あらい【新居】（あらゐ） 静岡県南西部、浜名湖西岸の地名。東海道五十三次の宿場町として発展。新居関がおかれた所。荒井。新井。

あらい‐の‐せき【新居関】（あらゐ‥） 江戸時代、遠江国新居宿(静岡県新居町)に置かれていた、箱根関とならぶ東海道の重要な関所。今切関(いまぎれのせき)。

あらい‐ぶね【新居船・荒井船】（あらゐ‥） 東海道の新居(静岡県浜名郡新居町)と舞阪(浜名郡舞阪町)との間の浜名湖を往復する渡し舟。海上一里、波が荒く、危険な渡しとして知られていた。

しん‐きょ【新居】 新築したり、新たに移転したりしてはいった住居。新宅。また、結婚して新しく住む住居。「新居を構える」

にいはま【新居浜】（にゐはま） 愛媛県東部の地名。燧灘(ひうちなだ)に面する。別子銅山の銅の積出港として栄え、昭和初期以来、工業都市化が進み、重化学工業都市として東予新産業都市の中核となる。昭和一二年市制。