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てき【的】🔗🔉

てき【的】 接尾《多く抽象的な意味を表す漢語に付いて》 …に関する、…の傾向がある、…の状態の、などの意の形容動詞語幹を作る。 「科学━・機械━・劇━・人工━・比較━」 派生形の連体用法には、「具体的解決法」「具体的な解決法」の二種があるが、前者がやや文章語的。古い言い方では「具体的の解決法」もある。 近年、「〜の上では」「〜としては」などの意で、和語に付いて「気持ち的[仕事的・味あじ的]には」、代名詞に付いて「わたし的[僕的]には」、また形容動詞語幹に付いて「マニアック的・有効的」などと使われるが、標準的でない。 人を表す語に付いて、さげすみや親しみを表す。 「取━とりてき」 「泥━(=泥棒)」 (造) 目標。まと。 「射━・標━」 まとを射る。あてる。あたる。 「━中・━確」

明鏡国語辞典 ページ 4170 での単語。