す・く【▽空く】


自五


空間を満たしていた人や物がへって、すき間ができる。
「日曜日の早朝は道が━・いている」
「電車が━・いている」
「映画館はがらがらに━・いていた」
⇔
込む

《「腹が━」「おなかが━」の形で》空腹になる。腹をすかす。
「腹が━・いた」

《「胸の━…」の形で》心のつかえがなくなってすっきりする。心が晴れる。すかっとする。
「雪辱を果たして胸の━思いがする」

《「手が━」の形で》するべき仕事がなくなる。暇ができる。手が空
あく。
「手が━・いたら手伝うよ」
◆「透く」と同語源。
関連語
大分類‖体の状態‖からだのじょうたい
中分類‖
飢え‖うえ