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にん‐ぎょう【人形】(‥ギャウ)🔗⭐🔉
にん‐ぎょう【人形】(‥ギャウ)
1 木、紙、土などで人の形に作ったもの。装飾品にし、また、これを用いて演劇なども行う。古くは信仰の対象だったが、中世以後は観賞・愛玩用として発達。でく。でくのぼう。土偶。木偶。偶人。ひとがた。
2 人の形を絵にかいたもの。ひとがた。
3 体を動かさない者、または自分の意志で行動できない者をたとえていう語。
4 「にんぎょうじたて(人形仕立)1」の略。
にんぎょう‐おくり【人形送】(ニンギャウ‥)🔗⭐🔉
にんぎょう‐おくり【人形送】(ニンギャウ‥)
虫送り、疫病神送り、流行病(はやりやまい)送りなど、わら人形などを形代(かたしろ)として、村境や山や川に送り出す行事の総称。
にんぎょう‐くい【人形食】(ニンギャウくひ)🔗⭐🔉
にんぎょう‐くい【人形食】(ニンギャウくひ)
容貌の美しさにだけ目をつけて、相手をえり好みすること。また、その人。きりょうごのみ。めんくい。
にんぎょう‐げき【人形劇】(ニンギャウ‥)🔗⭐🔉
にんぎょう‐げき【人形劇】(ニンギャウ‥)
俳優の代わりに人形遣いが人形をあやつって演じる劇。手遣(てづか)いと、糸操(いとあやつ)りとがある。前者は文楽・ギニョール、後者はマリオネットなど。人形芝居。
にんぎょう‐じたて【人形仕立】(ニンギャウ‥)🔗⭐🔉
にんぎょう‐じたて【人形仕立】(ニンギャウ‥)
(人形に着せる着物の仕立て方に似せたところから)
1 腋(わき)の下を縫い合わせない仕立て方。人形。人形袖。
2 比翼仕立。
にんぎょう‐しばい【人形芝居】(ニンギャウしばゐ)🔗⭐🔉
にんぎょう‐しばい【人形芝居】(ニンギャウしばゐ)
=にんぎょうげき(人形劇)
にんぎょう‐じょうるり【人形浄瑠璃】(ニンギャウジャウルリ)🔗⭐🔉
にんぎょう‐じょうるり【人形浄瑠璃】(ニンギャウジャウルリ)
日本の古典芸能の一つで、三味線と浄瑠璃に合わせて、俳優の代わりに、人形遣いが人形をあやつって演じさせる劇。慶長の頃発生し、古浄瑠璃の時代、近松と竹本義太夫の提携時代、竹本・豊竹の二座対立時代を経て、文楽座に継承された。
にんぎょう‐そで【人形袖】(ニンギャウ‥)🔗⭐🔉
にんぎょう‐そで【人形袖】(ニンギャウ‥)
=にんぎょうじたて(人形仕立)1
にんぎょう‐つかい【人形遣】(ニンギャウつかひ)🔗⭐🔉
にんぎょう‐つかい【人形遣】(ニンギャウつかひ)
1 人形浄瑠璃の操り人形をあやつること。また、その人。
2 人形をあやつる旅芸人。くぐつまわし。傀儡師。
日国 ページ 15732。