はず・れる【外れる】_ハヅレル 自下一 掛けてあったもの、はまりこんでいたもの、取りつけてあったものなどが抜けて離れる。 「ホックが━」 「障子が━」 「留め金が━」 「犬の首輪が━」 「関節が━」 「箍_たがが━（＝自制できなくなる）」 「あごが━ほどに笑う（＝大笑いをする）」 標的・目標に当たらないでそれる。 「矢が的を━」 「鉄砲（の弾）が標的を／から━」 予想や期待と違う結果となる。 「天気予報［目算・思わく］が━」 集団・組織などから離れた状態になる。ぬける。 「メンバーを／から━」 「一軍を／から━・れて二軍で調整する」 一定の範囲から外に出る。それる。ずれる。 「飛行機が予定のコースを━」 「市街地から━・れた住宅団地」 くじ引きや選定で、当たりの枠から外に出る。 「宝くじが━」 「抽籤_{ちゅうせん}に━」 「監督推薦の枠に／から━」 一定の基準に合わなくなる。ずれる。 「彼の歌は音程が━・れている」 「議題を━・れた発言」 「ピントの━・れた質問」 「人並み━・れた怪力の持ち主」 道理・人道などに反する。もとる。そむく。 「人の道に━・れた行為」 「礼儀に━・れた振る舞い」 ◆⇔当たる はづ・る（下二） 外れ 関連語 大分類‖落ちる‖おちる 中分類‖欠落‖けつらく