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広辞苑の検索結果 (4)
けい‐こう【傾向】‥カウ🔗⭐🔉
けい‐こう【傾向】‥カウ
①性質・状態などが一定の方向にかたむくこと。また、その具合。かたむき。「物価は上がる―にある」
②〔心〕(tendency)一定の刺激に対して一定の反応を示す素質。
⇒けいこう‐えいが【傾向映画】
⇒けいこう‐せい【傾向性】
⇒けいこう‐ぶんがく【傾向文学】
けいこう‐えいが【傾向映画】‥カウ‥グワ🔗⭐🔉
けいこう‐えいが【傾向映画】‥カウ‥グワ
特定の思想を主題とする映画。特に1930年代に流行した、階級闘争や女性解放を扱ったものをさす。「何が彼女をさうさせたか」「都会交響曲」など。
⇒けい‐こう【傾向】
けいこう‐せい【傾向性】‥カウ‥🔗⭐🔉
けいこう‐せい【傾向性】‥カウ‥
(Neigung ドイツ)
①広義には性向の意味。
②カントの倫理学では、理性に対して、習性となった感覚的欲望。それに基づく行為には、道徳法則と外面上合致しても道徳的価値はないとされる。
③(disposition)一定の条件のもとでのみ発現する、事物のもつ潜在的性質。傾性。潜性。
⇒けい‐こう【傾向】
けいこう‐ぶんがく【傾向文学】‥カウ‥🔗⭐🔉
けいこう‐ぶんがく【傾向文学】‥カウ‥
特定の思想、特に社会主義の思想を顕著に示した文学。
⇒けい‐こう【傾向】
大辞林の検索結果 (5)
けい-こう【傾向】🔗⭐🔉
けい-こう ―カウ [0] 【傾向】 (名)スル
(1)物事の状態・性質などが全体としてある方向に向かうこと。かたより。「物価は上昇の―にある」「底は西より東に―し/日本風景論(重昂)」「列国の大勢斯国に―し/経国美談(竜渓)」
(2)特定の思想にかたよること。特に,左翼的な思想を抱くこと。「―小説」
(3)〔倫〕
〔(ドイツ) Neigung〕
好みや性向など,感覚的欲求で特定の習性をもつもの。カントの倫理学では,これによる行為はそれ自身悪ではないが,たとえ道徳法則と外的に一致しても,道徳性はもたないとして理性に対立される。傾向性。
(4)〔心〕 生活体がある一定の刺激に対して,一定の類型的反応で応じる素質。
けいこう-えいが【傾向映画】🔗⭐🔉
けいこう-えいが ―カウ―グワ [5] 【傾向映画】
〔ドイツ語 Tendenzfilmの訳〕
1920年代後半の世界大不況期を中心に,商業映画の中で社会の矛盾を訴える内容のプロレタリア映画。日本での代表作は鈴木重吉「何が彼女をさうさせたか」など。
けいこう-てき【傾向的】🔗⭐🔉
けいこう-てき ―カウ― [0] 【傾向的】 (形動)
特定の傾向をもっているさま。特に,左翼的な傾向にいう。「―な文学」
けいこう-ぶんがく【傾向文学】🔗⭐🔉
けいこう-ぶんがく ―カウ― [5] 【傾向文学】
特定の主義・主張を宣伝する手段として書かれた文学。主に,社会主義文学をいう。
けいこう【傾向】(和英)🔗⭐🔉
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