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けい‐こう【傾向】(‥カウ)🔗🔉

けい‐こう【傾向】(‥カウ) 1 (―する)ある方向にむかうこと。一方に片寄ること。 2 思想上、ある特定の考え方に片寄ること。 3 心理学で、一定の刺激に対して一定の反応によって応ずる有機体の素質をいう。また、学習によって習得した態度。

けいこう‐えいが【傾向映画】(ケイカウエイグヮ)🔗🔉

けいこう‐えいが【傾向映画】(ケイカウエイグヮ) 昭和初期に作られた日本映画の一連の作品。当時の社会不安を背景に、階級意識を強調したもの。鈴木重吉の「何が彼女をさうさせたか」、田坂具隆の「この母を見よ」など。

けいこう‐しょうせつ【傾向小説】(ケイカウセウセツ)🔗🔉

けいこう‐しょうせつ【傾向小説】(ケイカウセウセツ) 作者が自分の主義や思想を、作中の人物の言動や事件の展開などによって表現した小説。また、その時代の一般的な思想や風潮などを題材としてつくった小説。明治期の政治小説をさすことが多い。「佳人之奇遇」「経国美談」「雪中梅」など。

けいこう‐せい【傾向性】(ケイカウ‥)🔗🔉

けいこう‐せい【傾向性】(ケイカウ‥) (ドイツNeigungの訳語)倫理学で、一般には特定の感情や欲望を引き起こさせる性向をいう。カントでは、習慣的感性的欲望をさし、これに基づく行為は、道徳法則に合致していても道徳性はないとした。

けいこう‐ぶんがく【傾向文学】(ケイカウ‥)🔗🔉

けいこう‐ぶんがく【傾向文学】(ケイカウ‥) 特定の目的、思想、主義を宣伝しようとする態度の強い文学。主として社会主義文学にいう。

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