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し・みる【染みる・沁みる・浸みる・滲みる】🔗🔉

し・みる【染みる・沁みる・浸みる・滲みる】 〔自マ上一〕し・む〔自マ上二〕 1 液体が物にぬれ通る。しみこむ。また、よごれがついてなかなかとれない状態になる。しむ。*蜻蛉‐下「さごろもの涙にしむる時はなかりき」 2 深く心に感じる。しみじみと心にはいりこむ。しむ。「身にしみる話」*古道大意‐上「涙もこぼれるほど、心に深く染るもので厶(ござる)」 3 刺激がからだにこたえる。また、液体や塩分の刺激で痛みを覚える。しむ。「薬が傷口にしみる」*源氏‐薄雲「人知れず我が身にしむる秋の夕風」 4 なじみになる。ほれこむ。しむ。*評判・吉原すずめ‐上「惣じて、しみるぞふかくなるぞといふも、つゐにはうけらるべきとおもふ男にならでは」 5 物事が佳境に入る。興が増す。しむ。*黄・高漫斉行脚日記‐中「雲の上のおんもてあそび、染みるにしたがひおもしろく」 6 影響を受けてその傾向に染まる。「悪習にしみる」 [補注]古くはマ行四段の「しむ」が使われたがのちマ行上二段活用が現れ、以後並用された。

じ・みる【染みる】🔗🔉

じ・みる【染みる】 〔接尾〕(上一段型活用)体言に付いて、そういうもの、様子、状態らしく感じられる意を表す。じむ。「世帯じみる」「田舎じみる」

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