
《形容詞連用形+「(お)…ていらっしゃる」の形で》
尊敬
Aが…ているという状態について、Aを高める。
「先生はまだまだお若くて━・います」
◇形容詞を尊敬語化するのに使う。

《(お[ご])+状態性名詞+「でいらっしゃる」や、(お[ご])+形容動詞連用形+「いらっしゃる」の形で》
尊敬
Aが…だ(…である)という状態について、Aを高める。
「佐藤さんは明日出発のご予定で━・います」
「どちら様で━・いますか」
「おきれいで━」
→
お・
ご(御)
◆「入
いらせらる」の転。

は、略して「らっしゃる」とも。「何を思ってらっしゃるの?」「じっとしてらっしゃい」


ともに、「いらっしゃった[て]」に代えて、「いらっしった[て]」「いらっした[て]」「いらしった[て]」「いらした[て]」の形でも使う。さらに「…らしった[て]」「…らした[て]」の形でも使う。「こちらにいらしてください」「まだ起きて(い)らして?」

終止・連体用法で「いらす」を使うのは誤り。「
×
明日いらす予定です」

「居らっしゃる」と書くのは誤り。

「いる」の意では「おられる」も使うが、やや古風で硬い言い方となる。また、「行く」の意では「行かれる」も使うが、敬意が低くなる感じがある。

の

は「ございます」で言いかえられるが、これは丁重かつ丁寧な言い方ではあるが尊敬語ではない。 →
敬語解説
関連語
大分類‖移動‖いどう
中分類‖
到着‖とうちゃく
大分類‖会う‖あう
中分類‖
訪れる‖おとずれる
いらっ‐と


副


〔俗〕瞬間的に頭に来るさま。
「足を踏まれて━きた」
「失礼な発言に━する」