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ほたるのひかり【蛍の光】🔗🔉

ほたるのひかり【蛍の光】 歌曲。原曲はスコットランド民謡。ロバート=バーンズが一七九四年に発表した「オールド‐ラング‐サイン」の歌詞のものが英米で送別歌として普及。日本では明治一四年「蛍」の題で文部省唱歌に選定され、のち「蛍の光」となる。

ほたる‐び【蛍火】🔗🔉

ほたる‐び【蛍火】 1 暗やみの中で蛍の発する光。けいか。《季・夏》 2 小さく消え残った炭火。多くタバコ盆の火にいう。ほたる。

ほたる‐ぶくろ【蛍袋】🔗🔉

ほたる‐ぶくろ【蛍袋】 キキョウ科の多年草。各地の山地の林のふちや道にそって生える。高さ三〇〜八〇センチメートル。全体に粗毛を散生する。根生葉は長柄をもち卵形で縁に鋸歯がある。茎葉は長卵形で無柄。夏、梢上の葉腋から先の浅く五裂した長さ約五センチメートルの鐘形花が数個垂れ下がって咲く。花は白色で紫点がある。萼は五全裂し裂片の間に付属体がある。漢名に山小菜を当てる。つりがねそう。とうろうばな。ちょうちんばな。《季・夏》

ほたる‐ぶね【蛍船】🔗🔉

ほたる‐ぶね【蛍船】 夏の夜、蛍見や蛍狩に行く人を乗せる船。《季・夏》

ほ‐たれ【穂垂】🔗🔉

ほ‐たれ【穂垂】 柳、檜(ひのき)などの木の枝を、細かく削りかけて作った細工物。けずりかけ。

ほたれ‐くび【穂垂首】🔗🔉

ほたれ‐くび【穂垂首】 (「ほだれくび」とも)うちとった首の、うまく斬れず穂垂のように切り口から肉などの垂れ下がった醜いもの。首実検には提出しなかった。

ほたれ‐ぼし【穂垂星】🔗🔉

ほたれ‐ぼし【穂垂星】 流れ星の一種。豊年の瑞祥とされた。

ほ‐だわら(‥だはら)🔗🔉

ほ‐だわら(‥だはら) =ほんだわら

ぼ‐たん【牡丹】🔗🔉

ぼ‐たん【牡丹】 1 キンポウゲ科の落葉抵木。中国原産で古く渡来し、観賞用に庭に植えられる。高さ〇・六〜一・八メートル。葉は二回羽状複葉で有柄。各小葉は卵形か披針形で二〜三裂する。春、梢上に径二〇センチメートルぐらいの大形の重弁花を一個つける。花は紅・紅紫・黒紫・桃・白色などで変化が多い。根皮は頭痛、関節炎、リューマチ、婦人病などの薬として煎服(せんぷく)される。漢名、牡丹。はつかぐさ。ふかみぐさ。なとりぐさ。やまたちばな。ぼうたん。ぼうたんぐさ。《季・夏》 2 襲(かさね)の色目の名。表は白、裏は紅梅。また、女房の衣の場合は表は薄蘇芳、裏白。四月に用いる。ぼうたん。 3 紋所の名。1の花を種々にあしらったもの。裏牡丹、津軽牡丹、近衛牡丹、杏葉牡丹など種々ある。 4 (「獅子に牡丹」の「獅子」を「猪(いのしし)」にとりなしていう)猪肉の異称。「牡丹鍋」 5 花札で六月を表す札。 ●牡丹に唐獅子(からじし) =しし(獅子)に牡丹

日国 ページ 18270