語)」の略。

日国 ページ 11831