けんじしん‐し【検地震使】（ケンヂシン‥） 平安時代、臨時に震災地に派遣して被害状況を検分させた官使。その下に判官、主典の各一人が所属した。

けん‐ち【検地】 田畑その他を一筆(いっぴつ)ごとに間竿を用いて測量し、反別、石盛、石高、年貢納入責任者等を定めることをいう。戦国大名によってはじめられ、豊臣秀吉によって全国的に実施、徳川氏に継承された。竿入。縄打。地検。

けんち‐き【検地器】 送電中の電線路とアースとの絶縁の良否を検査する電気装置。

けんち‐ざお【検地竿】（‥ざを） ＝けんざお(間竿)1

けんち‐ちょう【検地帳】（‥チャウ） 検地の結果を記録した土地台帳。江戸時代、宗門人別帳と並んで、もっとも基本的な民簿。水帳。