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ころ【転】🔗🔉

ころ【転】 1 重い物を動かすときに下に敷く、堅く丸い棒。回転させて物の移動を容易にする。ごろた。機械の軸受け、コンベヤなどの転動体をもいう。 2 細くて短い薪材。割木や材木屑などをもいう。 3 骰子(さいころ)。 4 芸妓。 5 「いとくりぐるま(糸繰車)」の俗称。 6 尺八の奏法の一種。他の穴を開き、一穴と二穴を交互に指で打ちながら奏すること。 〔語素〕(ころころしたものをいうところから)丸いもの、小さいものを形容していう。「いぬころ」「ちんころ」「あんころ」など。

ころ【頃・比】🔗🔉

ころ【頃・比】 1 ある時をおおよそに限定してさす語。その時のあたり。時分。ころおい。*万葉‐二二六二「秋萩を散らす長雨の降る比(ころ)は」 2 特に現在を強調していう。動詞に接して、「今は…する」の意で詠嘆的に用いる。*万葉‐五一八「通ひし君が見えぬ許呂(コロ)かも」 3 時節。季節。おり。*枕‐二「頃は、正月」 4 かなり長い一定の期間。多く、「年頃」「日頃」などと熟して用いられる。*古今‐六九七「ころもへずしてあふよしも哉」 5 適当な時。ころあい。しおどき。「もう煮えたころだ」 6 適切な大きさ。適当な程度。*源氏‐東屋「まだ、ころの御徳なきやうなれど」

こ‐ろ【子等】🔗🔉

こ‐ろ【子等】 (「ろ」は接尾語)「こら(子等)」の上代東国方言。*万葉‐三五二二「昨夜(きそ)こそば児呂(コロ)とさ寝しか」

ころ🔗🔉

ころ =ころせん(―銭)

こ‐ろ【胡盧】🔗🔉

こ‐ろ【胡盧】 人の笑う声。また、人に笑われること。

こ‐ろ【孤露】🔗🔉

こ‐ろ【孤露】 頼りのない身の上。みなしご。

こ‐ろ【葫盧・胡盧】🔗🔉

こ‐ろ【葫盧・胡盧】 植物「ゆうがお(夕顔)」、または「ひょうたん(瓢箪)」の異名。

ころ【自】🔗🔉

ころ【自】 〔語素〕自身、自分自身、みずから、の意を表わす。→ころだつ・ころと・ころに・ころふす

日国 ページ 8249