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てんにん【天仁】🔗⭐🔉
てんにん【天仁】
平安時代、鳥羽天皇の代の年号。嘉承三年(一一〇八)八月三日改元。天仁三年(一一一〇)七月一三日天永となる。摂政は藤原忠実。出典は「文選」の「統天仁風遐揚」。
てん‐にん【転任】🔗⭐🔉
てん‐にん【転任】
1 律令制で、同一官庁の内部で昇進すること。→遷任。
2 他の任務または任地に転じること。
てんにん‐いしだい【天人石鯛】(‥いしだひ)🔗⭐🔉
てんにん‐いしだい【天人石鯛】(‥いしだひ)
「エンゼルフィッシュ」の和名。
てんにん‐か【天人花】(‥クヮ)🔗⭐🔉
てんにん‐か【天人花】(‥クヮ)
フトモモ科の常緑小低木。東南アジアの熱帯・亜熱帯に野生し、日本では主として温室で観賞用に栽培される。幹は高さ一〜二メートルくらい。若枝、葉の裏は白綿毛に覆われている。葉は長楕円形、革質で対生し、長さ約五センチメートルで縁は全縁。夏、葉腋に径二センチメートルほどの淡紅紫色で、ウメの花に似た五弁花をつける。果実は楕円形で暗紫色に熟しジャムやパイなどをつくる。漢名、桃金嬢・桃金娘・金糸桃。
てんにん‐からくさ【天人唐草】🔗⭐🔉
てんにん‐からくさ【天人唐草】
1 植物「いぬのふぐり(犬陰嚢)」の異名。
2 唐草模様の一つ。イヌノフグリやテンニンソウの形を図案化したもの、あるいは松竹梅を唐草にくずしたもの。てんじんからくさ。
てんにん‐ぎく【天人菊】🔗⭐🔉
てんにん‐ぎく【天人菊】
キク科の一年草。北アメリカ原産で、観賞用に栽培。高さ約五〇センチメートル。全体に短毛を密布する。葉は互生し長さ一〇センチメートルのへら形で、縁は全縁が浅く切れ込む。夏、枝先に径四〜五センチメートルの頭花を単生する。頭花はすべて筒状花からなるが、周縁部の筒状花は長さ約二センチメートルになり、先が黄色を帯びて浅く三裂し基部は紅紫色。果実は長い鱗片状の冠毛がある。品種が多い。
てんにん‐そう【天人草】(‥サウ)🔗⭐🔉
てんにん‐そう【天人草】(‥サウ)
シソ科の多年草。各地の山地のやや湿った森林下に群生し、地下でふえる。茎の断面は四角形で高さ一メートルぐらい。葉は対生し長さ約二〇センチメートル、幅約五センチメートルの長楕円形、両端が鋭くとがり、縁には鋸歯がある。晩夏から中秋にかけて茎の頂に長さ約一〇センチメートルの花穂を伸ばす。花は密につき、淡黄色。
日国 ページ 14431。