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ほたる‐かご【蛍籠】🔗🔉

ほたる‐かご【蛍籠】 蛍を入れるためのかご。《季・夏》

ほたる‐かずら【蛍葛】(‥かづら)🔗🔉

ほたる‐かずら【蛍葛】(‥かづら) ムラサキ科の多年草。各地の山地の日当たりのよい路傍などに生える。高さ一五〜二〇センチメートル。全体に剛毛を密生する。葉は卵状長楕円形で長さ二〜六センチメートル。四〜五月頃、茎頂に先が五裂した径一・五センチメートルぐらいのるり色の筒状花が咲く。果実は卵球形で小さく、白く熟す。ほたるそう。るりそう。《季・夏》

ほたる‐がっせん【蛍合戦】🔗🔉

ほたる‐がっせん【蛍合戦】 交尾のために多くの蛍が空中を乱れ飛ぶことをいう。《季・夏》

ほたる‐がり【蛍狩】🔗🔉

ほたる‐がり【蛍狩】 夏の夜、水辺などに光る蛍を捕らえて遊ぶこと。《季・夏》

ほたる‐ぐさ【蛍草】🔗🔉

ほたる‐ぐさ【蛍草】 「つゆくさ(露草)」の異名。

ほたる‐さいこ【蛍柴胡】🔗🔉

ほたる‐さいこ【蛍柴胡】 セリ科の多年草。日当たりのよい各地の山野に生える。高さ〇・五〜一メートル。太い根茎がある。茎葉は長さ五〜一五センチメートルの広披針形で柔らかく、裏面は白い。基部は耳状になり茎を抱く。夏から秋にかけ、黄色い小さな五弁花が傘形に密集して咲く。果実は長楕円形で長さ約五ミリメートル。根を解熱・利尿薬に使う。ほたるそう。《季・夏》

ほたる‐じゃこ【蛍雑魚】🔗🔉

ほたる‐じゃこ【蛍雑魚】 スズキ科の海魚。体は側扁し、全長一二センチメートルに達する。体は淡紅色で、腹は銀白色。肛門付近に発光腺があり、中に発光バクテリアが共生するので腹部が青白く見える。本州中部以南のやや深海にすむ。

ほたる‐そう【蛍草】(‥サウ)🔗🔉

ほたる‐そう【蛍草】(‥サウ) 1 「ほたるさいこ(蛍柴胡)」の異名。 2 「ひとりしずか(一人静)」の異名。 3 「ほたるかずら(蛍葛)」の異名。

ほたる‐で【蛍手】🔗🔉

ほたる‐で【蛍手】 中国、明代に創始された、磁器の透明模様。また、その磁器。磁器の素地を透彫(すかしぼり)にしたうえ、その空間に透明な釉(うわぐすり)を充填して焼成。光をとおして文様が浮き上がる。

日国 ページ 18269