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たまら‐な・い【堪らない】🔗🔉

たまら‐な・い【堪らない】 連語 このままでは耐えられない意で、その状況に強い不満を表す。たまらぬ。〔文脈に応じて、がまんできない、かなわない、許しがたい、やりきれない、迷惑だ、処置なしだなどの意が出る〕 「このまま朽ち果てるのは私には━」 「こんなに暑くては━」 「これが詩では━」 「水洗いしたのでは服が━」 「…ては[のでは・だから]━」など、原因の表現となじみやすい。 強調した言い方に「たまったものではない」がある。 この上なくよい。堪こたえられない。 「大吟醸にからすみときては━」 「この緊張感が━」 「あの笑顔が━魅力だ」 《「━・く」の形で、副詞的に》程度が甚だしいさま。この上なく。とても。 「今夜の彼女は━・く美しい」 「こんな自堕落な生活が━・くいやだ」 《「て[で]━」の形で》感情や感覚が頂点まで達して、自分の力では抑えることができない意を表す。がまんできないほど…だ。…てならない。…てしようがない。…て仕方ない。…てたまらぬ。 「腹が立って━」 「心が痛んで━」 「不思議で━」 の丁寧形は「たまりません」。→「ない」のコラム 関連語 大分類‖悲しい感情‖かなしいかんじょう 中分類‖辛い‖つらい

明鏡国語辞典 ページ 3803 での堪らない単語。