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かい‐し【懐紙】(クヮイ‥)🔗🔉

かい‐し【懐紙】(クヮイ‥) 1 たたんで懐中に携帯する紙。詩歌の草稿や、その他書きつけ、あるいは包み紙、拭い紙などとして使用した。ふところがみ。たとうがみ。 2 詩歌、連歌、俳諧を正式に記録、詠進する時に用いる料紙。檀紙、奉書紙、杉原紙など。寸法、折り方、書き方などにおのおの規定がある。

かいし‐しき【懐紙式】(クヮイシ‥)🔗🔉

かいし‐しき【懐紙式】(クヮイシ‥) 連歌や俳諧の作品を懐紙にしたためる書式。百韻の場合は四枚の懐紙に初折表八句、裏一四句、二折表一四句、裏一四句、三折表一四句、裏一四句、名残折表一四句、裏八句と分載、歌仙の場合は二枚の懐紙に初折表六句、裏一二句、名残折表一二句、裏六句と分載、一句二行書き、巻頭に張行の日付けや賦物(ふしもの)を記し、巻尾に句上(くあげ)を記載するなど種々のきまりがある。

かいし‐だて【懐紙立】🔗🔉

かいし‐だて【懐紙立】 1 懐紙を用いて和歌、連歌などを作ろうとすること。 2 連歌の構成などに口出しをすること。

ふところ‐がみ【懐紙】🔗🔉

ふところ‐がみ【懐紙】 たたんで懐に入れておく紙。塵紙にしたり、歌やメモなどを書いたりする。たとうがみ。かいし。*宇津保‐蔵開中「御ふところがみにかくかきて」

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