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く・む【む】🔗🔉

く・む【む】 他五 液体を器にすくい取る。また、ポンプを押したり蛇口をひねったりして水を器に移し入れる。 「桶おけで/に泉水を━」 「石清水を手で/に━・んで飲む」 「新年の若水を━」 「井戸水を━」 「薬罐やかんに水を━」 茶・酒などを器につぐ。特に、酒をついで飲む。 「客にお茶を━」 「旅先で一人酒を酌む酒の場合(特に、酌をして飲む場合)は「酌む」と書く。 人の気持ちや立場を察して思いやる。くみ取る。 「相手の気持ち[意]を━・んで協力を申し出る」 「苦しい心中をお━・み下さい」 「斟酌しんしゃく」「酌量」などをふまえて「酌む」と書くこともあるが、「む」が一般的。 よく理解して、物事の精髄や興趣などを取り入れる。 「宗教の神髄を━」 「この絵には━・めども尽きぬ味わいがある」 《「…の流れを━」の形で》…の系列・系統を引く。 「源氏の流れを━」 「ロマン派の流れを━作曲家」 くめる 関連語 大分類‖水に関わる行為‖みずにかかわるこうい 中分類‖‖くむ

明鏡国語辞典 ページ 1792 での単語。