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すずかけ‐の‐き【篠懸の木・鈴懸の木】🔗⭐🔉
すずかけ‐の‐き【篠懸の木・鈴懸の木】
1 スズカケノキ科の落葉高木。アジア西部原産で、日本には明治末期に渡来し街路樹として栽植される。高さ三〇メートルに達する。樹皮は大きく斑紋状にはげ落ちる。葉は柄をもち、長さ幅とも一〇〜二〇センチメートルで掌状に三〜七中裂、裂片は幅より長さの方が長く、先はとがり、縁に不規則なあらい鋸歯がある。花は淡黄緑色、単性で雌雄同株、多数集まって球形の花序となり、四〜五月に咲く。痩果の集まった緑色で球形の果序は径約二・五センチメートルで、長い柄があり、下垂する。
2 アメリカスズカケノキや、これとスズカケノキとの雑種で街路樹に最も普通なカエデバスズカケノキなどを含めたスズカケノキ属の総称。
すずかけのき‐か【篠懸の木科・鈴懸の木科】(‥クヮ)🔗⭐🔉
すずかけのき‐か【篠懸の木科・鈴懸の木科】(‥クヮ)
双子葉植物の一科。世界に一属約一〇種あり、北半球の温帯に分布する落葉高木。日本には自生の現存種がないが、小アジア原産のスズカケノキに近縁な化石種が第三紀の地層から出現。また、北米にはアメリカスズカケノキが現存する。普通、街路樹として見かけるのは両種のいずれか、または両者間の雑種という。
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