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ほたる‐い【蛍藺】(‥ゐ)🔗🔉

ほたる‐い【蛍藺】(‥ゐ) カヤツリグサ科の一年草。各地の水田などの湿地に叢生して株となる。高さ二〇〜六〇センチメートル。葉は鱗片状に退化し、茎の下部を包む。夏から秋にかけ、茎上部に花穂を側生し、小穂は長さ八〜一五ミリメートルの広卵形で緑褐色を帯びる。

ほたる‐いか【蛍烏賊】🔗🔉

ほたる‐いか【蛍烏賊】 ホタルイカ科のイカ。胴長約六センチメートル。体表に数百の発光器があり、初夏の産卵期には沿岸に多数浮いて、海岸が明るくなるくらいに光る。日本近海に分布するが、富山県魚津市付近の群遊海面は特別天然記念物。《季・春》

ほたる‐いし【蛍石】🔗🔉

ほたる‐いし【蛍石】 弗化カルシウムを主成分とする鉱物。白・淡緑・紫・無色などで、もろい。ガラス光沢を有し、透明または半透明。加熱すれば蛍光を発する。結晶は等軸晶系で正六面体、正八面体など。光学レンズ・弗化水素の製造などに用いる。

ほたる‐が【蛍蛾】🔗🔉

ほたる‐が【蛍蛾】 マダラガ科のガ。はねの開張は五センチメートルぐらい。全体に黒色で、頭が赤く、前ばねには斜めの太い白帯がある。成虫は六〜七月と九月の二回現れ、昼間活動する。各地に分布する。

日国 ページ 18268