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おと・る【劣る・減る】🔗🔉

おと・る【劣る・減る】 〔自ラ五(四)〕 数量、利益などが減少する。損をする。費える。⇔まさる。*石山寺本大般涅槃経平安初期点‐九「其の瘡遂に増して、降(オトリ)損ること有ること無し」 他とくらべて価値、数量などが及ばない。⇔まさる。 1 価値、力量などがさがる。ひけをとる。負ける。*仏足石歌「拙劣(をぢな)きやわれに於止礼(オトレ)る人を多み」 2 身分、位などが低い。*枕‐一四六「おとりたる人の、ゐずまひもかしこまりたるけしきにて」 3 年月がおくれる。年が下である。*百法顕幽抄平安中期点「前のは壬申なり。第二のは癸酉なり。一年教(オトレ)り」

へ・る【減る・耗る】🔗🔉

へ・る【減る・耗る】 〔自ラ五(四)〕 1 量・数・程度などが減少する。大きさが小さくなる。乏しくなる。*源平盛衰記‐二一「丸子河の洪水いまだへらざれば」 2 (打消の語を伴って用いる)ひるむ。気おくれする。「口のへらない奴だ」*半井本保元‐中「心を取直し、へらぬ由にもて成て申けるは」 3 (「腹がへる」の形で)空腹になる。ひもじくなる。*滑・浮世風呂‐三「腹もへらうぢゃアねへか」

め・る【減る・下る】🔗🔉

め・る【減る・下る】 〔自ラ四〕 1 へる。少なくなる。また、下がる。*日葡辞書「チガ metta(メッタ)」 2 衰える。弱る。めいる。*名語記‐六「人のいりめなるをめりたりといふ、如何」 3 邦楽で、基本の音より低い調子にする。⇔かる(上)。*八帖花伝書‐三「望憶は機を緩く持故に、調子のめるを癖とす」

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